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これからの豊かさとは? 個人が働き方をデザインするということ

投稿日:2015/09/08更新日:2019/04/09

ランサーズ社長・秋好陽介氏×スプリー代表・安藤美冬氏×HASUNA代表取締役・白木夏子氏
あすか会議2015
第5部 分科会「競争戦略としてのワークスタイル・デザイン」

クラウドソーシングの普及によって、リモートワークが普及し、「持たざる経営」「通勤しない働き方」が浸透しつつある。ノマドワーカーに代表されるように、「住む場所」「働く場所」を自分たちで選ぶ人々が増えている。子育てやライフスタイルに合わせて、個人が働き方を柔軟にデザインする時代、企業はどのような組織と働き方を設計し、個人はどのようなワークライフスタイルを構築すべきか。競争戦略としてのワークスタイル・デザインを考える(視聴時間1時間18分04秒)。

秋好 陽介氏
ランサーズ株式会社 代表取締役社長
安藤 美冬氏
株式会社スプリー 代表
白木 夏子氏
株式会社HASUNA 代表取締役
村尾 佳子氏(モデレーター)
グロービス経営大学院 経営研究科 副研究科長

【ポイント】
・個人で優秀な人はたくさんいるが、大手の企業はなかなか個人に発注できない。個人と法人をインターネットで結び付けるサービスを提供したいと思い、ランサーズを立ち上げた(秋好氏)

・フリーランサーだと大手に信用されにくいので法人化しているが、二人だけのマイクロ法人。実態はフリーランスのようなもので、多岐にわたる仕事をしている。この時代を変化しながら生きていく、自分に一番リスクが少なくかつ自分らしく働けるためのワークスタイルを生み出した(安藤氏)

・何十万円もするジュエリーの原料を採掘する人々が、とても苦しそうに働いていることに疑問を感じた。今は野菜も生産者の顔が見えるのに高価なジュエリーは採掘者がわからないのはおかしいと思い、SNS等を駆使して鉱山の情報を得て、新たな仕入れ・流通ルートを開拓しジュエリーの会社を立ち上げた(白木氏)

・『ワーク・シフト』で紹介されているように、将来的に2つ以上の仕事・組織に所属したり、本業とは別の仕事をしたりするようになっていく。2拠点居住のようなワークスタイル、ライフスタイルがドラスティックに変わっていくのではないか(安藤氏)

・今までは人の寿命よりも産業寿命が長かったが、今は産業寿命のほうが短くなっているため、いくつかのスキルを身につけなければならない。2020年にはITの仕事が50パーセントを超えると言われている。オンラインでどこでも誰とでも働ける、ひとつの仕事ではなく、プロジェクト型でやっていく形になる。資産を所有するのではなく、みんなでシェアしていくことももっと浸透すると思う(秋好氏)

・ランサーズの社員には、家がある場所が仕事場というような人が7箇所ほどあり、そのほうが優秀な人材が集まる。お金の報酬だけではなく、「どこで働くか、生きるかを選べる自由」、という報酬を企業が持つことが競争では有利になる(秋好氏)

・役員から働き方を変えていけば、社員も短時間で効率的に最大の成果をあげようと頑張ってくれる。会社としての枠はしっかりしつつ、一人ひとりが輝いて働ける環境が競争戦略のひとつではないか。変わっていく時代に対応していける組織を目指している(白木氏)

・これからの時代はプログラミング・エンジニアリングが必要。プロジェクトマネジメント力がある人が強い(秋好氏)

・何か新しいことを生み出すには、時代の最先端の意識を持とうとすることが大事。人生をどのようにデザインしていきたいのかを考え、新しい目で世界を見渡すことが必要(安藤氏)

(肩書きは2015年7月5日登壇当時のもの)

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