グロービスMBA 志セミナー
「MBA取得からのキャリア転身、志(エンジニアを幸せに)の実現へ」
(2024年10月24日開催/Zoomオンライン)
大企業のエンジニアが、VC業界に転身し、独立系VCの共同創業者にー。 東芝の研究開発センターで、無線通信の研究・無線LANの国際規格の標準化・半導体チップ開発業務に従事し、特許を取得していた中島氏は、日本企業の倍のスピードでシステムLSIを製品化に至る海外企業を見て、ビジネススクールに通うことを決意。技術力では勝っている日本企業が製品化に手間取っている間に、海外企業は規格を基にしながらも、完成した製品のデファクトスタンダードをどう取るかに注力していたからだ。
中島氏は、グロービス経営大学院にて百五十本余りのケースに当たり、学習仲間と熱く討議し、「エンジニアを幸せ」にいう志を定める。そして、その志を胸に、産業革新機構に参画して、ディープテック領域を担当。ディープテックとは、ディープな科学研究に基づき時間がかかり、投資額が巨額で、そして開発したものが当初想定されていなかった用途となり、さらに、世の中を深く変えるようなものだ。
産業革新機構で結果を出し、中島氏は、孫泰蔵氏が率いるMistletoeに加わり、2017年にCIO(Chief Investment Officer)として投資活動を統括する。その孫泰蔵氏に背中を押され、2019年 15th Rock(独立系VC)とSpirete(起業創造ラボ)を設立する。 対談では、東芝エンジニア時代の中島氏に接した講師・中村が、中島さんのMBA取得からのキャリア転身、独立系VCの共同創業者に至るまでの決断とプロセス、志の状況について伺う。(肩書きはセミナー開催当時のもの)
※タイムスタンプは生成AIで作成しているため、一部誤りがある可能性があります。あらかじめご了承ください。
00:01 セッション開始: 志の形成
- 自己紹介と、MBA取得後のキャリアや志に関するイントロダクション。
05:12 MBAを通じたキャリアの変遷
- MBA取得の前後でキャリアがどのように変化したかの具体的なエピソード。
10:30 技術者からベンチャーキャピタリストへ
- 研究開発職からベンチャーキャピタリストへの転身と、その背景にある思い。
18:14 産業革新機構での挑戦
- 産業革新機構での活動内容と、スタートアップ支援に携わる中で得た知見。
24:50 社会インパクトと志
- 社会的インパクトを生み出すための具体的な取り組みと、その哲学。
32:02 ファンド運営の実践
- スタートアップ支援を通じたファンドの設立と、その運営における戦略。
40:31 ヒューマンオーグメンテーションへの取り組み
- ヒューマンオーグメンテーション分野への投資と、その背景にあるビジョン。
48:13 国内外の投資成功事例
- 日本国内外での具体的な投資先事例と、それらの成長を支える支援内容。
54:02 志とキャリア形成のまとめ
- MBAを通じて形成した志を振り返り、キャリア形成における今後の展望。
56:00 質疑応答: 志とキャリア
- 観客からの質問に答え、志の持つ重要性とそれがキャリア形成に与える影響について語る。