ビジネス書グランプリ2025特別セミナー
「チームレジリエンス 困難と不確実性に強いチームのつくり方」池田めぐみ×安斎勇樹×林恭子
(2025年5月9日開催/Zoomオンライン)
「戦略やアクションプランを考えても、周りが動いてくれない」「チームメンバーのスキルを発揮できる環境を提供できているか不安だ」このように感じたことのある方は多いのではないだろうか。チームレジリエンスとは、チームが「困難」から回復したり、成長したりするための能力やプロセスのことを指す。
本セミナーでは、若手メンバーの育成や職場のレジリエンスを研究する池田氏と、人と組織の可能性を活かした新しい経営・マネジメント論を研究する安斎氏に、「困難と不確実性に強いチームのつくり方」について伺う。(肩書は登壇当時のもの)
(安斎氏は事前収録のビデオメッセージでのご登壇となります。あらかじめご了承ください)
📖「チームレジリエンス 困難と不確実性に強いチームのつくり方」
※タイムスタンプは生成AIで作成しているため、一部誤りがある可能性があります。あらかじめご了承ください。
00:02 導入とゲスト紹介
「チームレジリエンス」の著者・池田めぐみ氏が登壇。共著者・安斎氏は当日不在だが、ビデオメッセージで参加。
03:14 安斎氏のメッセージと本の背景
組織が「冒険的世界観」に転換する必要性を提起。従来の軍隊的ヒエラルキーから、自己実現とミッションが共存する形へ。
12:47 「チームレジリエンス」とは何か
困難や不確実性の時代において、チームが冒険しながら乗り越える力=レジリエンスが重要と説明。
14:53 本を書いた動機
池田氏は学術論文を経て、悩むビジネスパーソンに役立つ実用的な本を出したいという想いから執筆。
19:55 「チームレジリエンス」実践の3ステップ
課題を定めてメンバーの視点をすり合わせ、根本原因を見極めて対応し、振り返りから学びを得て、チームの「持病」を把握・備えるという一連のプロセスが紹介される。
32:17 対話と多様性の重要性
価値観や背景が異なるメンバー間の理解深化には、建設的対話と自己紹介などの工夫が欠かせない。
44:22 チームレジリエンスの基礎力5つ
一体感/心理的安全性/適度な自信/状況への適応力/ポジティブな雰囲気
57:17 リーダーシップと現代組織への提言
トップダウン型でなく、インクルーシブかつ冒険的なリーダーシップが求められる。リーダーも“完璧”を目指さず、協力と相談を重視すべき。
1:08:36 実践へのアドバイスとメッセージ
一人で抱え込まず、横のつながりを活かして対応を。変化に柔軟な人材・チームが重要であると締めくくる。