G1サミット2025 第5部 分科会【政治】
「ライドシェア・自動運転2.0〜次のステージへの課題と戦略〜」
青柳直樹×小林史明×中室牧子×川邊健太郎×加藤真平
(2025年2月23日開催/沖縄県万国津梁館)
2024年4月、日本でもライドシェアが解禁され、モビリティ革命が新たな段階に突入した。自動運転技術の進展と相まって、交通の利便性向上や新産業の創出が期待される一方、安全性や法整備、既存の交通事業との共存など、多くの課題も浮び上がる。次世代のモビリティ社会を実現するために、どのような戦略と政策が必要なのか。昨年のG1サミットで最も盛り上がったパネルの「2.0」として、日本のモビリティシステムの未来を徹底的に議論する。(肩書きは登壇当時のもの)
※タイムスタンプは生成AIで作成しているため、一部誤りがある可能性があります。あらかじめご了承ください。
00:02 ライドシェア議論の現在地
昨年の議論を振り返り、この1年での進捗と現状の課題を提起。
02:15 日本で始まった2つのライドシェア
タクシー会社管理の「日本版」と自治体主体の「公共版」を解説。
06:31 海外研究で見るライドシェアの効果
供給増や価格最適化のほか、飲酒運転事故が激減した事例を紹介。
10:04 事業者が見る日本版ライドシェアの実態
大阪で事業を始めた企業の視点から、運営上の実務や課題を共有。
14:33 応募者が殺到した時間帯の緩和
運行可能な時間が大幅に増えた結果、ドライバー応募が急増した。
16:46 先行自治体の導入事例と課題
福岡市とつくば市が、ライドシェア導入後の現状や難点を語る。
21:13 なぜライドシェア導入は進まないのか
政治的な視点から、政策実現のプロセスと今回の停滞理由を分析。
28:47 タクシー業界側の規制緩和という視点
対立ではなく、タクシー業界が持つ課題の解決も同時に行うべきと提案。
33:25 国土交通省の考えるアジェンダ
目的は制度導入でなく、地域の足不足など輸送サービスの課題解決。
38:13 もう一つの解決策「ロボタクシー」
議論は後半へ。自動運転技術の現状と世界の潮流について解説。
42:28 自動運転のコストと地方での可能性
量産効果によるコスト低下と、地方こそニーズがあるという視点。
48:07 事故は起きる前提の制度設計へ
事故対応の所管を警察から国交省へ移し、原因究明と改善を促す。