あすか会議2025 第2部 全体会
「トランプ時代の世界の行方~不確実性を増す世界の動向を探る~」神保謙×竹中平蔵×村田晃嗣×秋山咲恵
(2025年7月5日開催/水戸市民会館)
トランプ大統領の復権により、米国の外交・経済政策は大きく揺れ動き、世界は再び大きな不確実性の渦中にある。国際秩序の動揺、米中対立の緊張、同盟国との関係再構築が進む中、日本はどのように振舞うべきか。予測困難な時代の地政学的変化に備える視座を探る。(肩書は登壇当時のもの)
※タイムスタンプは生成AIで作成しているため、一部誤りがある可能性があります。あらかじめご了承ください。
01:17 トランプ時代の世界観
トランプ再選の世界をどう見るか、パネルディスカッションを開始する。
02:37 トランプ政権の外交三方針
米国が公共財の役割に疲弊し、アメリカ第一主義などを掲げた。
03:24 世界の主要な3つの戦域
ウクライナ、中東、アジアにおける現在の紛争と不安定化の状況。
05:51 トランプ現象の構造的背景
トランプ個人の特性だけでなく、貧富の格差など構造的背景が影響。
08:35 トランプ登場の歴史的背景
過去の事例との類似性から、トランプ現象を歴史的な文脈で捉える。
12:00 ノーベル経済学賞と制度の重要性
ダロン・アセモグルの研究から、制度そのものが重要であると提言。
14:45 米国の経済的自給自足の背景
シェールオイル生産世界一が、米国の対外姿勢に与える影響を分析。
19:07 日本の国益とルールに基づく秩序
内向きな世界で、ルールに基づく秩序こそが日本の国益であると主張。
24:08 トランプを止めるマーケットの力
関税交渉において、市場の反応がトランプ政権の政策を制約する力。
34:49 メディアのあり方と課題
政策報道におけるメディアの役割と、ジャーナリズム精神の欠如という課題。
43:00 戦間期としての現在と未来のシナリオ
現在が大きな戦争の前の「戦間期」である可能性と、今後のシナリオの幅。
51:40 米国の世代交代への対応
来るべき米国の大きな世代交代に日本社会がどう対応すべきか議論。