#8 インビクタス-ラグビー・チームの実話から「変革のリーダーシップ」を考える

映画を通じて組織論の様々なテーマやフレームワークを紹介する連載「シネマで学ぶ組織論」の第8回は、『インビクタス/負けざる者たち』。南アフリカのラグビー・チームの実話を元に、変革のリーダーシップについて考えます。

強豪・南アフリカの歴史を紐解く

こんにちは。林恭子です。今年はラグビーワールドカップが日本で開催された年でしたね。高まりつつあったラグビー人気に一層火がつき、多くの人が固唾をのんで中継画面に見入り、歓声をあげていたのではないでしょうか。その頂点を決める決勝に進んだのは、イングランドと南アフリカでしたね。強豪・南アフリカは過去にも2度ワールドカップで優勝しているのですが、初めての優勝を飾った1995年、そこには2人のリーダーによる、もうひとつのドラマが展開されていました。今日は、そんな南アフリカ・ラグビーチームの実話を題材に「変化を生み出すリーダーシップ」について考えてみましょう。

今日ご紹介する映画は、『インビクタス/負けざる者たち』。クリント・イーストウッドによる監督、名優モーガン・フリーマン、そしてマット・デイモンの主演による、2009年の作品です。タイトルの「インビクタス」ですが、あまり聞きなれない言葉ですよね。ラテン語で「征服されない者、屈服しない者」という意味なのだそうです。一体何に征服されない、屈服しない、という意味なのでしょうか…。

※以下、ネタバレを含みます

マンデラと南アフリカ・ラグビー・ワールドカップ

物語の始まりは、1990年2月。南アフリカの刑務所からある1人の人物が釈放されます。それは、アパルトヘイト(白人と非白人間の人種隔離政策)への抵抗活動の中心人物として国家反逆罪を問われ、27年の収監生活を終えた、ネルソン・マンデラでした。南アフリカの黒人たちは英雄の帰還に大いに沸き立ち、4年後には黒人達も参加する初の選挙が行われます。そこでマンデラは大統領へと就任し、ついにアパルトヘイトは終焉を迎えるのでした。

歓喜する黒人たちと対照的に、言葉を失い不安に駆られる人々がいました。それまで優遇されてきた白人たちです。マンデラの大統領としての初登庁日、白人の職員達の表情には緊張とあきらめが交錯します。いよいよクビが言い渡されるのだろう、と。しかしそんな彼らにマンデラはこう言います。「我々はこれから、未来を作っていくのだ。そのために力を貸してくれる人には、ぜひ残って協力してほしい。我々皆が努力すれば、きっとこの国は輝く素晴らしい国になるだろう」と。

また、大統領護衛チームの黒人リーダーが、以前自分達と敵対した白人の公安部隊がチームに加わることに不服を申し立てた際、マンデラは「赦しが魂を自由にする第一歩だ。赦しこそが、恐れを取り除く最強の武器なのだ。頼む、努力してくれ」と、彼らを受け入れ協力するよう説得します。こうして、まずは、大統領の周辺から、人種の違いを超えた新しい国、「虹の国」作りへの歩みが始まるのでした。

しかし、長きに渡る人種間の差別と対立、憎しみの歴史を乗り越え、問題山積のこの国を立て直すことなど、本当にできるのだろうか。その為には、一体何から手を付けたら良いのだろうか――。マンデラの前には、大きな難題が横たわっています。そんな折、彼が着目したのが、翌年のラグビーワールドカップ、南アフリカ大会の開催でした。

しかし、ラグビーは元々、支配者であった白人たちが好むスポーツ。スプリングボクスというナショナルチームのメンバーも、1人を除いて全員が白人です。緑と金がテーマカラーのユニフォームを着た彼らは、アパルトヘイトの象徴そのものなのでした。黒人主体となったスポーツ協会は、会議でその象徴たる「スプリングボクス」の名称とユニフォームを廃止し、自分達で新たなものを制定しようとします。ところが、そこに駆け付けたマンデラは彼らにこう語りかけます。

「もはや彼らは敵ではない。同じ南アフリカ人だ。パートナーなのだ。スプリングボクスは、彼らの宝だ。それを取り上げたら、彼らに我々を恐ろしい相手だと思わせてしまう。恐怖は何も生み出さないのだ。もう、卑屈な復讐を果たす時ではない。寛大な心で、新しい国を作るべき時なのだ!さあ、私についてくる者は誰だ?」

そんなある日、1人の白人青年が大統領にアフタヌーンティーに招かれます。彼の名はフランソワ・ピナール。南アフリカのラグビー・ナショナルチームのキャプテンです。

「君はキャプテンという大変難しい仕事をしているね。どうやって皆に全力を出させるのかな?」
「まずは自分が手本を示し、導いていきます」
「それは大事だね。しかし、彼らが思う以上の力を引き出すには?卓越した力が必要な時、自らを奮い立たせ周囲を鼓舞するには、何が必要だと思う? …そこには、インスピレーションが必要なんだよ」

インスピレーションとは、直観的に何か大切なことを感じてもらえるもの。マンデラはこう続けます。「私がロベン島の監獄で絶望的な状況になった時、ある詩と出会ってインスピレーションを得た。ただの言葉ではあるけれど、打ち負かされた私に立ち上がる力をくれたのだ」

じっと耳を傾けていたフランソワも口を開きます。「わかります。自分も重要な試合前のバスの中で、チームの皆が知っている音楽をかけることがあります。皆でその歌詞を聞くと、高揚し士気が上がるんです」

頷くマンデラ。「1992年のバルセロナ・オリンピックに招待された時、観衆が歌で歓迎してくれた。『神よ、アフリカに祝福を』という歌だ。南アフリカの未来はまだ闇の中だったが、その歌を聞くうち、南アフリカの国民としての誇りが生まれ、国に尽くそうという意欲が芽生えた。持てる以上の力を引き出されたんだよ」

マンデラは言葉を続けます。「今、我々は士気を必要としている。国を築くという重要な時にいるのだ。国民誰もが持てる以上の力を発揮せねばならない。今こそ、皆の士気を上げる必要があるのだ」

フランソワは、はっと、彼がここに招かれた意味を悟り、息をのみます。マンデラがフランソワに伝えたかったミッション、恐らくそれは、ワールドカップでの南アフリカチームの優勝。そしてそれを通じて、国民にインスピレーションを与え、国家が1つになることでした。

リーダーシップとは?

インビクタス

さて、皆さんは、「リーダーシップを発揮する」とは何をすることか、説明できますか?今日は、ハーバード・ビジネススクールのジョン・コッター教授の定義を参考にしてみましょう。コッターは、「リーダーシップ」と共によく使われる言葉、「マネジメント」との対比を用い、わかりやすく説明しています。

「リーダーシップを発揮する」とは、まず第一に、これからどこへ行こうとしているのか、何を目指そうとしているのか、方向性を定めビジョンを描き、そのための戦略を定めることから始まります。次に、人々にそれをしっかりと伝え理解させ、皆のベクトルが同じ方向を向くように働きかけます。そして最後に、皆の心に火をつけ、持ちうるエネルギーを爆発させる―つまり、感情や価値観に働きかけ、動機付け鼓舞して、目標に向けた行動へと導くことと定義されます。

一方の「マネジメントする」こととは、目標へ向かうために計画や予算を策定し、組織編制や人員配置を考え、日々の活動を統制し問題解決しながらものごとを前に進めることを指します。

リーダーシップとマネジメント、どちらも重要に思えますが、コッターはそれぞれに求められる役割が異なるのだと言います。複雑な状況にうまく対処するのは、マネジメントの役割。これに対しリーダーシップの役割とは、変化に対処することです。何が正解なのかが見えにくい荒波の中でも、目指すべき道、あるべき姿を描きだす。まさに今、アパルトヘイトに支配されていた国から、誰も知らない新しい国へと生まれ変わろうとする南アフリカにおいて、どんな国家であろうとするのかそのビジョンを定め、それを人々に伝え導いて行こうとするマンデラの行動は、リーダーシップを発揮していると言えましょう。

コッターはさらに付け加えます。定められたビジョンやゴールも、ただ伝えられただけでは、人々に理解はされても、本当に人々を動かすことには至らない。その言葉がフォロワーにしっかりと浸透するには、それを語るリーダーが信頼を得られていなければ無理であろうと。また、その伝え方にも様々な方法が求められ、無理やり人々をその方向に向かわせるのでなく、達成感や帰属意識、自尊心、理想に向かって生きる力など、人間の基本的欲求を満たすことが重要で、そのような感情が芽生えることにより、人は深く感動したり、力強く行動したりできるのだというのです。

覚悟のこもった真実の言葉で語りかけるリーダーに対し、自然に生じる信頼感。恩讐を越え、黒人も白人も様々な派閥も1つに融合し共存する「虹の国」を目指すというマンデラのビジョンに感銘を受け、静かながら心に火をつけた人物の1人にフランソワがいたことは間違いないでしょう。そして、言葉だけでなく、象徴的な何かでインスピレーションを与えるという方法により、国民に重要なことを伝えるというリーダーの意図を汲み取ったのもまた、フランソワでした。

チェンジエージェント

どんな組織においても、変革を行うことは難しいものです。人々は慣れた習慣を変えたり、新しい価値観を受け入れることに抵抗を示します。慣性の法則や既得権益へのこだわりをを打ち破るため、まずは組織トップが、変わることを求める強いメッセージを発したり、変革の方向に合った制度や組織構造を取り入れたりすることが必要ですが、それだけで人々を容易に変えることは難しいでしょう。

そんな折に組織で重要な役割を果たす人がいます。「チェンジエージェント」と呼ばれる人々です。この用語は、もともとは組織開発の分野で専門的な知識やスキルをもって変革促進を支援する人に対し使ってきた言葉ですが、今は広く、組織の変革を促進するために重要な役割を果たしてくれるリーダー達のことを指すようになりました。特に、組織トップ層と現場の人々との間に立ち、組織内部から変革へのうねりを作ってくれるミドル・リーダーの役割は非常に重要と言えるでしょう。

その頃、まだ南アフリカではラグビーは白人のスポーツとして嫌われ、スプリングボクスの試合でも他国チームを応援する黒人が少なくありませんでした。ある日、そんな彼らに大統領から、ワールドカップPRの一環として黒人地区の子供たちをラグビー指導のため訪問せよという依頼が舞い込みます。不満を爆発させるメンバー達。その時、フランソワはこういいます。「いいか、皆。俺たちは今やラグビー・チーム以上の存在だ。南アフリカは変わろうとしている。我々も変わろう」

その言葉に押され、黒人地区を回る選手達。最初は嫌々ながらの訪問でしたが、行った先での子供たちの笑顔、ゲームを覚えて徐々にラグビーファンになっていく子供たちの姿に、彼らの意識も変わり始めます。そしてその映像が報道で世の中に広がっていき、徐々に世間でのラグビーのイメージも好意的に変化していきます。

チェンジエージェントたるフランソワの働きかけの中、選手たちは徐々に前向きにワールドカップに向けた努力を重ねるようになります。そんな彼らの練習場に降り立つ、一機のヘリコプター。中から現れたのは、国務に奔走しているはずのマンデラ大統領でした。目前に迫ったワールドカップを前に、スプリングボクスへの表敬訪問に訪れたのでした。帰り際、マンデラはフランソワをそばに呼び、そっと紙を手渡します。「長い年月、私の心の支えだったものだよ。君の力になれば…」

インビクタス

それは、マンデラが自筆でしたためた一編の詩でした。そう、マンデラに挫折から立ち直るインスピレーションを与え、ロベン島での27年間を支えたというあの詩です。

題名は「インビクタス」。英国ヴィクトリア朝時代の詩人、ウィリアム・アーネスト・ヘンリーの作品でした。ヘンリーは幼い頃に病に苦しみ、後に足を切断しなければならないという苦難に見舞われながらも、その過酷な運命に立ち向かおうとする自身の想いをその詩に綴ったのでした。

インビクタス(負けざる者)

私を覆う漆黒の夜
鉄格子に潜む奈落の闇
どんな神でさえ感謝する
我が負けざる魂に

無残な状況においてでさえ
私はひるみも叫びもしなかった
運命に打ちのめされ血を流そうとも
決してこうべは垂れまい

激しい怒りと涙の彼方には
恐ろしい死だけが迫る
だが長きに渡る脅しを受けてなお
私は何一つ恐れはしない

門がいかに狭かろうと
いかなる罰に苦しめられようと
私は我が運命の支配者
我が魂の指揮官なのだ

どんな苦難にあっても、心を絶望や怒り、憎しみに支配されない者、屈服しない者、自らに打ち克つ者。それがインビクタス。

それにしても、なぜマンデラは、27年という想像を絶するような期間、監獄での過酷な生活に耐え、絶望に蝕まれず、国を変えるための活動を続けられたのでしょう。そして何より、長年自分達を苦しめ迫害し続けた白人に対し、復讐するのではなく、赦し協働していこうというスタンスになれたのでしょうか。

AQ(逆境指数)とは?

インビクタス

皆さんは、AQ(Adversity Quotient: 逆境指数)という言葉をご存じでしょうか。これは、研究者のポール・G・ストルツが、1500人もの調査から見出した、人間の逆境に対処する力を5つのレベルで示すものです。それによると、逆境に出会った時の人の反応は、AQのレベル毎に凡そ以下のようになるそうです:

最も低い:逃避する
やや低い:取りあえず生き残る
中程度: 何とか対処する
やや高い:マネージしようと取り組む
最も高い:逆境を滋養にし、成長する

マンデラの迫害の27年。恐らく絶望に打ちひしがれたこともあったでしょう。しかし、彼はそこで白人を憎むだけに埋没せず、白人を良く観察し、理解することを始めます。そして白人である英国人が作った詩を学ぶことで「インビクタス」に出会い、魂を支えるインスピレーションを見出していくのです。マンデラの逆境指数は、まぎれもなくレベル5であり、この逆境を滋養にできたからこそ、より強く、寛容になっていったのでしょう。

ストルツはもう1つ、重要なことを我々に教えてくれます。それは、AQは後天的に上げることもできる、ということです。彼はその訓練法も明らかにし著書にまとめていますが、そのうちの第一段階が、COREをしっかり意識し強化しよう、というものです。COREとは、AQを作る源泉ともなる4つの要素で、以下となります:

C:Contorol(コントロール) 
ある状況にどれだけプラスの作用を与えられるか、また、ある状況に対する自分の反応をどれだけコントロールできるか

O:Ownership(責任)
原因が何であろうと、目の前の状況を改善する責任を自分がどれだけ負うか

R:Reach(逆境の範囲)
逆境が仕事や人生にどれだけ広く影響するか(問題が大きく見えるほど、不安や苦痛は大きい)   

E:Endurance(持続時間)
逆境がどれくらいの期間続くと考えるか(AQの弱い人は、逆境が永遠に続くと思いやすい)

マンデラは看守に見張られ思い通りにならない生活の中でも、段々と、唯一思い通りにできるものに気付いたのではないでしょうか。そう、自分自身の行動です。起きたらすぐベッドを整えたり、体力が落ちないように運動すること。白人を理解するためアフリカーンス語を学び、南アフリカ大学の通信制課程でも継続的に学び、法学士号を取得すること。こうした規則正しい生活の中で、COREのC、コントロール感を維持していったのではないでしょうか。

そして学習の中で出会った、インビクタスという詩。その詩の最後のフレーズは、こうでしたね。「私は我が運命の支配者 我が魂の指揮官なのだ」。

他の誰でもない、自分の人生を司っているのは、自分自身なんだ。だからこそ、自分次第でこの状況はなんとでもなる。絶望に魂をむしばまれることなどしないぞ。…つまり、これこそCOREのO、自分の人生に責任を持つ、オーナシップを持つことに他ならないのではと思います。

こうした毎日の中で、マンデラの逆境指数はさらに鍛えられ、最上レベルまで上がったのでしょう。そう、この苦難を糧に重要なことに気づくようになったのです。それは、彼らを迫害してきた白人の方こそが、実は恐怖に怯えていたこと。そして、恐怖で押さえつける政治には、もはや発展性がないという真実です。

インスピレーションと再カテゴリー化

南アフリカ・ラグビーチームはその後どうなったのでしょう。一戦一戦、厳しい戦いが続きますが、スプリングボクスは粘り、敵チームにくらいつきます。その様子に見入り、勝利に湧きたつ南アフリカの人々。とうとう彼らは決勝戦までコマを進めます。しかし、その対戦相手は世界屈指の強豪チーム、ニュージーランドのオールブラックス。体格もパワーもスピードも、スプリングボクスを上回る選手がいます。

そして決勝戦の日。試合開始のホイッスルと共に、スプリングボクス優勝をかけた闘いが始まります。激しくぶつかり合う両者。ゲームは一進一退を続け、ワールドカップ史上初の延長戦へともつれ込みます。そして終了直前、南アフリカ選手の蹴ったボールは、空高く、逆転勝利のゴールへと吸い込まれていきました。気づけば、試合終了のホイッスルに、南アフリカの人々は、人種や派閥の違いを忘れ、皆抱き合い、勝利を祝い、一丸となってこの喜びの瞬間を分かち合っているのでした。

マンデラがあの日フランソワに託したミッション。それは何だったのか、改めて考えてみましょう。社会心理学の研究では、集団同士の双方への認知が、その関係性に大きく影響すると考えられています。複数の集団に利害の衝突が起こった時、そこには競争的な関係が生じます。また、自分達をあるカテゴリー、他方を別のカテゴリーとする境界が明確であるほど、そのカテゴリーを脱して相手を受け入れることは難しくなると言われます。人種などの明確な違いは、これに当てはまるでしょう。

それでは、対立し、違いも明確な集団を1つに融合するには、どうしたら良いのでしょう。その1つのヒントが、「再カテゴリー化」という考え方です。2つの集団のカテゴリーの境界を埋めることができないのなら、それはそれとして、2つの集団を内包する、更に上位の共通カテゴリーを作れば良いという考えです。「あなたと私は確かに違うところもあるけれども、もっと大きな視点から見れば、同じなんだよね」という具合に。

大きな違いを持つ、南アフリカの黒人と白人。彼らを内包する、大きな共通のカテゴリーとは何か。そう、それは、誰しもが同じ「南アフリカ国民」だということです。それを如実に感じさせてくれる、つまり、インスピレーションを与えてくれるものの1つが、スポーツなどの国際試合なのです。試合の度に、共通のシンボルである国旗が掲揚され、国歌が歌われる。そして、試合に勝ち進む度に、彼らの接触頻度は増え、喜びの共有も、同じ南アフリカ国民としての誇りも増していくのです。

マンデラが願っていたのは、まさに、ラグビーワールドカップでの勝利の経験を通じた、国民の一体化なのでした。

試合後のインタビューに、フランソワはこう答えました。「ここにいる観客の皆さんだけではなく、南アフリカ国民4300万人の応援のおかげです」と。

国を変革へと導くトップリーダーと、その意志を汲み、国民を1つにするため、チームを優勝させるというミッションを遂行した、チェンジエージェントたるリーダー。この2人のリーダーの固い握手に、南アフリカの未来は輝くのでした。

 

我々は今、VUCAと言われる、変化の激しく先の見通しにくい時代に生きています。そして、ビジネスの環境変化においても、企業は変革を迫られています。組織同士の関係も複雑化し、経営統合や提携などにより、以前競合していた企業が協力することが求められることも増えました。だからこそ、時代は今「変革のリーダーシップ」を発揮できるあなたを、そして組織の中で「チェンジエージェント」として活躍してくれるあなたを、待っていると思います。

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