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綺麗やなあ 今日のグラフも カラフルで 見せ方よりも 中身詰めてや

投稿日:2008/01/17更新日:2019/04/09

数字好き年中分析繰り返し答えはいったいいつ出まんねん!
定量分析の目的は経営の意思決定の貴重な材料とすることですが、縦横ナナメに数字を分析すると色々な数字が見えてきて、ついつい本来の目的を忘れて分析に時間をかけてしまいがちです。しかし意思決定はタイミングやスピードが最も大切であることを忘れないでおきましょう。

綺麗やなあ今日のグラフもカラフルで見せ方よりも中身詰めてや
最近はパソコンソフトが進化して視覚的にいくらでも凝った資料を作ることが出来ますが、重要なことはグラフの見せ方ではなく、その数字の評価と解釈であり、分析者は具体的な打ち手をしっかり提案したいものですね。えっ?カラーコーディネイターの資格あるって?いやいや別の場所で使ってください(笑)

データをマイニングして見えてきたうちの顧客が逃げてますやん
「データマイニング」とは蓄積されたデータを、統計技法を組み込んだソフトウェアで分析することで、企業活動に意味のある傾向・特徴、相関関係、集団・分類などを発見するテクニックです。同じ数字から何を見つけ出すかはまさに分析者の定性的なセンスも問われるのです。くれぐれも数字オタクにならないように!

年頭に社長が掲げた数字には一人歩きの癖がある
組織でよく起こるのが“数字の一人歩き”という現象です。例えばトップが年頭に「今年は原価率は45%を守ること」なんて発言すると、それがすべての意思決定の基準となってしまい、組織全体が思考停止に陥ることがあります。数字に権威を持たせるのではなく、目的をしっかり理解した運用がポイントですよね。

経営はKPIでチェックしてステークホルダーみ〜んな安心
経営管理に用いる定量的な指標を「KPI(KeyPerformanceIndicator)」といいますが、この数値を常にモニタリングすることで経営状態を外からのウォッチすることが可能です。しかしあれもこれも思い付く数字をすべて採用してしまったら、全く身動き取れないなんてことも起こるかも?

それほんま?こんな売上見たことない季節バイアスかかってますやん
定量分析に使用するデータを集める際は「季節バイアス」「近日効果」「ドラマチック効果」などに注意を払うことが必要です。一生懸命に分析した数字も、そもそも猛暑や長雨などその年だけのバイアスの掛かったものであれば意思決定の方向性を間違うことにもつながります。ちょっと待て!その数字は本物か?

  • 高橋 健三

    -

    大阪生まれ。大学卒業後、マーケティングエージェンシーから、企画会社の共同経営者を経て2003年3月にスマイルマーケティングを設立。「すべてのマーケティングは笑顔のために!」というスローガンのもと、マーケティングコーチとして企業や団体に向け、セミナーやコーチングを実践。上場企業を中心に、商品開発やサービス開発などのマーケティングプロジェクトに携わり、参加メンバーが楽しく笑顔で取り組めるプロジェクトを数多く推進中。2006年6月グロービスオリジナルMBAプログラム「GDBA」修了。2007年よりグロービス・マネジメント・スクールで教員を務める。「創造と変革の志士」としてビジネス分野以外でも地元・大阪を活性化させるべく「街づくりプロジェクト」などにも積極的に取り組んでいる。

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