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SNSでよく見かけるアノ広告は、次世代のモバイルマーケティングだった!「ハイパーカジュアルゲーム」の可能性~村上雅哉(面白法人カヤック)

投稿日:2023/08/08

グロービス 創造FG勉強会
「次世代のモバイルマーケティング『ハイパーカジュアルゲーム』」
(2023年7月25日/Zoomオンライン)

モバイルゲーム業界で近年ダウンロード数を大きく伸ばしているハイパーカジュアルゲーム、通称「ハイカジ」をご存知だろうか。その特徴は、言語や年代、ゲーム経験の有無に関係なく"スナック感覚で"遊べることで、世界中で多くのプレーヤーを獲得している。アプリ広告で流入し、アプリ広告で収益化するビジネスモデルも真新しい。
今回は、日本一のハイカジアプリダウンロード数を誇る面白法人カヤックでゲーム事業部を牽引する村上氏に、ハイカジの魅力と成功の裏側、今後の市場の展望まで伺う。モバイルマーケティングに関心がある方は必見のセミナー。(肩書きは2023年7月25日開催当時のもの)

※本動画は、グロービスで「創造」の研究開発を行なう組織の「創造ファカルティグループ」が社内向けに開催したものです。

00:30 ハイパーカジュアルゲーム(ハイカジ)とは?

-SNSの広告でよく見かける、すぐ分かりすぐ遊べるあのゲーム。
-近年、急成長を遂げているジャンル。2018年から市場が勃興し、伸び続けている。
-カヤックでリリースしたハイパーカジュアルゲームは通算5億ダウンロード -カヤックは、ハイパーカジュアルゲームは、ソフトバンク、サイバーエージェントをおさえてダウンロード数日本一。

02:37 村上氏の自己紹介

03:58 面白法人カヤックの会社紹介

-うんこミュージアム、地方創生、メタバース、サイコロ給などを行っている個性派企業。

04:55 モバイルゲームの歴史とハイカジ

-ガラケーのソシャゲ、スマホのソシャゲを経てハイカジが勃興。
-それにあわせてカヤックのゲーム事業も時代と共に変化。
-国内のソシャゲ市場の競争はますます激化し、ヒット作を生み出すことは難しくなっている。
-一方、グローバルではアドテクが発達し、Voodooなどのパイオニア企業の誕生で、ハイカジ市場が台頭。

09:19 ハイカジ急成長のワケ

-アプリ広告でユーザを獲得し、アプリ広告で収益化する仕組み。
-広告費用のCPI(Cost per Install)と広告売上のLTV(Life Time Value)の差額が粗利益になる。
-アドテクの発達により、ユーザーにとって最適な広告を瞬時に選べるようになった。
-CPIがLTVより低い限り、ユーザーを増やし続けることが可能。
-CPI<LTVになるゲームを最速で発見できるマーケティング方法としては、プロトタイピング、テストマーケティングの2つ。ハイカジではこれが明確に決まっている。
-プロトタイプを作り、テストマーケティングをして、高速PDCAを回しながら、CPI<LTVを目指すというシンプルなルール。

17:59 カヤックの成功の裏側

-ソシャゲで苦戦していたさ中、ハイカジの波が来た。自分のアイディアで勝負できる、ものづくりのキャッチ―さとカヤックとの相性が良かった。
-まずは自分たちが面白がるという企業文化があり、ブレストをすることを重んじている。
-「NumberMaster」でもシンプルな企画シートから始まり、8カ月で6000万DLを記録。

23:56 これからのモバイルマーケティング

-ハイカジを作る考え方は、新規事業の創出活動そのもの。その活動を劇的に効率化するモバイルアプリを使ったマーケティングは重要なフォーマット。
-モバイル市場は、まだ伸び続ける。特に課金モデルよりも広告モデルの方が伸びる見込み。
-2015年、モバイルの普及で人間の集中力は金魚を下回ったと言われている。ハイカジの競合はTikTokやYouTube。隙間時間の市場はますます盛り上がる。
-個人が発信する時代、発信や創作活動のコモディティ化が進む。クリエイターを増やしていきたい。

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