G1ベンチャー2016
第3部分科会<C>「テクノロジーが変革する教育 ~インターネットが拓く新たな可能性~」
いまや大学受験生の2人に1人が利用するリクルートの「スタディサプリ」。8000人以上の中高校生に対して「ITキャンプ」を提供するライフイズテック。対話型アニメーションeラーニングを国内外で提供するすららネット。インターネットの進化によって、新たな形のアダプティブ・ラーニングが生まれようとしている。テクノロジーは教育にどのようなフロンティアを拓くのか。Ed-Tech(教育テクノロジー)ベンチャーの旗手たちが議論する(肩書きは2016年4月28日登壇当時のもの)。
<動画冒頭をテキストでご紹介>
渡辺氏: 皆さんこんにちは、Quipperの渡辺でございます。このセッションですね、競合セッションが強いというか、宇宙とか不動産とかシェアリングエコノミーとか割とキャッチーなタイトルばっかりで、ほんとに皆さんに来ていただけるかどうか4人で不安だったんですけれど、こうしてたくさんの方に来ていただいて、かつあえてここを選んだ方なので、かなりハードコアな教育テクノロジーに興味を持ってらっしゃる方が多いと思うので、あんまり上滑りな大きな話というよりは、3人が実際にビジネスを立ち上げて日々格闘してらっしゃる方ですので、生々しいエドテクの現場、テクノロジーと教育が融合すると何が起こっているのかというところをしっかり聞いていきたいと思います。控室では一切打ち合わせはしておりません。その場で生々しく、ライブ感あふれる形でやろうと4人で話しあって参りましたので面白いセッションができればと思います。よろしくお願いします。
ではお一人ずつ、どうして今のサービスを思い付いてやろうと思ったのかということと、もし万が一これをやってなかったら自分は何をしてたかと思うか、という質問をひとりひとり自己紹介代わりにお話ししたいと思います。じゃあ水野さんから。
水野氏: こんにちは。ライフイズテックの水野と申します。僕はですね、もともと教師をやっててですね、物理を教えてて、こんな感じの等加速運動、みたいな感じで教えてたんですけど、教師をやっていて、やっぱり日本の教育ってもっとよくできるな、と。今も良い部分があって、だけど20世紀型というか、新しい教育っていうのが求められてるなと、現場で感じまして。(この続きは動画でご覧ください)