G1サミット2025 第7部 分科会【社会/文化】
「NPO法人の評価手法〜マルチセクター連携の重要性と可能性〜」荒井優×髙島宏平×村田早耶香×安渕聖司×佐藤大吾
(2025年2月23日開催/沖縄県万国津梁館)
経済同友会が「共助資本主義の実現委員会」を立ち上げ、マルチセクター間のダイアローグを推進している。こうした状況を踏まえ、今後行政・企業・スタートアップ・非営利団体が連携していく重要性がますます高まっている。そうした中で、NPO評価の現状と課題、第三者による評価、AIやデジタルツールを活用した効率的な評価、企業とNPOが共通で使える評価基準の開発に向けた連携可能性など、企業がNPOの連携強化に向けた課題と戦略を探る。(肩書きは登壇当時のもの)
※タイムスタンプは生成AIで作成しているため、一部誤りがある可能性があります。あらかじめご了承ください。
00:01 なぜ今「NPOと企業の連携」か
ソーシャルビジネスが主流の中、改めてNPOと企業の連携を議論する意義。
04:00 日本の寄付文化に足りない「寄付者保護」
NPOの信頼性を担保する仕組みが無く、寄付者が保護されていない現状。
06:11 米国で見た社会貢献活動の変化
政治状況の変化で政府補助金がカットされ、NPO活動にも影響が出ている。
12:49 企業がDEIや社会課題に取り組む理由
明確な目標を持つ企業は、外部の圧力に関わらず取り組みを継続する。
17:24 経済合理性では測れないNPOの役割
受益者から対価を得られない領域の課題解決に、NPOの存在意義がある。
21:46 NPO活動から政治家へ転身する理由
個別の支援の限界を感じ、社会全体を変える制度設計の道を選ぶ。
27:36 企業にとってNPO連携は「未来への投資」
将来のビジネスチャンスになり得る領域への先行投資、R&Dと捉える。
30:33 企業がNPOパートナーに求めるもの
個別の課題解決だけでなく、その先にある社会のビジョンを描けているか。
32:50 政治家が連携相手を見極める難しさ
日々多くの陳情がある中で、個別に団体の信頼性を判断するのは困難。
39:15 NPOにおける事業承継のリアル
代表個人の魅力でなく、組織のミッションへの共感で支持を得る経営へ。
43:44 経済同友会が提唱する「共助資本主義」
企業の成長と社会課題解決を両立させる、新しい資本主義の形を議論。
55:07 連携を阻む「セクター間の言語」の壁
NPO、企業、行政がそれぞれの言語で話し、対話が噛み合わない問題。