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堀義人のダボス会議2025(1) 今年のダボス、主役は「トランプとAI」

投稿日:2025/01/21

本日からダボス会議開幕です。今からミュンヘンから南下して、ダボスに向かいます。 昨年のダボス会議のレポートをご参考まで。 今年も頑張って、ダボスレポート書きますね。(^^)/

堀義人のダボス会議2024(1) 16回目のダボス会議は「信頼の再構築」がテーマ|GLOIBS学び放題×知見録

ミュンヘン経由で北からダボス入り

早朝にサウナに入り、ひと泳ぎして、グロービス学長セミナーのため滞在したミュンヘンのホテルを出て今からダボスへ。初めて陸路北から向かう。どんな景色が見えるか楽しみだ。

今回で17回目となるダボス会議。テーマは「インテリジェント時代における連携」(Collaboration for the Intelligent Age)だ。

ダボス会議の初日がトランプ大統領の就任式と同日。激動の時代の幕開けの予感がする。

今年のダボス会議は、「トランプとAI」が主役だ。その二つが最も大きな不確実性を生み出しているから当然の帰結だ。 ガザでの停戦が実現し、ウクライナ戦争も終結へと向かう。経済も貿易も地政学もトランプの動向次第だ。一方の経済・社会は、AIが影響を及ぼす。

「グローバルリーダーの見えない階段」を上がっている

今年のダボス会議では、幸いなことに世界のリーダーからの招待を受けてプライベートイベントへの参加が増えている。4つのディナーに加えてランチや朝食会、さらにはプライベートセッションも、全てに応えきれないほどの招待を受けた。

オープンなセッションよりもプライベートな方が参加者も厳選されていて、テーマに特徴があり、議論も突っ込んでいて面白い。今は、幸いなことに日本への関心が高い。そういう場で日本人としてグローバルリーダーとして、しっかりと存在感を発揮して、ネットワークして、貢献して好印象を与えることが重要である。そうすると次に誘われる機会が増える。

そうやって着実にグローバルリーダーの見えない階段を上がっている実感を持っている。今回は、世界のリーダーと出会い、さらに仲良くなり、G1にも日本にもお誘いしたい。また、彼らの考えを徹底的に学びたい。今、僕らを乗せたベンツは、時速130kmでアウトバーンを南に走っている。

ちなみに、「グローバルリーダーの見えない階段」とは、僕が、8年前のダボス会議で書いたコラムのタイトルだ。ダボス会議には、見えない階層があって、そこで着実にリーダーとして品評されて、仲間に入れてもらえるかどうかを書いたものだ。参考までに再度掲載します。

【日経コラム】グローバルリーダーへの見えない階段(ダボス会議報告4)|GLOIBS学び放題×知見録

ダボスに到着

スイスの国境に到達して、アルプスを登り、ダボスに到着!

まず一番重要なのがIDバッチを手に入れること。これが無いとどこにも行けないのがダボス。そして、ホテルにチェックインして、バルコニーでパチリ。外は快晴。今年のダボスは雪が数ない。

僕は往路は車で行き、復路はスイス鉄道にしている。

ダボス会議の初日が始まった。本日15時から「トランプ大統領就任式:第一印象」というテーマだ。 モデレータがインド人で、パネリストは世界のメディアの編集長だ。米国TIME、英国Economists、UAEのNationalというメディアだ。就任まで3時間を控えてメディアがどう見ているのか興味深い。

満員だったので僕は「ホテルでダボス」だ。誰でも、どこでもダボスを楽しめるからお薦めだ。 世界経済フォーラムのFORUM LIVEというアプリをダウンロードしたら視聴できます。 「トランプ1.0では大統領令は一つだけだったが、2.0では200出す予定。200倍の不確実性がある」

ダボス・サークルでネットワーキング

ホテルを出て、ダボスの会議場に入り、「ダボス・サークル」という10回以上参加している人を対象としたレセプションへ。

ダボス会議自体は55回開催している。本当に歴史を感じる。

クラウスさんのスピーチの前後でネットワーキングする。南ア&中東の友達と写真撮って、イアンブレマーともパチリ。

クリスタル・アワードで考えるLuckyFesの「熱」

クリスタルアワードの表彰式へ。受賞者は、建築家の山本理顕氏、ファッションデザイナーのダイアン・フォン・ファステンバーグ氏、サッカー選手のデイビッド・ベッカム氏だ。 その後、コンサート。クラシックと電子音楽と、AIで生成された動画の組み合わせだ。僕はやっぱりLuckyFesの様に人間味がある熱いライブが好きだなと再認識した。

エデルマン社のプライベートディナーへ

ディナーは、世界最大のPR会社であるエデルマン社のプライベートディナーへ。美術館を借り切っての世界から結集したリーダー20名程度のディナーは、とても迫力があった。 日本からは武田薬品のクリストフ・ウェバー氏のみ。他にはWikipediaの創業者やBloomberg英国のアンカーパーソンと写真が撮れた。

初日が終了

夜道を徒歩でホテルに戻り初日が終了。ダボス会議の開幕の日がトランプ大統領の就任と重なり、議論はトランプの政策が中心になっている感じがする。

今回のダボス会議は、「インテリジェント時代における連携」で、その下に「成長の再構築」「インテリジェント時代における産業」「人材投資」「地球環境保全」「信頼の再構築」という5つのサブテーマを設定している。だが、やはり主役は「トランプ」と「AI」である。あと、気になっているのが、世界的現象として、若い世代が未来に希望を持っていないという点だ。シュワブ氏も言及し、ディナーでもリチャード・エデルマン氏が警鐘を鳴らしていた。「社会への信頼」にも関心を持って、理解し議論を深めていきたい。


【ダボス会議2024速報】

堀義人のダボス会議2024(1) 16回目のダボス会議は「信頼の再構築」がテーマ
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堀義人のダボス会議2024(4)ダボスにサム・アルトマン登場。AIの未来について3つの場で討議
堀義人のダボス会議2024(5)世界中の友人たちとの再会を楽しんだダボス
堀義人のダボス会議2024(6)総括 3つの戦争・AI・グローバル経済の議論から展望する未来

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