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リズム乗り R&Dを 進めたい まるで矢沢の R&R(ロック)のように

投稿日:2008/07/15更新日:2019/04/09

リズム乗りR&Dを進めたいまるで矢沢のR&R(ロック)のように

とかくR&Dは予定通りに進まないもの。しかしそれをいかにうまくオンタイムで進めるかが企業の競争力を左右します。まるでエイトビートの♪ロックンロール♪のようにリズムに乗って開発したいものですね。「へい!のってるか〜い?」

この道はほんまにゴールへ向ってる?ロードマップのミスプリちゃうのん

技術開発には、アイデア創造→研究→開発→試作→量産→販売と、いつまでにどの段階に進むべきかを示したロードマップが作られます。しかし現実はなかなかロードマップ通りにモノ作りが進むことはありません。山道には土地を知り尽くしたガイドが必要。技術開発にも、経験豊富なガイドが要りまんなあ。

あと少しお金があれば出来たのにMOTにもっと資金を

技術開発にはとかくお金がかかるもの。それも多くの場合は当初予定していた資金では足らなくなり、遂には資金不足で開発を断念することも。MOT(ManagementofTechnology)の言葉の意味は、「もっと(MOT)もっと(MOT)資金を!」かも知れまへんなあ(笑)

ええ技術出来たら顧客が買いに来る?マーケティングも忘れんといてや

技術力を持っている企業がつい陥りがちなワナが、「こんなにええもん出来たんやから顧客が勝手に買いに来るやろ」というものです。何年もかけて開発した製品でも、顧客にその魅力をしっかり伝えなければ売れません。この当たり前がなかなか出来まへんねん。

技術より気合と根性で売りまっせうちの営業頼りになるなあ(喜)

卓越した技術開発により、顧客がどんどん買いに来るプル戦略が成功すれば理想的ですが、出来上がった製品が競合と近いものなら、営業が売り込むプッシュ戦略も必要になります。結局は、みんなで力を合わせて頑張る会社が一番成功するんでしょうね。

顧客から技術が遥か離れゆくイノベーションはジレンマ生み出す

経営学者クレイトン・クリステンセンの名著『イノベーションのジレンマ—技術革新が巨大企業を滅ぼすとき』(翔泳社)には、「偉大な企業はすべてを正しく行うが故に失敗する」と書かれています。その心は、技術をどんどん進化させていくうちに、遂には顧客のニーズを越えてしまい、逆に市場から離れてしまう、ということです。企業にとって研究開発はあくまで手段であるという意識が重要ですよね。

金かけてすんごい技術が生まれたがちっとも採算取れまへんがな(泣)

技術開発にはとかく時間がかかるもの。数年かけて商品化に成功したのに、研究開発時点で想定していた市場が存在していない・・・なんてことも。長期での採算や市場の動向を常に意識しながら、研究開発に当たらないと、経営基盤が揺らぎますよね。

  • 高橋 健三

    -

    大阪生まれ。大学卒業後、マーケティングエージェンシーから、企画会社の共同経営者を経て2003年3月にスマイルマーケティングを設立。「すべてのマーケティングは笑顔のために!」というスローガンのもと、マーケティングコーチとして企業や団体に向け、セミナーやコーチングを実践。上場企業を中心に、商品開発やサービス開発などのマーケティングプロジェクトに携わり、参加メンバーが楽しく笑顔で取り組めるプロジェクトを数多く推進中。2006年6月グロービスオリジナルMBAプログラム「GDBA」修了。2007年よりグロービス・マネジメント・スクールで教員を務める。「創造と変革の志士」としてビジネス分野以外でも地元・大阪を活性化させるべく「街づくりプロジェクト」などにも積極的に取り組んでいる。

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