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学びは、社会を映す鏡――10周年のGLOBIS 学び放題「有益度ランキング」で辿る変化

投稿日:2026/03/09

気付けば、社会の景色は10年前とはまったく違う様相になっています。その変化を映し出すように、ビジネスの常識も大きく変化してきました。AIはじめテクノロジーの進化、リーダーシップのあり方、キャリア観……かつての常識が通用しなくなっていく激動の10年間、私たちはどのような変化の中で、どのようなことに悩み、学んできたのでしょうか。

2016年に法人向けサービスがリリースされた「GLOBIS 学び放題」は、今年で10周年を迎えます。そこで今回は個人向けサービスリリース以降の2017年からの有益度※ランキング傾向の変遷に着目。ユーザーが「役立った」と実感したコース群が映し出す、ビジネスパーソンが直面してきた苦悩と、時代を突破するために必要としたスキルを紐解きます。あなたが歩んできた道と、これから進むべき方向が、このランキングから見えてくるはずです。

※有益度:ユーザーがコース視聴後に「実務やキャリアに有益だった」と実感した度合いを5段階で評価したもの

2017~2019年:あたらしい時代の働き方とDXに向き合う

この時期の注目テーマと役立った学びのコースの例

テーマ

コース例(平均有益度)

キーワード

あたらしい働き方

パラレルキャリア 〜組織に依存しない働き方〜(5.0点)

#働き方改革 #副業解禁 #生産性up

DXがあたりまえに

テクノベート・ストラテジー(4.5点)

#DX #データドリブン

新しい時代「令和」

変革のリーダーシップ(4.7点)

#組織変革 #新規事業

2017年から2019年の3年間は、日本企業にとって「働き方改革」とそれに伴う自律的なキャリア形成への関心の高まり、そして「DX」が同時進行で立ち上がった時期でした。社会全体で「このままでは立ち行かない」「働き方もビジネスモデルも変えなければならない」という空気がじわじわと強まっていった時期でした。

こうした働き方改革とDXという大きな政策・社会トレンドのうねりのなかで、ビジネスパーソンたちは「自分はどう働きたいのか」「テクノロジーとどう共存し、価値を生み出すのか」「そして、組織や事業をどう変えていくのか」 という問いに、段階的に向き合ってきました。トピック毎に詳しく見てみましょう。

Topic1:働き方の見直しと普遍的スキルの再評価

この3年間は、2016年からスタートした「働き方改革実現会議」や関連法制の議論が進み、政府主導で残業時間の上限規制導入や副業解禁が一気に進んだ時期と言えます。この流れを受け、ビジネスパーソンが直面したのが「多様な選択肢の中から自らキャリアをどう作っていくか」という問いです。

そんな背景を鑑みると、有益度ランキング上位に「パラレルキャリア ~組織に依存しない働き方~」や「エンパワメント ~組織とメンバーが自律的に行動する力~」がランクインすることもうなずけます。

また、「クリティカル・シンキング3(仮説思考の鍛え方)」や「モヤモヤを打破してアイデアを形に ~コーポレートベンチャーを事例に~」など、より根本的な問題を考える力を身に付けるためのコースもランクイン。キャリアの可能性が広がったぶん、どんな選択肢を選んでも役立つ普遍的なスキルへの注目度が高まっていることがうかがえます。

また、キャリアや価値観に多様性を増すメンバーを組織としてどう受け止め、マネジメントしていくのかに役立つ「X理論・Y理論 ~リーダーのマネジメントスタイルを考える~」も上位に。組織を動かすリーダーの方々にとって参考になったコースなのではないでしょうか。

Topic2:第4次産業革命でテクノロジーが身近に

この時期、AIやIoT、DXといった「第4次産業革命(インダストリー4.0)」にまつわる言葉がビジネスの現場レベルでも一気に浸透していきます。2018年に発表された経産省のDXレポートにて、日本企業のデジタル課題の問題解決や経営改革がなければ、2025年以降に膨大な経済損失が生じるとする「2025年の崖」が示されたことも、この動きの後押しになりました。システム刷新やビジネスモデル変革の必要性が、公的にも強く訴えられたのです。

このタイミングで、グロ放題の有益度ランキング上位に入るのが「ビジネスパーソンの新しい必須知識「テクノベート」基礎」や「テクノベート・ストラテジー ~DXに向けて~」です。テクノロジー×イノベーション=テクノベートの知識・思考法を身に付ける、あるいはそれを前提とした戦略を立てるのが、新しい時代の当たり前になっていく。そんな予感をもとに、変化に適応しようとしたビジネスパーソンの方々の学びの姿勢が伺えます。

Topic3:令和の始まりと変革への意識

2019年5月1日、令和への改元が行われました。この前後は先述の働き方改革やDX推進の流れが浸透し、社会全体が「次の時代への構造変化」に向かい始めたタイミングです。「変わらなければならない」から一歩進み、「具体的にどう変えるか」「誰が変革をリードするのか」というフェーズに入ったと言えるでしょう。

その流れを映し出すように、学び放題の有益度ランキングでは「変革のリーダーシップ」「コッターの変革プロセス ~企業変革に必要なプロセスの理解~」など、組織変革に役立つコース、あるいは「ベンチャー・マネジメント」「はじめてのビジネスプランニング」など、新規事業を創造するための実務スキルを学べるコースが存在感を増しています。

2020~2022年:コロナ禍を経て、自律的な学びに注目

この時期の注目テーマと役立った学びのコースの例

テーマ

コース例(平均有益度)

キーワード

マインドセット

アフターデジタル時代のビジネスと組織・リーダーに必要なこと(4.3点)

#コミュニケーション #マインドセット

スキルセット

アカウンティング基礎(4.3点)

#ビジネス基礎力 #数値分析

自律人材への一歩

成果を生む「自律人材」になろう(4.3点)

#自律 #独学

2020年、新型コロナウイルスの衝撃によって、これまでの「当たり前」が崩れ、先の見えない不安が社会を覆ったこの3年間。この期間の有益度ランキングからは、ビジネスパーソンの方々がその不安を個人の「自律」と「学びの投資」へと転換させていった様子が伺えます。トピック毎に見てみましょう。

Topic1:変化の中で生き抜くための足腰を鍛え直す

新型コロナウイルスの蔓延により、当たり前だった出社や対面コミュニケーションの制限など、強制的なゲームチェンジが起こります。多くのビジネスパーソンが強い危機感に直面したのではないでしょうか。

この時期、有益度ランキングで浮上したのは「怒りにおぼれないコミュニケーション術」や「変動の時代を生き抜く為のビジネスパーソン5原則」「アフターデジタル時代のビジネスと組織・リーダーに必要なこと」といった、変化を受け入れるためのマインドセットを扱うコースです。

同時に、目の前の売上の不透明さや資金繰り不安、サプライチェーンの混乱などに直面する中、「アカウンティング基礎」や「オペレーション戦略」といった経営の基本に立ち返る動きも顕著になります。混乱の中で不安を払拭するために、事業を数字や構造から正しく理解するための足腰を鍛え直す。そんな姿勢が見て取れます。

Topic2:管理から「自律」へ

リモートでのコミュニケーションが一時的な対応から長期的な前提になるなかで、組織と個人の関係性も変化していきました。物理的に目が届きにくく、ある種「管理されない不安」も生じた環境下で、指示を待つのではなく自ら目標を立てて動く「自律型人材」への進化が求められていきます。ランキング上位には「成果を生む「自律人材」になろう!」や、メンバーの自走を促すための「1on1 ~部下の生産性やモチベーション向上に活用~」などが入りました。

また、技術革新やビジネスモデルの変化が加速し、リスキリングというキーワードが一般にも浸透したのもこの時期です。自分の市場価値を維持・向上させるため、新たに学ぶ、あるいは今の仕事を学び直す。こうした継続的な投資の必要性の高まりに、学び方そのものを学ぼうとする「「紙1枚!」にまとめる独学のススメ〜学びっぱなしにしない「投資型」の学びへ〜」といったコンテンツも台頭していきました。

2023~2025年:AIが普及、不安を超え自ら創る力がカギに

この時期の注目テーマと役立った学びのコースの例

テーマ

コース例(平均有益度)

キーワード

自ら創る実装力

業務効率を改善!GASってなに?(5.0点)

#生成AI #自動化 #ノーコード

不安を確かな知識で乗り越える

基本情報技術者試験 学習講座 ⑧A試験 アルゴリズムとプログラミング(5.0点)

#資格対策 #ITリテラシー

この3年間に起きた最も大きな衝撃は、AIの一般普及と言ってよいでしょう。ビジネスパーソンはDXを通じ「デジタルを享受する側」から「デジタルで自ら価値も創り出す側」へと転換しつつあるのが、この時期の有益度ランキングからは伺えます。トピック毎に見ていきましょう。

Topic1:非エンジニアも自ら手を動かし創る時代

この時期、GLOBIS学び放題の有益度ランキングには、「業務効率を改善!GASってなに?」や「Canvaで作ってみたくなる!ビジネスパーソンのためのデザイン入門」など、非エンジニア・非デザイナーでも自らの手で業務の自動化やデザインにチャレンジできるスキルを学べるコースが浮上してきました。また、TypeScriptやJavaScript、Vue.jsといった開発スキルに関するコースも存在感を増しています。

生成AIにより初心者でもコードを必要とするツールに手を出しやすくなったこと、そしてノーコードツールの成熟により、「自分でサービスやプロダクトを創れる」ことのハードルが下がりつつあります。つまり一部の専門部署だけでなく、全社員が自ら効率化し、空いた時間で高度な実務判断を下すという、実装と実務対応を両輪で回す力がビジネスパーソンにとっての新たな武器となりつつあるのです。

Topic2:AIの登場による不安を、確かな知識で乗り越える

生成AIの登場は、便利さへの期待と同時に「自分の仕事はどうなるのか」という根源的な不安をビジネスパーソンに投げかけています。

その不安への処方箋として、この時期有益度ランキングの上位に浮上してきたのが「基本情報技術者試験 学習講座 ⑧A試験 アルゴリズムとプログラミング」「まずはここから!日商簿記3級 ~第1章 財務諸表②~」などの資格取得や、ITの基礎知識に関するコースです 。なぜ今、あえて伝統的な資格が求められているのでしょうか。そこには2つの心理が見て取れます。

ひとつめは、目に見える武器による心理的安全性です。変化が速すぎる時代だからこそ、証明された「資格」を手にすることで、自身の市場価値に対する確固たる拠り所が必要だと考える方は多いのではないでしょうか。

そしてもうひとつが、AIを「正しく使いこなす」ための物差しを手に入れたい、という心理です。AIが出力する回答を鵜呑みにせず、その妥当性を正しく判断しフィードバックするためには、各領域の“全体感”を構造的に理解している必要があります。資格試験の出題範囲は、各領域を体系的に網羅したものであることがほとんどですから、資格勉強はすなわち各領域の“全体感”を掴むことに通じます。そのため、アウトプットを精査できる物差しを持ちながら、AIを自らの意思決定を加速させる真の相棒として使いこなそうとしている方が多そうです。

変化とともに学び続けることで、キャリアはもっと強くなる

働き方改革やDX、パンデミック、生成AIの普及――。ここまでのデータからは、そんな次々と押し寄せる社会の変化に対し、ビジネスパーソンの皆さんが“自分自身をどうアップデートするか”に真摯に向き合ってきた姿が読み取れます。そしてGLOBIS 学び放題はこの10年、その姿に寄り添い、皆さんが各場面で「本当に必要とする学び」をお届けしてこれたことを何よりも嬉しく思っています。

2026年、私たちは更に見通しの効かない時代に立っています。環境が変われば、必要なスキルも、キャリアの描き方も変わる。
ですが変化は恐れるものではなく、学びによって味方にできるものです。学んだ分だけ選択肢は増え、未来を自分らしく切り拓く力になります。

変化の中、それでも学びを頼りに進み続けるビジネスパーソンの皆さんに、これからもGLOBIS 学び放題は新たな一歩を後押しし続けていきます。

  • 小栗 理紗子

    GLOBIS学び放題×知見録 編集部

    大学卒業後、人材系企業にてオウンドメディアのコンテンツ執筆・編集に従事。スタートアップから政府系機関まで、年間200社超の人事・経営層への取材を通じ、経営課題に直結する組織や人事、採用戦略の知見を蓄積。現在はグロービスにて、オウンドメディア「GLOBIS学び放題×知見録」を担当。企画からディレクション、執筆まで携わる。

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