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スポーツとマネジメント~Jリーグを経営するという仕事~

投稿日:2015/09/16更新日:2019/04/09

日本プロサッカーリーグチェアマン・村井満氏
あすか会議2015
第5部 分科会「スポーツとマネジメント~Jリーグを経営するという仕事~」

観客を動員し、持続可能なモデルをつくり、熱狂を生み出す--スポーツが隆盛する舞台裏には、優れたマネジメントの手腕がある。観客を魅了するプレーを支える組織マネジメントやビジョンの共有、収益管理があって、深い顧客満足が生まれる。「Jリーグを経営する」とは、どのような仕事だろうか。スポーツ振興のために、経営が果たす役割とは何か。リクルートからJリーグチェアマンに就任し、経営改革を推進する村井満氏が語る「スポーツと経営」(視聴時間1時間16分25秒)。

村井 満氏
公益社団法人日本プロサッカーリーグ チェアマン
芹沢 宗一郎(モデレーター)
グロービス経営大学院 教員

【ポイント】
・製造業が集団スポーツをするのは、全員が協力して一つの完成した商品を作るという本質が企業にあるから

・リクルートの本質は「変化」で、メディア業は毎日変わっていくのが日常。だから3年で退職して退職金をもらえるというキャリアビュー制度を導入した。人がどんどん入れ変わることで新しい情報が入ってくる。本質を見極めて、それに合わせたものを取り入れる

・Jリーグが大事にしているのはスタジアムというライブな空間。音楽業界も、音楽配信で安価に購入ができるようになると、コスト競争が厳しくなった。より売れたものを最終的にライブでマネタイズする形に移行しているように思う。今ライブが活気を呈しているように、拍手が起こるのはライブのコンテンツが多い

・緊張するのは大事な何かが手に入るか、入らないかというとき。逆に緊張することだけを選びつづける人生を送れば、いろいろなものが手に入る

・ピッチ上でのフェアプレイ、健全経営をするファイナンシャル・フェアプレイ、家族で安心して試合を見られるソーシャル・フェアプレイの3つのフェアプレイが、Jリーグとして日本が世界に誇れることだと考える。サッカー界から日本社会の差別を無くしていくきっかけになるかもしれないという思いで、無観客試合なども判断することがあった

・経営戦略として、Jリーグをデジタル化した。51のクラブのプラットフォームを作ったり、J1の18クラブには試合のデジタルトラッキングを行なって、ライブ配信できるようにした。カップルでも来られるようなスタジアムの環境を整えたり、プロのチーム経営者を作る学校を設立したりするなどしている

(肩書きは2015年7月5日登壇当時のもの)

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