キャンペーン終了まで

割引情報をチェック!

大阿闍梨・塩沼亮潤氏が語る「創造と変革への挑戦」とは?

投稿日:2016/08/15更新日:2019/04/09

あすか会議2016
第2部全体会「2500年後に残る価値とは~異端児たちが語る創造と変革の軌跡~」

2500年続く仏教の伝統は、絶え間ない革新の連続でもあった。応永11年に妙心寺塔頭として創建され、600余年の歴史を持つ禅寺・退蔵院副住職の松山大耕氏。1300年の歴史の中で、ただ2人目となる大峯千日回峰行を満行した塩沼亮潤大阿闍梨。どの時代にあっても人々を惹きつけてやまない価値を守り、育み、次世代に継承するために、どのような創造と変革に挑戦してきたのか。伊勢志摩サミットを成功に導いた三重県・鈴木英敬知事が迫る。(肩書きは2016年7月2日登壇当時のもの)。

<動画冒頭をテキストでご紹介>

鈴木氏: 皆さんこんにちは!「グロービス経営大学院」・・・今日はこれに合わない絵面です(笑)
「異端児の創造と変革」ということで、先ほど私達の仲間からも「英敬もよく受けたな、二人の坊さんの前でようやるな」と言われましたが、私は大変楽しみにして参りました。
今からスタートしますが、皆さんに1つだけ聞きたいことがあります。伊勢神宮に行ったことのある方、手を挙げてください。・・・(会場挙手)おお、いいですね、だいたい全員が挙がっていますね。
5月26日・27日の伊勢志摩サミットで、G7の首脳が神宮を訪れました。内宮の前での、奇跡的な晴天のもとでの画を皆さんも覚えておられると思います。伊勢神宮を擁する三重県の知事ということで、このような機会を得ました。
伊勢神宮というのは、約2000年続いている神社です。その中で、20年に1回、式年遷宮という、お社を建て替える行事が行われています。
ヨーロッパの方には「だったら1300年続く建物を建てたら良いじゃないですか」と言われるのですが、なぜ20年に1回行うかというと諸説があります。1つは、神様に常に瑞々しい清らかな場所にいていただくために建て替える、神様に清らかな状態でいていただくということ。
そして、変わり続けながら、常に若々しい状態でいていただく。その状態を、常に若いと書いて「常若」と言いますが、そのような考え方が神宮の中にあります。
神宮では、年間1500回のお祭りが行われています。食べ物を供える、あるいは新しく収穫したお米を供えるなど、これまでずっと変わらずに続いているお祭りがあります。
そして、伊勢神宮は、平和への祈りの場所でもあります。皆さんも伊勢神宮に行かれて、何かお願いごとをされたかもしれませんが、それはやめてください。伊勢神宮は平和について感謝をする場所なのです。(この続きは動画でご覧ください)
 

  • 塩沼 亮潤

    慈眼寺 住職

    過去1300年で二人目となる、1日48㎞の険しい山道を千日間歩き続ける「千日回峰行」を満行。その後、9日間の断食・断水・不眠・不臥の中、20万編の御真言を唱え続ける「四無行」を満行する。また、百日間の五穀断ち・塩断ちの前行の後、「八千枚大護摩供」を満行。大峯千日回峰行大行満大阿闍梨。 2003年に仙台市秋保に慈眼寺を開山。 2021年12月に「塩沼亮潤 大阿闍梨基金〜ともに寄り添うプラットフォーム〜」を創設。
  • 松山 大耕

    臨済宗 大本山妙心寺 退蔵院 副住職

    1978 年京都市生まれ。2003年東京大学大学院 農学生命科学研究科修了。埼玉県新座市・平林寺にて3年半の修行生活を送った後、2007年より退蔵院副住職。日本文化の発信・交流が高く評価され、2009年観光庁Visit Japan大使に任命される。2016年『日経ビジネス』誌の「次代を創る100人」に選出され、同年より「日米リーダーシッププログラム」フェローに就任。2018年より米・スタンフォード大客員講師。2019年文化庁長官表彰(文化庁)、重光賞(ボストン日本協会)受賞。2021年より(株)ブイキューブ社外監査役、京都市教育委員。 2011年には、日本の禅宗を代表してヴァチカンで前ローマ教皇に謁見、2014年には日本の若手宗教家を代表してダライ・ラマ14世と会談し、世界のさまざまな宗教家・リーダーと交流。また、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に出席するなど、世界各国で宗教の垣根を超えて活動中。

モデレーター

  • 鈴木 英敬

    衆議院議員

    1974(昭和49)年8月15日生まれ。
    私立灘高校卒。東京大学経済学部卒業後、通商産業省(現・経済産業省)に入省。第一次安倍政権時は官邸スタッフ。
    2011年4月に三重県知事に36歳(歴代2番目の若さ)で当選。2015年4月、2019年4月に再選(3期目)。2016年に開催されたG7伊勢志摩サミットでは、県への誘致を牽引、成功させる。2021年10月の第49回衆議院総選挙にて128,753票(鞍替えを除く全国の新人で最多得票率)を獲得し当選。2022年8月、内閣府大臣政務官(新型コロナ対策、新しい資本主義、スタートアップ、全世代型社会保障、経済再生、金融庁担当)を拝命。2024年10月第50回衆議院議員総選挙96,619票にて2期目当選。
    2014年3月には「世界経済フォーラム」のヤング・グローバル・リーダーズに選出。
    家族はアーティスティックスイミング五輪メダリストの妻・武田美保と一男一女。

関連動画

学びを深くする

記事に関連する、一緒に学ぶべき動画学習コースをまとめました。

関連記事

合わせて読みたい

一緒に読みたい、関連するトピックをまとめました。

サブスクリプション

学ぶ習慣が、
あなたを強くする

スキマ時間を使った動画学習で、効率的に仕事スキルをアップデート。

17,800本以上の
ビジネス動画が見放題

7日間の無料体験へ もっと詳細を見る

※ 期間内に自動更新を停止いただければ
料金は一切かかりません

利用者の97%以上から
好評価をいただきました

スマホを眺める5分
学びの時間に。

まずは7日間無料
体験してみよう!!

7日間の無料体験へ もっと詳細を見る

※ 期間内に自動更新を停止いただければ
料金は一切かかりません

新着動画

10分以内の動画コース

再生回数の多い動画コース

コメントの多い動画コース