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堀義人のダボス会議2024(2) 「ワンストップショッピング」の場でトップリーダーと会い続け、学び続ける

投稿日:2024/01/17

目次

ダボス会議2日目。早朝起きてメールチェック&仕事してから、7時前にホテルを出発。

ダボスの街中を歩いて会場に移動中。 気温は氷点下12度。まだ周りは暗くて、寒いです。
服装は、ロボッツカラーを意識してオレンジ。雪道なので、靴にはスパイクみたいなものを被せています。今日も頑張るぞー!

エデルマン信頼度バロメーターから2日目がスタート

ダボス会議2日目の朝食会は「エデルマン・トラストバロメーター2024」の発表会だ。
昨年、僕はこのパネルに登壇したが、今年はいち参加者。

大親友のリチャード・エデルマン氏と再会を喜んだ。リチャードが日本に来た時に、夫婦とともにロボッツの応援に行ったのが良い思い出です。

各国の国民による、自国の政府や企業、メディア、NGOに対する信頼度を示したこの信頼度調査だが、今年は初めて英国が最下位となった。昨今の政治的、経済的、社会的な混乱を象徴している。

その他、特徴的なのは以下。

  • ビジネスが最も信頼されている。政治は低い。
  • テクノロジーへの不信感は大きい。不公平感を生み出している。
  • 政治はイノベーションをうまくコントロールできてない。

教育業界のリーダー会合へ

朝8時から1時間ほど、教育業界のリーダー会合に参加。コーセラやスキルソフトのCEO他が参加。

教育へのAI活用の是非、未来の教育、プラットフォームとコンテンツの関係はどう変わるかなどについて対話した。プライベートな少人数のセッションだったので、自由に質問&意見ができてとても有意義だった。

VC業界のプライベートコミュニティに参加

朝9時半からベンチャーキャピタル業界のプライベートコミュニティに参加。 セコイヤ、メイフィールド、NEAなど著名なVCのトップが一堂に会する貴重な機会だ。

幸いなことに冒頭のスピーチは、ジェネラル・カタリストとGLOBISが実施。 こういうクローズドな環境でオープンに話せるのはとても貴重だ。

圧倒されたビル・ゲイツの知性と行動力

ランチタイムは、Bloomberg HouseにてBloomberg Liveだ。昼食の合間に全世界に中継されるプログラムが2つ開催される。

第1部は、ビルゲイツ。第2部がデイビッド・ルービンシュタインのモデレートでGoogle CFOのルース・ポラット氏が登壇。

ビル・ゲイツの知性と行動力に圧倒された。面白かった。

ゼレンスキー大統領の登壇を包んだ空気とは

本日のダボスは快晴。午前とランチで4つのセッションを終えて、メイン会場のコングレスセンターに戻る道のりがとても気持ちが良い。

気温は氷点下8度と低いが、空気が乾燥していて快適だ。

これからウクライナのゼレンスキー大統領のスピーチがある。対面で会うのは初めてだ。

ウクライナのゼレンスキー大統領が、初めてオフライン登壇した。スピーチは英語で、多少落ち着きが無い感じで、悲壮感が漂っていた。

ロシアとは、クリミア侵攻以来もう10年戦争しているとプーチンを批判し、イラン&北朝鮮からの武器購入にも言及。また、欧米からの「Don’t Escalate」というメッセージがあり、様々な機会を失ったとも話した。
ウクライナの戦績を誇示し、平和を訴えて、最後は欧米からの引き続きの支援を要請していた。

その後の対談では、ウクライナ語で対応していた。最後は、スタンディングオベーションになったが(写真)、スピーチへの感動というよりも同情的な空気が支配している感じがした。退場する観客の足取りはとても重かったです。

最も楽しみにしていたナデラ氏とシュワブ氏の対話

ゼレンスキー大統領の後に、パートナーラウンジでバイラテラル(プライベートな会合)をひとつ実施し、マイクロソフトCEOのサティア・ナデラ氏とクラウス・シュワブ氏によるセッションに参加した。

最も楽しみにしていたのがこのセッションだ。30分という時間だけど、イノベーションの進化の話から、AIの未来と規制、サイエンス等とても密度が濃い。

サリバン大統領補佐官のスピーチをオンラインで聞く

コングレスセンターからホテルへの帰路、ジェイク・サリバン米国家安全保障担当大統領補佐官のスピーチをスマホで聞き、ホテルについてから視聴した。

やはり、米国のNSC補佐官がダボス会議で何を話すかは、とても興味深い。先ずは、ウクライナ、そしてガザ。その後米中と同盟国について言及していた。

NYタイムズのディナーへ

1時間ほど仮眠をとった後に向かったのが、NYタイムズのディナーだ。
トーマス・フリードマン氏、イアン・ブレマー氏、デイビッド・ミリバンド氏、ジョン・ケリー氏など世界を代表するリーダーの話を聞けるから、毎年とても楽しみにしている。

20人ほど参加者が発言したが、地政学、経済、気候変動、米国の政治状況など多岐にわたる話が聞けた。

ダボスでは、食事をしながらネットワーキングできて、学びが満載なプライベートセッションが数多く開催されている。僕は、可能な限り参加して、積極的に話しかけて、名刺を渡して、自己紹介をして、友達を作るようにしている。
ひたすら会い続け、会話をして、印象を残す。また再会すると、必ず挨拶に行く。この繰り返しで数多くのリーダーと親しくなってきた。

あるパネリストが「どうしてダボス会議に行くのか?」との質問に、「ワンストップショッピングができるから」と答えていた。
つまり、ダボス会議に来れば、トップリーダーに会えて、最高の知恵に触れることができるから、本当に密度が濃く有意義な時間が過ごせる。

今日は、朝7時からひたすら動き続け、喋り続けたので、頭も体もクタクタだ。
早めに寝て、明日に備えることにする。

2024年1月16日(火)
ダボスにて
堀義人


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