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子どもの7人に1人が貧困:日本の子どもたちに必要な支援と制度改革とは?

投稿日:2025/05/19更新日:2025/05/19

G1サミット2025 第5部 分科会【社会/文化】
「子どもの貧困問題を考える」大山遥×工藤啓×駒崎弘樹×李炯植×安部敏樹
(2025年2月23日開催/沖縄県万国津梁館)

日本では、今、子どもの7人に1人が貧困状態にあり、特にひとり親家庭の貧困率は48.3%と深刻だ。子供の貧困問題は、教育格差や将来の所得格差を生み、社会全体に大きな影響を及ぼす。この問題の現状と課題、貧困の連鎖を断ち切るための具体的な支援策や政策とはいかなるものか。子どもたちが夢や希望を持てる社会の実現に向け、私たちに何ができるのかを共に考える。(肩書きは登壇当時のもの)

※タイムスタンプは生成AIで作成しているため、一部誤りがある可能性があります。あらかじめご了承ください。

00:00 子どもの貧困を取り巻く現実

  • 社会的無関心と支援が「贅沢」とされる風潮。

03:44 統計データに表れる子どもへの危機

  • 虐待・不登校・自殺など、深刻化する数字。

05:08 高校無償化への感情的反発

  • 支援政策が社会的に受け入れられにくい背景。

06:15 社会的不信と被害者意識の広がり

  • 支援を受ける側が攻撃対象となる構造。

09:33 支援者の疲弊と信頼構築の困難

  • 子どもとの関係が築けない現場の葛藤。

12:00 AI相談の実証実験と利用傾向

  • 対人支援に代わるデジタル窓口の可能性。

14:34 DXが進まない福祉現場の現実

  • 紙文化と心理的抵抗という導入障壁。

30:00 保育業界におけるDXの成功例

  • 補助金を活用したデジタル移行の実践。

33:00 支援AIによる子どもとの伴走

  • ドラえもん型支援AIという構想。

34:45 ミルクや高熱費などの現物支援

  • 現金給付より信頼されやすい支援形態。

36:10 給付金の偏見とエビデンスの不足

  • 「無駄遣い」という先入観と証拠の必要性。

39:00 家計負担とライフライン保障の課題

  • 通信費や光熱費への現実的な支援策。

42:40 文化的抵抗と支援忌避の構造

  • 「相談は恥」という価値観がもたらす孤立。

48:00 支援機能の役割分担と再設計

  • 拠点支援とアウトリーチの連携。

54:00 支援の未来に向けた多角的提言

  • 制度・文化・技術の壁を越えるための視点。
  • 大山 遥

    特定非営利活動法人チャイボラ 代表理事

    2009年(株)ベネッセコーポレーションこどもちゃれんじ事業部に入社。教材を寄付しようと児童養護施設へ問い合わせをした際に職員不足の現状を知り施設職員になるため退職。施設で働く資格を取得すべく、保育士の専門学校へ入学。2018年クラスメイトと共に、施設職員の確保と定着をサポートするチャイボラを設立。2022年に厚生労働省「社会的養護魅力発信等事業」に採択され、現在は全国の児童養護施設1/3以上をサポートしている。

  • 工藤 啓

    認定特定非営利活動法人 育て上げネット 理事長

    1977年、東京都福生市生まれ。米ベルビュー・コミュニティー・カレッジ卒業。2001年に任意団体「育て上げネット」を設立し、若者の就労支援に携わる。2004年にNPO法人化し、理事長に就任。現在に至る。著書に『NPOで働く- 社会の課題を解決する仕事』(東洋経済新報社)、『大卒だって無職になる――“はたらく”につまずく若者たち』(エンターブレイン)、『無業社会 働くことができない若者たちの未来』(共著・朝日新書)など。
    金沢工業大学客員教授、東洋大学非常勤講師、日本大学非常勤講師。「一億総活躍国民会議」「休眠預金等活用審議会」「就職氷河期世代支援の推進に向けた全国プラットフォーム」委員など、内閣府、厚生労働省、文部科学省委員歴任。長男次男、双子の三男四男の父親。

  • 駒崎 弘樹

    フローレンスグループ会長 認定NPO法人フローレンス会長

    認定NPO法人フローレンス会長。2004年にNPO法人フローレンスを設立し、社会課題解決のため、病児保育、保育園、障害児保育、こども宅食、赤ちゃん縁組など数々の福祉・支援事業を立ち上げ。厚生労働省「イクメンプロジェクト」推進委員会座長、こども家庭庁「子ども・子育て支援等分科会」委員、「こども誰でも通園制度に関する検討会」委員等の公職を兼任。著書に『政策起業家「普通のあなた」が社会のルールを変える方法』等がある。

  • 李 炯植

    特定非営利活動法人Learning for All 代表理事

    1990年、兵庫県生まれ。東京大学大学院教育学研究科修了。2014年に特定非営利活動法人Learning for All を設立、同法人代表理事に就任。経済的困窮、家庭環境などをはじめ、様々な困難を抱えた子どもへの無償の学習支援や居 場所支援を行っている。全国子どもの貧困・教育支援団体協議会 副代表理事ほか、一般社団法人社会的養育地域支援ネットワーク 共同代表、新公益連盟理事を務める。2022年「内閣官房のこどもの居場所づくりに関する検討委員会」の検討委員をはじめ、その他省庁・自治体の委員やアドバイザーなども歴任。

モデレーター

  • 安部 敏樹

    株式会社Ridilover 代表取締役/一般社団法人リディラバ 代表理事

    1987年生まれ。2009年、東京大学在学中に、社会問題をツアーにして発信・共有するプラットフォーム『リディラバ』を開始。
    2012年に一般社団法人、翌年に株式会社Ridiloverを設立。
    2012-2015年度東京大学教養学部にて、1・2年生向けに社会起業の授業を持つ。特技はマグロを素手で取ること。
    2017年、米誌「Forbes(フォーブス)」が選ぶアジアを代表するU-30に選出。
    2024年、世界経済フォーラム「ヤング・グローバル・リーダーズ」に社会起業家として選出。
    著書『いつかリーダーになる君たちへ』(日経BP社)『日本につけるクスリ』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)。

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