G1サミット2024 第8部全体会
「G1アワード」
(2024年2月24日開催/沖縄万国津梁館)
一般社団法人G1は「批判よりも提案を」「思想から行動へ」「リーダーとしての自覚を醸成する」の精神に基づいて、日本をより良くする行動を実践している人物を対象に、「G1新世代リーダーアワード」「G1・KIBOWソーシャルアワード」「G1メディアアワード」「100の行動アワード」の各賞を設け、毎年表彰を行ってきたが、2024年より4つのアワードを集約して新たに「G1アワード」を創設、顕彰することになった。
初開催となる「G1アワード」授賞式では、3氏の行動を称えトロフィーを授与した。(肩書きは2024年2月24日登壇当時のもの)
◇受賞者◇
🔷金丸 恭文(フューチャー株式会社 代表取締役会長兼社長 グループCEO)
≪授賞理由≫日本の規制改革の推進 2012年に発足した安倍晋三政権下の規制改革推進会議・議長代理を筆頭に、内閣官房 未来投資会議 議員、各省庁における委員会委員や経済同友会 副代表幹事などを歴任し、長期にわたって日本の規制改革に根強く取り組まれています。農林水産分野のワーキンググループ座長を務め、農林水産改革の方向性とビジョンづくりに奔走。関係者との丁寧な対話戦略を通じて、農業協同組合法、農地法、農業委員会改正、生乳改革や漁業法改正、林業の成長産業化の実現に取り組むなど、一貫して日本社会の規制改革をリードしてきました。
🔷川淵 三郎(一般社団法人 日本トップリーグ連携機構 代表理事会長)
≪授賞理由≫日本スポーツ界のガバナンス改革 2023年の「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」で日本代表は、アジア勢最高位となる19位となり、48年ぶりに自力での2024年パリオリンピック出場権を獲得しました。日本中を沸かせ、多くの国民に勇気と感動を与えた日本代表の活躍。こうした日本バスケ界の飛躍の背景には、かつては2つに分かれていたバスケトップリーグを統合しBリーグの発足を実現した、川淵氏の卓越した指導力がありました。川淵氏は日本サッカーJリーグの創設以来、サッカー、バスケを含め、日本のスポーツ界のガバナンス改革に長きにわたって取り組まれています。
🔷土井 香苗(国際人権NGO ヒューマン・ライツ・ウォッチ 日本代表)
≪授賞理由≫人権外交及び国内の人権課題解決に関する行動 世界最大級の国際人権NGO「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」日本代表として、紛争地や独裁国家の人権侵害を止めるための人権外交や、日本国内の人権課題の解決などを政府に働きかける政策提言活動等に取り組んでいます。昨年からは日本の刑事司法制度に関しても、罪を認めなければ長期間、身体拘束する「人質司法」の制度改正を訴え、政策提言やメディアへの発信、世論形成の活動を続けています。