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もしかして五月病?!【五月病対策】

投稿日:2017/05/15更新日:2021/12/29

ゴールデンウィークが終わり早1週間。しっかり休養をとって充電したので今はやる気満々という人もいれば、生活のリズムが戻らず疲れがとれないと感じている人もいるのではないでしょうか。後者のような状況の方は、「五月病」かもしれません。以下のチェック項目にいくつ当てはまるか、確認してみてください。2つ以上当てはまり、特にゴールデンウィーク前と比べて強く感じる場合は、「五月病」の可能性大です。

【五月病かなと思った時のチェック項目】
・朝、なかなか起きられない
・出勤への準備に時間がかかる
・仕事中に集中できない
・人と話すのが億劫だ
・頭痛や食欲減退など、身体に不調な部分がある

 

上記のチェック項目でピンとくる方もいるかもしれませんが、「五月病」というのは、その多くが「うつ」のことであり、医師の診察を受ければ「うつ病」「適応障害」という診断名がつけられます。では、なぜ、あえて「五月病」という言葉が定着しているかというと、そこには日本ならではの暦の問題があります。

日本国内の多くの学校、企業においては4月から新年度を迎え、新しい環境に身を置く人が多くなります。中にはその新しい環境に適応できず、ストレスを抱えながら日々を過ごす人もいるでしょう。そんな彼らの心の中にあるのは「とりあえずひと月頑張れば、ゴールデンウィーク」。

人間は期限付きであれば(それもひと月という短期間であれば)多少無理なことでも頑張れるので、4月はなんとか乗りきれます。ところが、ゴールデンウィークが終わると、当然ながらまた元の生活に戻らなくてはならず、その後の連休はすぐにはありません。無期限に頑張らねばならないというプレッシャーに襲われ、この時期、多くの人が「うつ」、もしくはそれに近い状況に陥ります。これが「五月病」という言葉が定着した所以です。

とにかくひと月と思って張りつめていたゴムは、ゴールデンウィークという連休によって伸びきってしまい、そのあとに再度伸ばすことができなくなってしまうのです。

この「五月病」ですが、ゴールデンウィーク中、もしくは前後の過ごし方によって避けることができます。次回はその対策についてお伝えします。

https://globis.jp/article/5459

  • 松岡 綾子

    グロービス経営大学院 教員

    病院やクリニックの精神科にてカウンセリング、心理検査を担当。また、中学、高校でのスクールカウンセラーや企業専属の電話カウンセリング等、幅広い心理状況においてのカウンセリング活動を行う。現在は、グロービス経営大学院のハラスメント相談室相談員、総合心理教育研究所の客員学術研究員として、多くのビジネス・パーソンのメンタルヘルスに関わる活動に従事している。これらの心理カウンセラーの活動とともに、グロービス経営大学院、およびグロービス・マネジメント・スクールの東京校にて、学生からの相談(主に進学相談)担当チームに所属し、その統括を務める。

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