「GLOBIS学び放題×知見録」で2023年に公開したテキスト記事のうち、閲覧数の多かった記事ベスト10をピックアップしました。
1位には、学びの際によくぶつかる「ノートの取り方」の悩みについて、教育工学、学習科学の知見から考えたコラムがランクインしました。2位から4位、そして6位を占めたのはMBA教員によるオススメ書籍をまとめた企画です。インプット、そしてアウトプットの基盤となる読書には、ビジネスパーソンみなさんの関心が高いことが伺えます。
その他、知見録では根強い人気を誇る金融系知識を学べる記事や、キャリアを考えるときに読みたい記事、2023年には外せないChatGPTをテーマとした記事などがランクインしています。
ノートの取り方を科学する――「ペンはキーボードよりも強し」でも、PC入力で学びの効果を高める方法
学びや仕事の場面で、あなたは普段どのような方法でノートを取っているでしょうか。手書きの人もいるでしょうし、PCでノートを取っている人、あるいはスマートフォンやタブレットでメモを取っている人もいるかもしれません。
学びを目的にした場合の効果的なノートの取り方について、教育分野の実証研究では、さまざまなことが明らかになってきています。本稿では、そうした研究成果の一端をご紹介します。
MBA教員が解説 「読者が選ぶビジネス書グランプリ2023」トップ10
2023年度で8回目を迎えた「読者が選ぶビジネス書グランプリ」(グロービス経営大学院、フライヤー共同開催)。毎回、その年に発売されたビジネス書のなかから読者(=ビジネスパーソン)による投票を経て、最も票を集めたものを表彰しています。
2023年の総合ランキングトップ10冊は、どんな書籍なのでしょうか。グロービス経営大学院の教員4名の目線で解説します。
夏休みに読みたいおすすめ書籍3選――2023
長期休み恒例の、グロービス経営大学院の教員オススメの書籍をご紹介する記事。夏休みに公開したこちらの記事では、AI時代だからこそ改めて考えたい「人間関係」、Z世代を念頭においた「フラットな組織運営」、そして欧米で潮流となりつつある“えせ進歩主義者”への警鐘を鳴らす「WOKE CAPITALISM」にまつわる、まさに今読みたい3冊をご紹介しています。
クリティカル・シンキング初心者向けの本3選【MBA教員が推薦】
コロナ禍に代表される不確実性や複雑性が増しつづける現在に、ますます重要になるクリティカル・シンキングのスキル。どうすればクリティカル・シンキングのスキルを身につけ、仕事に活かすことができるのでしょうか?グロービス経営大学院の「クリティカル・シンキング」科目ほかで登壇し、思考領域の責任者でもある岡重文に、クリティカル・シンキングを学べるおすすめの本を聞きました。
四半期開示の「見直し案」は何が見直されるのか? その内容と影響
政府の諮問機関である金融審議会が、四半期開示の見直し案を公表しました。この見直し案は、デジタル化による企業業績のタイムリーな把握や企業経営におけるサステナビリティの重視など、近年の企業を巡る変化に対応するため、四半期開示をはじめとする情報開示の頻度・タイミングについての方向性を示しています。
本稿では、四半期開示制度の内容や変遷を整理するとともに、今後のあるべき方向性について考えます。
ゴールデンウィークに読みたいおすすめ書籍5選――2023
長期休み恒例の、グロービス経営大学院の教員オススメの書籍をご紹介する記事。ゴールデンウィークに公開したこちらの記事では、AI・ビッグデータ時代に必須の「半導体」、意志決定に迷ったときに読みたい「人間学」や「リスクテイク」、注目のトピックとしてキャッチアップしたい「体験設計」「気候危機」と、多彩なテーマの5冊をご紹介しています。
ユニコーンの「その後」――上場後も成長し続ける企業にするには
日本では現在、政府による施策を中心としてユニコーン企業を育成するための様々な取り組みが活性化しています。
前回は、この取り組みのロジックとされる「ユニコーン企業を育成すれば、日本経済は活性化する」という点は本当なのか、という点を解説してきました。今回はこれを踏まえて、実際に日本においてユニコーンとしてIPOをした会社は、上場後も企業価値を向上させ続けられているのか?また、ユニコーンはIPO後、どのような打ち手の成長戦略を描くべきか?解説します。
2023年の注目トピック――組織・リーダーシップ編
グロービス経営大学院の教員が2023年の注目トピックを取り上げるシリーズ。本稿は「組織・リーダーシップ」編です。
人的資本経営の実現に向けた潮流や、続くコロナ禍あるいはDXの潮流により変わる価値観や働き方など、組織の戦略実現に向け、リーダーには様々な知見や実行力が求められています。そんな中で、2023年に重要となるポイントとは何か、「人材マネジメント」「組織行動とリーダーシップ」「パワーと影響力」講座ほかを担当する教員3名に、それぞれ注目テーマを聞きました。
就職、昇進、リストラ、転職――人生の転機を迎えたら?「シュロスバーグの4Sモデル」で考える、次なるキャリアの探し方
2023年に入り、カシオ計算機、シャープ、大正製薬、中外製薬などが早期退職を募っているとの報道を耳にします。その対象はシニア・ミドル社員ですが、本報道を受けて、年代問わず、ご自身のキャリアを見つめ直した方もいらっしゃるのではないでしょうか。
人生100年時代と言われる現代、多くのビジネスパーソンが常にキャリアを模索しています。しかし、キャリアの転機は予想できるものもあれば、ある日突然訪れるものもあります。その転機を前に、次なる方向性を見出せずに戸惑うこともあるでしょう。
そこで本稿では、転機を乗り越え、よりよいキャリアを築くために役立つキャリア理論「シュロスバーグの4Sモデル」をご紹介します。
「Google検索で調べる」がなくなる?――ChatGPTが社会に与えるインパクト
2023年にメディアで見かける機会が圧倒的に増えたChatGPTの話題。本稿では、このChatGPTをはじめとした生成系AIの拡がりはどういったインパクトをもたらすか、そしてビジネスパーソンは、どのように関わればよいかを考えます。
ぜひ読み返して、2023年を振り返る機会にしてみてください。
今年もGLOBIS学び放題×知見録をご覧いただき、誠にありがとうございました。2023年は「GLOBIS知見録」から「GLOBIS学び放題×知見録」へとリニューアルした年でしたが、これからもビジネスパーソンのみなさまの「新しいビジネス知識を身に付けたい」「学びたい」という気持ちに寄り添い、その実践をサポートするために、更にパワーアップして参ります。2024年もどうぞよろしくお願いいたします!