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金融と宇宙は似てる? 人と知識とお金を結び付ける“場“としての宇宙

投稿日:2016/10/25更新日:2019/04/10

グロービスセミナー
宇宙の新しい可能性

宇宙と言えば遠い世界のように思えるが、今や盛り上がりつつある分野の一つだ。宇宙産業に参入するベンチャー企業が登場し、ロケット、人工衛星、宇宙ステーションのような技術を使っていかに「人・知識・お金」を結び付けていくかが次の課題となってきている。宇宙飛行士の山崎直子氏が「宇宙の新しい可能性」をテーマに語る。(肩書きは2016年9月9日登壇当時のもの)

<動画冒頭をテキストでご紹介>

山崎氏: 堀さんには色々お世話になっていまして、G1の中でテクノロジーのことも強化していこう、その流れの中でAI・ロボット・再生医療とともに宇宙にも力を入れていこうとおっしゃっていただけたのが私自身すごく嬉しく、感慨深く思っていました。今回このような機会をいただけて、皆さまにお会いできることを私も楽しみにしてきました。

宇宙というと遠いところのように思われるのではと、堀さんからもご意見がありましたが、実は昨日、G1のファウンダーの特別セミナーの中で宇宙の話をさせていただいた時、ある参加者の方から「実は金融と宇宙って近いんですね、同じような状況なんですね」という意見をいただきました。宇宙というのは「このロボットの技術です」「再生医療の技術です」という特化した技術ではなく、そうした「場」を使って、人と資金と知を結びつけていくのですねと。
金融にしても、新しい金融商品を開発して、世の中・社会にサービスをしていこうと皆さんご尽力されていますが、宇宙もまったく一緒で、ロケット・人工衛星・宇宙ステーションのような技術がだいぶ出てきました。あとはいかにその場を使って人と知識とお金を結び付けていくか、そういうフェイズに入ってきています。
だからこそ、グロービスの皆さんが目指されているところと非常に近いのでは、逆に皆さんから教えていただけるのではと思っています。

宇宙の大きな点は、視野を広く考えることだと思っています。ローカルな面もあるのですが、地球規模での課題の解決には欠かせない視点だと思っています。エネルギーにしても通信にしても、人工衛星を使っていこうという動きが出てきています。通信では通信衛星・BS・CSに多々使われていますし、食糧・水にしてもこれから世界的には人口が増えて行くなかで食糧生産をあげる、水の分布をモニターして活用する、医学的にも宇宙実験を繰り返すことで、地上での研究と連携したり・・・(この続きは動画でご覧ください)

  • 山崎 直子

    宇宙飛行士

    1999年国際宇宙ステーション(ISS)の宇宙飛行士候補者に選ばれ、2001年認定。 2004年ソユーズ宇宙船運航技術者、2006年スペースシャトル搭乗運用技術者の資格を取得。2010年4月、スペースシャトル・ディスカバリー号で宇宙へ。ISS組立補給ミッションSTS-131に従事した。2011年8月JAXA退職。現在、内閣府宇宙政策委員会委員、日本宇宙少年団(YAC)アドバイザー、女子美術大学および立命館大学客員教授、日本ロケット協会理事・「宙女」委員長、一般財団法人BEYOND Tomorrow評議員、一般財団法人ワンアース名誉顧問などを務める。
  • 堀 義人

    グロービス経営大学院 学長/グロービス・キャピタル・パートナーズ 代表パートナー

    京都大学工学部卒、ハーバード大学経営大学院修士課程修了(MBA)。住友商事を経て、1992年株式会社グロービス、1996年グロービス・キャピタル設立。2006年グロービス経営大学院を開学。2008年に「G1サミット」を創設。2011年には復興支援プロジェクトKIBOWを立ち上げる。2016年に茨城ロボッツ、2019年に茨城放送オーナー就任。2022年にLuckyFesを立ち上げ、現在総合プロデューサーを務める。2024年よりBARKSオーナー、世界最大のPR会社の米国エデルマン社 社外取締役。

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