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グローバル 商品鍛えて 戦えど 軟弱組織じゃ 成長せんわな

投稿日:2008/11/18更新日:2019/04/09

グローバル商品鍛えて戦えど軟弱組織じゃ成長せんわな

「日本でヒットした商品を武器に海外へ進出だ」と考えるのは簡単ですが、本格的なビジネスを展開するには現地に根差した組織作りが不可欠となります。しかし言葉も文化も違う異国で、日本流の組織運営を押し付けても全く機能しないことがしばしば。組織作り。そこが肝です。

部長さん海外赴任で社長さん日本を出た人出世早いで

日本企業では海外赴任の際に、主任をマネージャーにしたり部長を子会社の社長にしたりするケースがあります。昇進を手土産に赴任しても、本当にその肩書きに見合うだけのスキルを持っていなかったり、そもそもリーダーとしての経験が不足していたりと、現地のスタッフをうまくマネジメントできないことも……。

暗黙知そこがわが社の強みでも形式知にせな誰も動かん(泣)

日本企業の中では、“同じ釜の飯を食った”仲間で構成される組織にたくさんの「暗黙知」が育ちます。海外拠点ではその仕事のやり方は通用しません。細かい作業も含めてすべての業務を「形式知」にして具体的に伝えることが、生産性を上げる第一歩。「日本ではこれでうまくいった」。な〜んてぼやかないようにね。

あの人の言うことだけは聞いとこかブリッジパーソンお役目重大

ブリッジパーソンとは、本社の立場と現地の立場をバランスよく理解し、現地のスタッフから、「あの人の言うことなら聞いてみよう」と評価される存在の人です。本社の言い分と現地の言い分がすり合わないと、やがては窓口の担当者が疲れてしまいます。橋渡し役をうまく見つけることもグローバルビジネスのポイントですね。

日本ではダイバーシティに課題あり評価は成果で見んとあかんで

ダイバーシティ。つまり多様性については性別、国籍、言語、雇用形態など様々な構成要素がありますが、おおむね日本企業はあまり多様性のある組織に慣れていません。多様性が広がるほど、評価は誰にとっても公平なものでなければなりません。今どき鉛筆ナメナメで人事評価している会社。まさかないですよね〜。

【お知らせ】GLOBIS.JP創刊から続くご長寿企画「フレームワーク川柳」を盛り込んだ、「スマイルマーケティング手帳」が刊行されました!「お笑い芸人が肌身離さずネタ帳を持ち歩くように、ビジネスマンも自由に発想を広げるべき」と語る高橋健三氏が発行。「おもろい4Pを考えてみよう」など腹を抱えて笑える面白コラムと発想トレーニングが満載で、楽しみながら日々発想力を鍛えていける内容となっています。

詳しくはこちらから:

  • 高橋 健三

    -

    大阪生まれ。大学卒業後、マーケティングエージェンシーから、企画会社の共同経営者を経て2003年3月にスマイルマーケティングを設立。「すべてのマーケティングは笑顔のために!」というスローガンのもと、マーケティングコーチとして企業や団体に向け、セミナーやコーチングを実践。上場企業を中心に、商品開発やサービス開発などのマーケティングプロジェクトに携わり、参加メンバーが楽しく笑顔で取り組めるプロジェクトを数多く推進中。2006年6月グロービスオリジナルMBAプログラム「GDBA」修了。2007年よりグロービス・マネジメント・スクールで教員を務める。「創造と変革の志士」としてビジネス分野以外でも地元・大阪を活性化させるべく「街づくりプロジェクト」などにも積極的に取り組んでいる。

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