グロービスセミナー
Sharing Economy
自分や他人の持っている物、場所、時間、お金などをシェアする。貸して稼ぐ、買わずに借りる、捨てずに売る、安く買う、によって生まれる経済効果をシェアリングエコノミーといい、現在市場は拡大しつつある。シェアリングエコノミーは実際のところどうなっているのかをGCP上村氏が解説、駐車場の貸し借りのプラットフォームを提供するアキッパの金谷氏に実際の事例をふくめてお話いただいた。(肩書きは2016年10月28日登壇当時のもの)
<動画冒頭をテキストでご紹介>
上村氏: 今回のテーマは「Sharing Economy」ということで、皆様も日常生活の中で最近よくシェアだシェアだという話を聞いているかと思います。一体何が変わってきているのか、なぜ今なのかというところを簡単に概要としてお話したいと思います。
まず簡単に私の自己紹介ですが、今、30歳です。GCPに入ったのは去年の2月で、ちょど、1年半程になっています。これまでの流れとして、新卒の時にGoogleに入り、インターネットの広告関連のビジネスの担当をしていました。24歳で起業し、26歳で自分の会社を売却、昨年、グロービスに参加しました。ずっとインターネット業界を進んで行く中で起業などを経験し、今はベンチャー企業に投資をする側に回っているという背景です。
今日の全体の構成として、時間はフレキシブルに変える部分もありますが、まずは私からお話させていただき、金谷さんにバトンタッチし、akippaのビジネスについてお話いただきます。ちなみにakippaをご存じの方はどれくらいいらっしゃいますか。(会場挙手)3~4割くらいですか。まだまだですが、今日見ていただいたら、本当に素晴らしいサービスだということが分かります。我々の投資先・支援先だからではなく、世の中を変え得るサービスを提供していますので、はやくakippaの方にお話を渡したいと思います。
さっそく「Sharing Economy」についてお話を進めていきますが、どう変化してきているかというと、自分の持っているものをシェアする、人の持っているものをシェアしてもらう、物だけでなく、時間や自分の持っているスキル、そういうものを互いに共栄共存していく社会に、今、変容を遂げているところです。「Sharing Economy」は何かという話ですと、シェアリングエコノミー協会という最近立ちあがった協会の言うところですと「場所・乗り物・モノ・人・お金などの遊休資産をインターネット上のプラットフォームを介して個人および集団間で貸借や売買、交換することでシェアしていく新しい経済の動き」とあります。すごく簡単に言うと「貸して稼ぐ。買わずに借りる。捨てずに売る。安くで買う。」ということです。(この続きは動画でご覧ください)