リーダーはメンタルヘルスのスキルつけ変革進めなあきまへんがな
チーム運営の責任を持つリーダーが良好な職場環境を作るためには、自分と部下のメンタルヘルス(心の健康)を向上させるための知識を持つのは当たり前。身体も心も健康優良児を目指したいものです。
能率が落ちてる部下を見つけ出し傾聴モードで話聞こう
心が不健康な状態になった部下は仕事への集中力が落ちてきます。そこで「もっと頑張れ!」というのではなく、「最近何か悩んでいることはないか?」と、あくまで優しく問いかけましょう。職場だけでなくプライベートの問題などにも関心を持つことが大切です。
兆候はケチな飲み屋で見えてくる変化に気づいてテキパキ対応
部下の異変は、「ケチナノミヤ」で分かります。これは変化の兆候の頭文字を並べたもので、ケ)欠勤、チ)遅刻、ナ)泣き言、ノ)能率ダウン、ミ)ミス、ヤ)辞めたいと言い出す、となっています。悩む部下を飲みに誘えば良いということではないですよ。
なんでやねん!頭ごなしに怒鳴らずに共感・理解肯定・関心
部下の悩みを聞くには、自分の価値観で「そら違うやろ!」と否定するのではなく、相手の話に共感、理解し、さらにその意見を無条件に肯定し、心の底から関心を持つことが求められます。プロのカウンセラーになったつもりで聞ききる気持ちが要りまんなあ。
傾聴は相づち入れて繰り返し沈黙起きてもゆったり構えよ
部下の話を聞く時は正面でなくはす向かい(90度)に座り、相づちを打ちながら聞きます。そして相手の言葉を繰り返すことで、メッセージを確認整理していきます。こちらの質問に対して長い沈黙があっても、決してたたみ掛けてはいけません。大きな気持でゆったり聞ききることこそ大切です。
セルフケアラインケアに産業医外部ケアもありまっせ
厚生労働省は心の健康づくりの指針として自分自身で行う「セルフケア」、上司や所属組織による「ラインケア」、「職場内の産業保健スタッフ等によるケア」「事業所外の診療所などによるケア」の四つを提唱しています。個人の頑張りだけに任せていてはあきまへんねん。
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