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Civic Force 代表 大西健丞氏 「Civil Society〜紛争・災害地支援における日本の課題、「新しい公共」が目指すこと」(後編)

投稿日:2012/05/28更新日:2019/04/09

生きることの意味を求め20歳代で中東紛争地域に飛び込んで以後、まさに命懸けで人道支援活動を続けてきた大西健丞氏。世界の紛争地域における日本の民間組織の活動を支援する目的でジャパン・プラットフォームを設立。その後、政府・民間を調整する災害支援組織としてCivicForceを設立、国内外の紛争地域・被災地の第一線で人命救助・物資配布に奔走する。常に極限状態の中で大西氏を献身的な活動に向かわせるものは何なのか。ODA大国日本の民間組織が、世界で果たすべき役割は何か。自らの原点、常に危険と隣り合わせでありつづけたその歩みを振り返りながら、大西氏が日本の紛争・災害地支援の現状と課題、民間組織と政府協働の可能性を語った(文中敬称略、肩書は2012年3月22日登壇当時のもの)。

※音声が聞き取りにくい場合はイヤホンを使用ください

・残念ながら頓挫した民間のリソースで緊急事態対応する「新しい公共」の試み(0:00)

・今回の震災は最初の3日、生存者が死体より少なく、慣れている自分でも辛かった(6:00)

・物流が途絶え、ほとんどの避難所ではじめは一日一食(7:30)

・一日一食は、朝から晩まで遺体捜索の自衛隊員も(8:30)

・宮崎駿氏の協力で、封切前の映画を避難所で試写会実施(10:00)

・国は大規模災害対策を本当の意味ではしていなかった(11:30)

・CivicForceは自然災害での即応体制をアジア各国へ(12:50)

・瀬戸内海プラットフォームをつくり、地域開発(17:38)

・難民を受け入れ、農業支援(21:25)

前編はこちらから

講演者

  • 大西 健丞

    特定非営利活動法人ピース ウィンズ・ジャパン 代表理事 兼 統括責任者(CEO) 経済同友会副代表幹事

    一般社団法人「アジアパシフィックアライアンス」CEO

    1967 年大阪府生まれ。上智大を卒業後、英国ブラッドフォード大学の大学院で紛争解決や人道介入を学ぶ。大阪大学人間科学研究科博士課程修了。1996 年にピースウィンズ・ジャパンを設立。イラク、アフガニスタン、ウクライナなど世界 38 カ国での人道支援を指揮してきた。
    2000 年に NGO、経済界、政府の連携による国際人道支援組織ジャパン・プラットフォームの設立に参画。2012 年には、アジア太平洋地域の相互協力による災害対応を目的とした Asia Pacific Alliance for Disaster Management を設立した。
    近年は、ピースウィンズが本部を置く広島県神石高原町を拠点に、国内の山間部や島しょ部などの地域振興、動物福祉などの活動にも力を入れている。また、医療を軸とした災害時の緊急支援を強化するため、2019 年に「空飛ぶ捜索医療団(ARROWS)」プロジェクトを立ち上げた。経済同友会副代表幹事。
    著書に「NGO、常在戦場」(徳間書店)、「世界が、それを許さない。」(岩波書店)「緊急人道支援の世紀―紛争・災害・危機への新たな対応」(ナカニシヤ出版)

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