世界の経済成長と立役者として影響力が高まる中国に対し、日本は現在政治、経済面で世界においてどのようなポジションを構築すべきかを模索している。しかしながら両国は、これまで多くの著名な政治リーダーを輩出してきた中国、世界規模の数多くの優良企業を生み出してきた日本として、今後のアジア、そして世界を牽引する重要な役割を担っている。急速に変化する環境においては、どのようなリーダーが指揮をとって未来を創っていくかは重要なテーマとなる。中国、日本のメディアを通じて、多くの問題提起、発信されている加藤嘉一氏とグロービス代表の堀義人との上海でのスピーチおよび対談を4回連載。Part2では堀義人のスピーチをお届けする(肩書は2012年5月24日登壇当時のもの。視聴時間:11分55秒)。
スピーカー
堀義人
グロービス経営大学院学長
グロービス・キャピタル・パートナーズ代表パートナー
・震災直後の日本で目立ったのは、誠実な国民と無能なリーダー(1:20)
・リーダーの役割1つめは、ビジョンを描き、意思決定し、結果に責任を負うこと(2:20)
・2つめは、ステークホルダーとの良好な関係をつくること(2:45)
・3つめは、自分の理念を組織文化をつくり、実行すること(3:10)
・疑似体験を繰り返し、意思決定能力を高めよ(5:30)
・世の中で起こることに正解はない。最善の解を人と議論して見出せ(6:00)
・自分の想いを伝え、人にやる気になってもらう(9:00)
・自分なりの哲学、使命を持て(9:30)