AIに代替できない感性とは何か|身体性が生み出す新たな価値|日本人の感性を教育で伸ばす方法【大黒達也×高濱正伸×中島さち子×米田肇×井上英明】

投稿日:2026/10/07更新日:2026/10/22タイマーのアイコン 読了時間 57分48秒

AIが人間の知的作業を担う時代に、人ならではの価値創造の源泉となる「感性」への注目がかつてなく高まっている。東京大学の大黒達也氏、花まる学習会の高濱正伸氏、音楽家の中島さち子氏、シェフの米田肇氏が、食や音楽、数学など多様な創造性の視点から、身体性や自然体験、アートの力を手がかりに、AI時代に必要な教育のあり方を、モデレーターの井上英明氏とともに徹底的に語り合う。

G1サミット2026 第7部分科会〈S〉社会/メディア
「AIに代替できない「感性」教育〜AI時代に必要な教育とは〜」
大黒達也×高濱正伸×中島さち子×米田肇×井上英明 (2026年3月21日/北海道ルスツリゾート)

AI時代において、人間ならではの価値創造の源泉となる「感性」の重要性がかつてなく高まっている。食、音楽、数学など多様な創造性へのアプローチを通じて、いかに人間の内面的な豊かさを引き出すか。テクノロジーと共存しながら新たな価値を生み出し続けるための、新時代の教育を再定義する。

※タイムスタンプは生成AIで作成しているため、一部誤りがある可能性があります。あらかじめご了承ください。

00:00 オープニングと登壇者紹介

日本人の感性をテーマに議論が始まる

01:15 日本人の感性はなぜ世界を惹きつけるのか

食・言葉・DNAの視点から感性を探る

05:29 「飯が食える」「モテる」大人を育てる教育

教育現場から見た感性の重要性を語る

06:54 自然と身体性が感性を育てる

自然の中の膨大な情報量と身体性の関係を語る

09:26 感性は「言葉にならない感動」から始まる

AIと人間では学び方の方向が逆だと語る

13:40 AI時代に残る日本の「信用」と魅力

文化として染み込んだ感性の価値を語る

15:20 感性を育てる教育現場の実践

アートと野外体験で自分の「好き」を育てる

19:34 AIが進化しても音楽家がなくならない理由

「楽しい」という人間の根源的な喜びを語る

22:23 AIとの違いは「脱シンボル」にあり

記号化の前にある感情の連続性を解説する

25:13 AI時代の料理人育成と主体性

システム化で変わる人材育成の課題を語る

31:26 満足を超える「感動」とは

期待値を超える心遣いとAIの違いを考える

33:55 身体性とアナログの価値

デジタルとアナログの違いを料理の例で語る

39:24 人工生命から見たAIの感性

AIにしか見えない世界との共生を考える

46:45 質疑応答:新人教育とAI

職人を育てる時間と量の必要性を議論する

55:03 クロージング:場の知性と身体性

リアルに体を動かし感じることの大切さを語る

  • 大黒達也

    東京大学次世代知能科学研究センター 准教授 ケンブリッジ大学 客員研究員 広島大学 客員准教授

    博士(医学)。東京大学次世代知能科学研究センター 准教授、ケンブリッジ大学CNEセンター研究員。オックスフォード大学、マックス・プランク研究所勤務などを経て現職。専門は音楽の脳神経科学と計算論。著書に『芸術的創造は脳のどこから産まれるか?』、『音楽する脳』、『モチベーション脳』など

  • 高濱 正伸

    株式会社こうゆう 花まる学習会 代表取締役

    「この国は自立できない大人を量産している」という問題意識から、1993年「メシが食える大人に育てる」という理念のもと、小学生(現在は4歳児~中学生)対象に花まる学習会を設立。「思考力育成」「野外体験」「親を変える」を三本柱にチラシなし口コミのみで広がり、当初20名だった会員数は、現在約20,000名。
    特別支援や引きこもりの相談なども一貫して受け続け、2022年から始まった「花まるエレメンタリースクール(吉祥寺)」は、症状名を抱えた長期を含む不登校の子たちが全員毎日通う結果となり注目されている。
    多くの自治体で公教育支援を続けていて、2015年4月には、佐賀県武雄市で官民一体型公立小学校「武雄花まる学園」開始。市内全11校に広がる。
    著者多数。
    日本棋院顧問。
    環太平洋大学客員教授。
    武蔵野美術大学客員教授。

  • 中島 さち子

    株式会社steAm 代表取締役(CEO)大阪・関西万博テーマ事業プロデューサー

  • 米田 肇

    HAJIME オーナーシェフ 株式会社HAJIME&ARTISTES 代表取締役

    近畿大学理工学部電子工学科卒業。エンジニアから料理人に転身。2008年にHAJIMEをオープンし、世界最速でミシュラン三つ星を獲得。The Best Chef AwardsでアジアNo1、GAULT&MILLAUのBest chef of The Yearを受賞、Foodie Top 100 Restaurants、Asia’s 50 Best Restaurants、OAD Top30 Japanese Restaurants、100 chefs au mondeなど世界のランキングにランクインする。辻静雄食文化賞専門技術者賞、KINDAIリーダーアワード 文化・芸術部門、農林水産大臣料理マスターズを受賞。JAXAの宇宙と食の未来を考えるSPACE FOODSPHEREのメンバーやSony AIのアドバイザーとして活躍。食団連理事を務める。国立循環器センターの医師と共に株式会社GastroMedicaを2023年に設立する。

モデレーター

  • 井上 英明

    株式会社パーク・コーポレーション 代表取締役

    1963年佐賀県生まれ。1987年早稲田大学政治経済学部卒業後に渡米。ニューヨークにて大手会計事務所に入所。帰国後、1988年12月に株式会社パーク・コーポレーションを設立。1989年よりフラワービジネスに参入し、『Aoyama Flower Market』をオープン。2003年にフラワースクール『hana-kichi』、2011年に花や緑に囲まれたカフェ『Aoyama Flower Market TEA HOUSE』をオープン。2013年には、グリーンを活かした空間デザイン、施工、メンテナンスを手掛ける『parkERs』を設立。
    2015年に『Aoyama Flower Market』の海外初店舗としてパリ7区、2018年にはロンドンのSelfridgesにてオープン。全国に123店舗、海外2店舗を展開。(2026年2月時点)
    趣味はトライアスロンで、2008年にトライアスロンの普及を目指し株式会社ATHLONIAを設立、取締役就任。2009年ポーター賞受賞。

コントリビューター

  • 岡 瑞起

    一般社団法人 人工生命国際研究機構 代表理事

    千葉工業大学 変革センター主席研究員、博士(工学)。一般社団法人人工生命国際研究機構代表理事、株式会社ConnectSphere代表取締役。経済産業省「未踏IT人材発掘・育成事業」プロジェクトマネージャー。専門は人工生命、Open-Endednessの研究。著書に『ALIFE:人工生命──より生命的なAIへ』など。AIが企業活動や人間の創造性にもたらす影響を、学術研究とビジネス実践の両面から探求している。

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