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ノーベル賞もAIが獲る時代へ。科学研究のゲームチェンジにどう備えるか

投稿日:2025/07/28タイマーのアイコン 読了時間 53分18秒

AIが科学研究を根底から覆す未来について、第一線で活躍する研究者や起業家が徹底討論。材料開発を加速するAIシミュレーションや、センサーで実験を自動化するラボオートメーションの現状を紹介します。さらに、AIが発見を主導する近未来において、人間に残される「良い問いを立てる力」とは何かを深掘り。知的財産や研究エコシステムの変革、日本の産業戦略まで、科学の未来を多角的に展望するセッションです。

G1ベンチャー2025 第2部 分科会【AI】
「AI×科学領域へのスタートアップ×アカデミアのチャレンジ〜発明を加速するAI〜」岡野原大輔×奥野義人×川上英良×上野山勝也
(2025年6月8日開催/グロービス経営大学院 東京校)

AIが科学研究の加速装置となる時代が到来しつつある。創薬や物質探索、基礎科学等における未知の発見に、AIはどこまで貢献できるのか。研究現場とビジネスの最前線で挑戦を続けるアカデミア・スタートアップのリーダーたちが、AIによる科学革新の最前線を俯瞰し、日本から世界を変えるディープテックの未来を展望する。(肩書は登壇当時のもの)

※タイムスタンプは生成AIで作成しているため、一部誤りがある可能性があります。あらかじめご了承ください。

00:01 AI×科学セッション開始

AIが科学にもたらすインパクトについての議論の背景を説明。

01:32 AIによる科学研究の現状

研究者が論文調査や仮説生成など、研究の全分野でAIを活用。

02:15 材料開発を加速するAIシミュレーター

スパコンが必要だったシミュレーションをAIで高速化する事例。

05:42 実験を自動化するラボオートメーション

センサーとAIを活用し、実験データを取得・学習させる取り組み。

10:18 生物学・医学領域におけるAI活用の現在地

言語と繋がることで応用範囲が拡大する一方、データ取得が課題。

12:30 AIと研究者の協業「リサーチャー・イン・ザ・ループ」

AIと人間が協働する形態の模索と、生物学における実験標準化。

14:41 科学の近未来予測:今後5-10年で起こること

AIエージェントが発見を主導し、集合知を形成する未来像を議論。

16:46 論理で完結する分野でのAIの爆発的進化

数学やプログラミングなど、バーチャルで完結する領域の急進展。

21:42 現実世界との接続(グラウンディング)の重要性

シミュレーションで解けない問題は実験データが競争力を持つ。

24:07 アカデミアが目指す今後の方向性

基盤モデルの構築と、運に頼らない体系的な発見プロセスの確立。

26:43 AI時代に人間に残される「問いを立てる力」

AIにはできない、既存の定説を疑う異なる見方や問いの重要性。

29:40 科学の本質とエラーやノイズの価値

セレンディピティなど、偶発的な発見を仕組み化するAIの可能性。

32:08 Q&A:AIとロボティクス、知的財産

AIによる発明や、特許戦略の変化についての質疑応答。

41:32 Q&A:理論物理学、日本の勝ち筋、資本主義

AIによる物理学の進展や日本の産業、新しい社会システムを議論。

48:15 パネリストが描く未来とアクション

各登壇者が今後個人として、また組織として目指す方向性を表明。

  • 岡野原大輔

    株式会社Preferred Networks 共同創業者、代表取締役、最高技術責任者、最高研究責任者(情報理工学博士)

    情報理工学博士。東京大学大学院在学中に、西川徹等とPreferred Infrastructureを創業。2014年にAIの実用化を加速するためPreferred Networksを創業。現在は国産大規模言語モデルPLaMo™や汎用原子レベルシミュレータMatlantis™など、PFNの生成AIをはじめとするコア技術の研究開発および事業化をリード。

    Matlantisの販売を行うPreferred Computational Chemistryの代表取締役社長を兼任。受賞歴、著書多数。

  • 奥野 義人

    メタセンシング株式会社 代表取締役(工学博士)

    華為技術の研究所プロジェクトマネージャーを経てメタセンシング株式会社創業、素材材料開発を支援するセンサー・計測プラットフォームを提供する中、人工共創知によるものづくりの民主化実現にも取り組んでいる。

  • 川上 英良

    理化学研究所 数理創造研究センター 数理展開部門 医科学データ駆動数理チーム チームディレクター 生命医科学研究センター 予測医学特別プロジェクト 医療データ数理推論特別チーム チームディレクター(医学博士)

    2007年に東京大学医学部医学科を卒業後、初期研修を経ず大学院進学。2011年に同学大学院医学系研究科(河岡義裕研究室)にて博士(医学)を取得。2013年より理化学研究所北野宏明ラボにてシステム生物学の研究に従事し、2019年には千葉大学大学院医学研究院・人工知能(AI)医学の教授に理研とのクロスアポイントメントで就任し、2022年からは兼任で同学国際高等研究基幹の教授を務める。2019年から、理化学研究所でもチームリーダーとして研究室を主宰し、現在は数理創造研究センター(iTHEMS)数理展開部門 医科学データ駆動数理チーム、生命医科学研究センター(IMS)予測医学特別プロジェクト 医療データ数理推論特別チームにてチームディレクターを務める。臨床・基礎医学の課題に対し、機械学習とデータサイエンス技術を駆使した研究を展開するデータ駆動型医学研究の第一人者。科学技術・学術政策研究所『ナイスステップな研究者2019』選定。

モデレーター

  • 上野山 勝也

    株式会社PKSHA Technology 代表取締役(工学博士)

    未来のソフトウエアの研究開発と社会実装をライフワークとし、人と共進化 / 対話をする多様なAIアシスタントを創業以来累計約2600社に導入。 ボストン コンサルティング グループ、グリー・インターナショナルを経て、東京大学松尾研究室にて博士(機械学習)取得後、2012年PKSHATechnologyを創業。 内閣官房デジタル行財政改革会議構成員、内閣官房デジタル市場競争会議構成員、デジタル庁参与等の公務に従事し、社会におけるAI / ソフトウエアの在り方を検討。

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