G1サミット2025 第10部 分科会【AI】
「AI×ロボット〜拡がる可能性と課題とは〜」石黒浩×北野宏明×島田太郎×尾形哲也×井原慶子
(2025年2月24日開催/沖縄県万国津梁館)
AIとロボティクスの融合が加速し、その開発競争が世界規模で激化している。Teslaの「Optimus」、Figure AIの「Figure 01」、さらにはApptronikの「Apollo」など、世界で多くの企業が次世代ロボットの実用化に向けた研究が進められ、産業・サービスの両面での活用が期待される。AIロボットは世界における社会課題解決にどう貢献するのか。技術革新の最前線から、AIとロボットが融合する未来を展望する。(肩書きは登壇当時のもの)
※タイムスタンプは生成AIで作成しているため、一部誤りがある可能性があります。あらかじめご了承ください。
00:24 AIとロボットの歴史
AIとロボットの語源や、ロボット工学三原則など黎明期の歴史を解説。
04:23 AIアバターが拓く未来社会
アバターでの遠隔就労や、AI顧客との対話練習などの活用事例を紹介。
08:01 人を理解するための人型ロボット研究
身体性を持つロボットを通じ、人間の学習や発達の過程を解明する。
11:38 グランドチャレンジが技術を牽引
ロボカップやゲームAIなど、壮大な目標が最先端技術を生み出す。
17:39 経営者から見たロボット導入の壁
コスト、安全性、失敗からの復帰など、実用化に向けた課題を指摘。
22:36 なぜ日本の人型ロボットは普及しなかったか
過去のブームを振り返り、明確な市場や用途がなかった点を議論。
30:09 物理シミュレーションの重要性
精巧な仮想空間での学習が、現実世界のAI性能を飛躍させる。
33:47 人型に固執しないロボット開発
配膳ロボットに腕を付けるなど、段階的な機能拡張の有効性を議論。
36:24 日本が押さえるべきコア技術とは
モーター等の部品や統合基盤など、競争力の源泉となる技術を考察。
38:26 1人で多数を操る群知能制御
AIの支援を受け、一人の操作者が多数のロボットを動かす未来。
41:20 会場質疑:プラットフォーム戦略
課題設定からシミュレーション、実機への実装まで一気通貫で行う。
49:33 ロボット活用の3つの軸
自律レベル、環境の制御、失敗許容度の3軸で応用範囲を定義する。