あすか会議2012
芳賀正彦氏×竹井智宏氏×鈴木賢治氏 東北復興から再生へ
~日本人は何を学び、再創造するのか~-With Project KIBOW-
パネリスト:
芳賀正彦 NPO吉里吉里国 代表
竹井智宏 一般社団法人MAKOTO 代表理事
鈴木賢治 株式会社ヨンナナプランニング 代表取締役社長
ファシリテーター:
梶屋拓朗 一般財団法人KIBOW 事務局長
東日本大震災から1年余りが過ぎ、被災地は長い復興の局面を迎えている。多くの課題がある中、それぞれの地域で多くの活動が生まれ、育ち始めている。人を励まし、育て、事業をつくり、活気ある町づくりを進める人たちがいる。岩手県・大槌で「復活の森プロジェクト」を進める芳賀正彦氏、被災地のベンチャー・中小企業を支援し、雇用を創出する竹井智宏氏、福島県・いわき駅前に「夜明け市場」を立ち上げた鈴木賢治氏。それぞれの活動への思いに迫る。(文中敬称略。肩書は2012年7月7日登壇当時のもの。視聴時間:1時間17分58秒)
みどころ:
■震災以前の問題意識や原体験
・福島に良いものはたくさんあるが知られていない(鈴木)(12:08)
・家族の死と向き合う(竹井)(16:49)
・震災前から続く吉里吉里への思い――凍てつく冬の海で海水が温かいと感じた時、ここで生きようと思った(芳賀)(19:12)
■震災後に生まれた思い・使命感
・長期の人生設計よりも、やりたいことは今やる(鈴木)(29:34)
・地震・津波の被害に遭った人達に恥ずかしくない生き方を(芳賀)(33:28)
・好き嫌いも能力も関係ない、問題がそこにあるから解決する(竹井)(38:42)
■「実行する」ということについて
・実践がともなってこそ、思いは本物(芳賀)(42:53)
・条件が整う日はいつまで経ってもこない、やろうと思ったら始める(竹井)(46:58)
・震災復興で元に戻すだけで終わりたくない、以前よりも良くしたい(鈴木)(49:33)
■質疑応答
・一歩を踏み出す勇気の源となる具体的なビジョンはあるか?(59:00)
・信念や使命感が揺らぎそうになった時、どう自分と向き合うか?(1:01:49)
■最後に
・生きるとは、現場に仁王立ちし続けること(芳賀)(1:10:13)
・日本を扶養するという気概を(竹井)(1:11:09)
・リスクをとって前に進んでほしい(鈴木)(1:14:22)