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「インダストリー4.0」の言い出しっぺ独シーメンスが考える製造業の未来と変革

投稿日:2017/02/01更新日:2021/10/08

第3回テクノベート・フォーラム
IoT、インダストリー4.0と組織変革(前編)

「テクノベート・フォーラム」は、テクノロジーの進化と企業の対応について議論するグロービス主催のセミナーです。2016年12月20日に開催されたシリーズ第3回のテーマは「IoT、インダストリー4.0」――。前編では島田太郎 シーメンス専務執行役員による「インダストリー4.0」に関するご講演を公開。後編では原秀男 ブリヂストン経営企画本部フェローによる「IoT」に関するご講演を公開します。(肩書きは2016年12月20日登壇当時のもの)

<動画冒頭をテキストでご紹介>
島田氏: 最初に「インダストリー4.0」がどういう理由で始まったのかを簡単にご説明したいと思います。ドイツ人が言うには、ドイツでものを作って中国やアメリカで負けたくない。なぜ中国やアメリカなのかということですが、GDPの過去20年くらいの比較を書いてみました。
当然中国がすごい勢いで日本を追い抜いています。ところがこの期間にGDPを絶対値で一番伸ばしているのはアメリカです。これはデジタルの力だとドイツでは見ています。これはGDPを全部入れているわけですから、FintechやGoogleなど、さまざまなものが含まれているのですが、大雑把にいってデジタル化の流れがこれを牽引していると彼らは捉えています。すなわちドイツのマイスターの力をキープして、どうやってこのデジタル化の時代に対応していくか、これが「インダストリー4.0」の原点になります。
さて、ドイツ人は日本人に比べるとあまり働きません。5時になったら早く帰ります。私もドイツの会社で働いてドイツの本社勤務をしていたものですから、この人達も遅いなとイライラする思いをするのですが、どういうわけかあんなにゆっくり働いて休暇もたっぷりとっているのに、結果だけ出ていると。たとえば日本の自動車とドイツの自動車とを比べて、大幅に性能が違うかというとそういうわけではない。なぜ結果だけでるのかと。それを数値にしたくて書いてみたのですが・・・(この続きは動画でご覧ください) 後編はこちら

  • 島田 太郎

    株式会社東芝 代表取締役 社長執行役員 CEO

    新明和工業株式会社、シーメンス株式会社などを経て、2018年10月にコーポレートデジタル事業責任者(CSO)として株式会社東芝に入社。2019年4月より執行役常務 最高デジタル責任者(CDO)、2020年執行役上席常務CDO、2022年3月より代表執行役役社長CEO、2023年12月より代表取締役 社長執行役員 CEO。2022年3月まで、東芝デジタルソリューションズ 取締役社長、東芝データ 代表取締役CEO、一般社団法人ifLinkオープンコミュニティ 代表理事。現在は、一般社団法人量子技術による新産業創出協議会(Q-STAR)代表理事を務める。 著書に『スケールフリーネットワーク ものづくり日本だからできるDX』(日経BP、2021 年)がある。

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