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構造化データ: 「見える化」経営の基本

投稿日:2015/04/06更新日:2019/04/09

構造化データ(Structured data)

データ様式の1つで、コンピュータやクラウド上のデータベースに格納し、容易に検索や分析できるようなデータ。企業活動の状況を数値化した定量データがその典型である。

たとえば売上げや費用といった各種の財務データ、顧客接触頻度や顧客満足度、顧客維持率といったマーケティング上のKPI、あるいは不良品率、歩留まりといった生産関連のKPI、特許数やその引用回数といった開発関連のKPIなどがその典型である。

近年のビッグデータ解析の時代となる以前から、構造化データは企業活動において重視され、意義のあるKPIを設定・測定し、企業の活動状況を可視化し、問題解決やPDCAにつなげることが重視されてきた。

近年では、テキストの構造化も進んでいる。テキストに対して意味をメタデータとして持たせることで、検索を容易にするとともに、分析をしやすくするのである。

たとえば、「山田太郎A社社長」は、人間が読めば「山田太郎」が氏名、「A社」が所属組織、「社長」が役職であることは瞬時に分かるが、検索エンジンがこれを判断するのは必ずしも容易ではない。そこでそれぞれのテキストにメタデータを付与(例:HTMLマークアップ)することで、情報の意味がより適切にコンピュータに分かるようにするのである。

  • 嶋田 毅

    グロービス経営大学院 教員/グロービス 出版局長

    東京大学理学部卒、同大学院理学系研究科修士課程修了。戦略系コンサルティングファーム、外資系メーカーを経てグロービスに入社。累計150万部を超えるベストセラー「グロービスMBAシリーズ」の著者、プロデューサーも務める。著書に『グロービスMBAビジネス・ライティング』『グロービスMBAキーワード 図解 基本ビジネス思考法45』『グロービスMBAキーワード 図解 基本フレームワーク50』『ビジネス仮説力の磨き方』(以上ダイヤモンド社)、『MBA 100の基本』(東洋経済新報社)、『[実況]ロジカルシンキング教室』『[実況』アカウンティング教室』『競争優位としての経営理念』(以上PHP研究所)、『ロジカルシンキングの落とし穴』『バイアス』『KSFとは』(以上グロービス電子出版)、共著書に『グロービスMBAマネジメント・ブック』『グロービスMBAマネジメント・ブックⅡ』『MBA定量分析と意思決定』『グロービスMBAビジネスプラン』『ストーリーで学ぶマーケティング戦略の基本』(以上ダイヤモンド社)など。その他にも多数の単著、共著書、共訳書がある。
    グロービス経営大学院や企業研修において経営戦略、マーケティング、事業革新、管理会計、自社課題(アクションラーニング)などの講師を務める。グロービスのナレッジライブラリ「GLOBIS知見録」に定期的にコラムを連載するとともに、さまざまなテーマで講演なども行っている。

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