キャンペーン終了まで

割引情報をチェック!

【NPO×企業連携】社会課題をビジネスチャンスに変える、日本の新しい資本主義

投稿日:2025/06/30タイマーのアイコン 読了時間 1時間1分50秒

社会貢献は企業のコストか、それとも未来への投資か。

経済界のトップリーダー、社会課題の最前線に立つNPO、そして政策を動かす政治家が集結し、経済同友会が提唱する「共助資本主義」の真意から、日本の寄付文化に潜む課題、企業にとって社会課題が「未来への投資」となる理由まで議論。

セクター間の壁を越え、持続可能な社会を築くための「新しい協働」のあり方を多角的に探ります。

G1サミット2025 第7部 分科会【社会/文化】
「NPO法人の評価手法〜マルチセクター連携の重要性と可能性〜」荒井優×髙島宏平×村田早耶香×安渕聖司×佐藤大吾
(2025年2月23日開催/沖縄県万国津梁館)

経済同友会が「共助資本主義の実現委員会」を立ち上げ、マルチセクター間のダイアローグを推進している。こうした状況を踏まえ、今後行政・企業・スタートアップ・非営利団体が連携していく重要性がますます高まっている。そうした中で、NPO評価の現状と課題、第三者による評価、AIやデジタルツールを活用した効率的な評価、企業とNPOが共通で使える評価基準の開発に向けた連携可能性など、企業がNPOの連携強化に向けた課題と戦略を探る。(肩書きは登壇当時のもの)

※タイムスタンプは生成AIで作成しているため、一部誤りがある可能性があります。あらかじめご了承ください。

00:01 なぜ今「NPOと企業の連携」か

ソーシャルビジネスが主流の中、改めてNPOと企業の連携を議論する意義。

04:00 日本の寄付文化に足りない「寄付者保護」

NPOの信頼性を担保する仕組みが無く、寄付者が保護されていない現状。

06:11 米国で見た社会貢献活動の変化

政治状況の変化で政府補助金がカットされ、NPO活動にも影響が出ている。

12:49 企業がDEIや社会課題に取り組む理由

明確な目標を持つ企業は、外部の圧力に関わらず取り組みを継続する。

17:24 経済合理性では測れないNPOの役割

受益者から対価を得られない領域の課題解決に、NPOの存在意義がある。

21:46 NPO活動から政治家へ転身する理由

個別の支援の限界を感じ、社会全体を変える制度設計の道を選ぶ。

27:36 企業にとってNPO連携は「未来への投資」

将来のビジネスチャンスになり得る領域への先行投資、R&Dと捉える。

30:33 企業がNPOパートナーに求めるもの

個別の課題解決だけでなく、その先にある社会のビジョンを描けているか。

32:50 政治家が連携相手を見極める難しさ

日々多くの陳情がある中で、個別に団体の信頼性を判断するのは困難。

39:15 NPOにおける事業承継のリアル

代表個人の魅力でなく、組織のミッションへの共感で支持を得る経営へ。

43:44 経済同友会が提唱する「共助資本主義」

企業の成長と社会課題解決を両立させる、新しい資本主義の形を議論。

55:07 連携を阻む「セクター間の言語」の壁

NPO、企業、行政がそれぞれの言語で話し、対話が噛み合わない問題。

  • 荒井 優

    衆議院議員

    立憲民主党 衆議院議員(北海道3区) | リクルート | ソフトバンク社長室&東日本大震災復興支援財団専務理事 | 札幌新陽高校校長&佐賀県東明館学園理事長 | 超党派サウナ議連&超党派ライドシェア勉強会&吉田はるみ選対の事務局長 |

  • 髙島 宏平

    オイシックス・ラ・大地株式会社 代表取締役社長

    ​東京大学大学院工学系研究科情報工学専攻修了後、マッキンゼー日本支社勤務を経て、2000年にオイシックス株式会社を設立。2013年に東証マザーズに上場。2016年、買い物難民への移動スーパー「とくし丸」を子会社化し代表取締役会長に就任。2017年には「大地を守る会」、翌2018年には「らでぃっしゅぼーや」との経営統合を実現し、オイシックス・ラ・大地株式会社代表取締役社長に就任。2019年にアメリカでヴィーガンミールブランドを展開するPurple Carrotを子会社化し、Directorに就任する。2020年東証一部(現プライム市場)へ指定替え。株式会社ベネッセホールディングスとシダックス株式会社の社外取締役を兼務。 一般社団法人「東の食の会」代表理事、一般社団法人日本車いすラグビー連盟 理事長、一般社団法人Data for Social Transformationの共同代表理事を務める。2021年より経済同友会副代表幹事に就任。
  • 村田 早耶香

    特定非営利活動法人かものはしプロジェクト 共同創業者

    大学在学中の2001年、東南アジア訪問時に子どもが売られる問題の深刻さを知り、2002年二十歳の時に仲間と共にかものはしプロジェクトを創業。10歳未満の子どもまでもが被害にあっていたカンボジアで、子どもが売られる問題を防止するため、職業訓練と雇用により家庭の収入を向上させる雑貨工房を運営。また、加害者を取り締まるための警察訓練の支援も行う。現在はカンボジアで被害者がほとんど居ない状態になったため、カンボジア事務所はミッションを達成し独立した。現在は、問題が深刻な状況であるインドにも活動を広げ、インドのNGOと共に、被害にあった方達が人生を取り戻す支援と、子どもが売られない社会の仕組み作りの支援をしている。

    2019年秋より、日本での児童虐待を中心とした「子どもをとりまく不条理」をなくす活動を開始。

    2006年日経WOMAN主催「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2006」リーダーシップ部門を史上最年少で受賞。2011年 社団法人日本看護協会とジョンソン・エンド・ジョンソン グループ日本法人各社主催、ヘルシー・ソサエティー賞を受賞し、皇太子殿下と謁見。2012年 全国日本商工会議所女性会連合会主催 第11回女性起業家大賞優秀賞受賞。2018年日経WOMAN主催「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2019」世界の子供を守る賞を受賞。ウーマン・オブ・ザ・イヤー2回目の受賞となった。

  • 安渕 聖司

    アクサ・ホールディングス・ジャパン株式会社 代表取締役社長兼CEO

    三菱商事、リップルウッド・ジャパン、UBS証券投資銀行本部を経て、2006年、GEに入社。GEキャピタル・ジャパン社長兼CEOを経て、2017年よりVisaの日本代表、2019年より、保険のグローバル・ブランドであるAXAに移り、アクサ・ホールディングス・ジャパン(株)およびアクサ生命保険(株)代表取締役社長兼CEOに就任。 著書『GE世界基準の仕事術』(新潮社, 2014)、『GEの口ぐせ』(PHP研究所, 2015) 経済同友会幹事。(一財)KIBOW評議員。学校法人至善館理事、(公財)茂木本家教育文化財団理事、(一社)ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ理事、UWC-ISAKジャパン・ファウンダー。熱心な歌舞伎、文楽ファン。 早稲田大学政経学部卒、ハーバードビジネススクールMBA。

モデレーター

  • 佐藤 大吾

    42Tokyo 副理事長 兼 事務局長/武蔵野大学アントレプレナーシップ学部 教授

    98年NPO法人ドットジェイピー設立、インターンシッププログラムを運営。これまでに4.5万人が参加、うち約250人が議員に。10年英国発世界最大の寄付サイト「JustGiving」を日本に誘致(LIFULLグループ入りを経て、19年トラストバンクへ事業譲渡)。21年武蔵野大学アントレプレナーシップ学部教授に就任、23年フランス発世界最大のエンジニアリングスクールの日本キャンパス「42 Tokyo」副理事長 兼 事務局長に就任。

関連動画

学びを深くする

記事に関連する、一緒に学ぶべき動画学習コースをまとめました。

関連記事

合わせて読みたい

一緒に読みたい、関連するトピックをまとめました。

サブスクリプション

学ぶ習慣が、
あなたを強くする

スキマ時間を使った動画学習で、効率的に仕事スキルをアップデート。

17,800本以上の
ビジネス動画が見放題

7日間の無料体験へ もっと詳細を見る

※ 期間内に自動更新を停止いただければ
料金は一切かかりません

利用者の97%以上から
好評価をいただきました

スマホを眺める5分
学びの時間に。

まずは7日間無料
体験してみよう!!

7日間の無料体験へ もっと詳細を見る

※ 期間内に自動更新を停止いただければ
料金は一切かかりません

新着動画

10分以内の動画コース

再生回数の多い動画コース

コメントの多い動画コース