住まいの総合企業として、トステム、INAX、新日軽、サンウエーブ、東洋エクステリアが統合し2011年4月に誕生したLIXIL。国内においては収益性の改善が求められ、また国外においては、成長著しい新興国を含めた世界的なシェア拡大が喫緊の課題となっている。日商岩井、GEを経て、改革のリーダーとして同社トップに抜擢された藤森氏は何を課題と捉え、日々に挑んでいるのか。Part1は講演部分の内容を要約テキストとともにお届けする(肩書は2012年11月9日登壇当時のもの。視聴時間36分32秒)。
※※Part1/3(藤森義明氏講演部分、動画+要約テキスト)はこちらからご覧いただけます。
※以下、動画画面に続けて要約テキストを掲載しています。セッションの概観を掴むものとしてお役立てください。
・ジャック・ウェルチは経営者としてどこが素晴らしかったか。(0:36)
・日商岩井時代に海外MBAに行っておいて良かったと思うことは何か。(03:35)
・GEではどのようにしてポジションを上げていったのか。またイメルトとウェルチの違いは。(05:40)
・ストレッチの機会を与えられるたびに結果を出している。どのような方法論で為したのか。(09:35)
・何と言ってもCFOとHRとのことだが、つまりインセンティブ・ストラクチャーを変えるという理解でいいか。またCFOに特に期待する役割は何か。(10:50)
・日商岩井という日本企業から、GEというグローバル企業に移られた際、メンタリティの変容は迫られたか。どのように変えたのか。(13:25)
・コミュニティのインサイダー、ファミリーになって初めて信頼される。自分を捨てても“彼ら”にならなければ、彼らに勝てないし機会も貰えない。という話が印象的だった。これは、とにかくまず輪に入っていくということか。(16:30)
・1歩踏み込めるか否かが大きな差異を生めるとのことだが、何が難しいのか。どうすれば自分をプッシュでき、また、(国内外関わらず)相手との関係性を深めるところまでいけるのか。(19:10)
・座右の銘は何か。(23:00)
・尊敬する人は誰か。(24:50)
・ビジネスパーソンとして役に立つと思ってやってきた習慣は。(26:20)
・リーダーとは。(29:30)
・健康を保つためにしていることは。(32:17)
質疑応答(視聴時間24分58秒)
・30歳代〜40歳代で海外に出て得られるものは。(00:17)
・なぜ社長という仕事をしたいと思ったのか。(0:58)
・ダイバーシティを確保するための採用のポイントは。チャレンジさせて失敗した場合のフォローは。(1:40)
・LIXILへの統合にあたり各業界の市場の競争力を落とさずに組織の壁をなくすコツは。(3:33)
・リーダーとして一番のチャレンジだったビジネスは。それをどのように乗り越えたか。(6:40)
・リーダーにはならないフォロワー人材への教育は。(9:00)
・LIXILの数値目標に込めた想いはどのようなものか。(10:57)
・変革の組織に属するHRの役割・使命は。(12:23)
・心が弱くならないように、心掛けていることはあるか。(13:28)
・硬直した組織はどこからどう変えればよいのか。(15:35)
・藤本さんの信じるバリューは。(17:33)
・相手の懐に入るために、自分をどこまで捨てるか。最低限、何を守らなければならないか。(19:23)
・ジャック・ウェルチから1対1で受けたフィードバックで印象的だったのは。また会場の聴衆へのメッセージがあれば。(21:13)