キャンペーン終了まで

割引情報をチェック!

【星野佳路】経営は「バランス」が大事、だからこそ「大胆な行動」も必要である

投稿日:2018/11/14更新日:2019/04/09

G1新世代リーダー・サミット2018「G1-U40へのメッセージ」ダイジェスト版Part4/6
(肩書は2018年6月24日登壇当時のもの)

<動画の全文書き起こし>

結局、経営って「バランス」だと思っています。バランスというのは「目標」だけでもいけないし、お客様にとっての「企業の価値」も重要だし。数値目標だけで期間を設定して何でもいいから達成するというのは、その後の成長には本質的に繋がらないだろうし。
さっき(質問者の方が)「10%の伸びで企業を成長させても間に合わない」とおっしゃいましたが、何に対して間に合わないのか。どこかに追いつこうとすることが必要なのかどうか時々考えることがあります。ですから、極端に何かを重視するとか、こうすれば必ずこうなる、みたいなのはなくて、意外と「全体のバランス」が大事だと思います。

で、バランスを取るために、意外と「大胆な行動」も必要なんです。バランスが欠けていて、それを戻すためには何かを重視して一気にしなければならない。だから、ケースバイケースでいろいろ違ってくるとは思っています。

ただやっぱり重要なのは「なぜ自分は経営者になりたいのか」という本質的な部分はすごく重要だと思っている。経営者になりたい理由が、金持ちになりたいからなのか、それとも違った理由があって経営者になりたいのか。それをやはり社員スタッフ全員が見てますからね。経営者ほど見られている存在はないです。「今日あの人、高いスーツを買ったな」とか、「いい車乗ってるな」とか、「ボールペンが高級だな」とか、「時計がすごいな」とか、社員はそういう経営者の細かいところを全部見ているんです。

だから私がいつも重要視しているのは、自分が経営者としてどう見えているのか。そういう事が実は組織全体の自分に対しての信頼感とか、モチベーションにも繋がっている。そして、それは「自分はなんのために経営しているのか」にも密接に関係しているので、そういう基本軸みたいなものが、最終的には企業の業績にも結ぶ付くんじゃないかなと思っています。

動画のフルバージョンはこちら

※アプリで動画を再生する際、Androidの一部機種で動画が再生できない場合がございます。その場合は、アプリを閉じて、WEBページの「GLOBIS知見録(https://globis.jp/)」にて動画を視聴していただければと思います。

  • 星野 佳路

    星野リゾート 代表

    1960年、長野県軽井沢町生まれ。1983年、慶應義塾大学経済学部卒業後、 米国コーネル大学ホテル経営大学院修士課程修了。 1991年、星野温泉(現在の星野リゾート)社長(現在の代表)に就任。 所有と運営を一体とする日本の観光産業でいち早く運営特化戦略をとり、 運営サービスを提供するビジネスモデルへ転換。 独創的なテーマが紡ぐ圧倒的な非日常を演出するブランド「星のや」、地域の魅力を再発見する上質な温泉旅館「界」、自然を体験するアクティビティを備えたリゾート「リゾナーレ」、都市ホテル「OMO(おも)」、若年層向けカフェホテル「BEB(ベブ)」の5ブランドを中心に、国内外で59施設(22年8月時点)を展開している。2013年には、日本で初めて観光に特化した 不動産投資信託(リート)を立ち上げ、星野リゾート・リートとして東京証券取引所に上場させた。 2022年、星野リゾートは創業108周年を迎え、「OMO7大阪 by 星野リゾート」「OMO5金沢片町 by 星野リゾート」「界 由布院」などを新たに開業する。

関連動画

学びを深くする

記事に関連する、一緒に学ぶべき動画学習コースをまとめました。

関連記事

合わせて読みたい

一緒に読みたい、関連するトピックをまとめました。

サブスクリプション

学ぶ習慣が、
あなたを強くする

スキマ時間を使った動画学習で、効率的に仕事スキルをアップデート。

17,800本以上の
ビジネス動画が見放題

7日間の無料体験へ もっと詳細を見る

※ 期間内に自動更新を停止いただければ
料金は一切かかりません

利用者の97%以上から
好評価をいただきました

スマホを眺める5分
学びの時間に。

まずは7日間無料
体験してみよう!!

7日間の無料体験へ もっと詳細を見る

※ 期間内に自動更新を停止いただければ
料金は一切かかりません

新着動画

10分以内の動画コース

再生回数の多い動画コース

コメントの多い動画コース