先を読め!言いたいことはわかるやろ日本のワビサビ知りまへんがな
日本人同士ならみなまで言わずとも部下が先を読んで動いてくれたかも知れませんが、海外ではそんなわけにはいきません。「ここまで言うたら後はわかるやろ?」な〜んて感覚で部下に指示をしても、現地ではきっと何も動きませんのでご用心。
言葉ちゃう文化も違うし習慣も接点どこで作ればええねん!
現地のスタッフと違うのは言語だけではありません。文化、習慣、価値観まで全てが違うものです。「言葉の壁」を越えたからといって油断するのではなく、その国の宗教や文化までしっかりと学び、現地スタッフの価値観に則したマネジメントをしなければ、グローバルリーダーとして尊敬されることはありまへんわな。
ミーティング事前情報完璧に菜食・お祈り文化が違うで
自分の都合でミーティングの予定を決めて開催したときに起こるトラブルがあります。特に大きいのが宗教や習慣の違い。たとえば菜食主義の人に肉の入ったお弁当を配るなんてもってのほか。決められた時間にお祈りをする必要がある人もいます。そんな風習の違いも事前にしっかりチェックしておけば、信頼関係が増すことにもつながります。お互いの文化・風習は大切にしたいものですね。
流暢な英語を話すあの課長会議室ではな〜んも言わんな
TOEICで900点を獲得し、英会話には自信満々で赴任した課長さんでも、会議の場でしっかり自分の意思を伝えなければ、誰も評価はしてくれません。英語のスキルは高いにこしたことはありませんが、その前にビジネススキルもしっかり鍛えたいものですよね。
質問は3秒以内に手を挙げて発言せん人そこにおったん?
日本では会議でじっと黙っているという人をよく見かけますが、海外ではそんな人は存在を認めてくれません。質問があろうが、なかろうが、まずは手を挙げること。指名されたらそれから質問を考えましょう。すなわち、「彼は常に自分の考えをしっかり持っている」という評価こそがリーダーに求められるのです。
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