グロービス特別セミナー
感性をビジネスにするには~これからの仕事の視点~
2001年に創業、C.A.F.E=Community Access For Everyone(みんなが集まるコミュニティの場)を創業以来のコンセプトに、「人と人との感性・共感コミュニティを創造する次世代に不可欠な インフラ・社会基盤としてカフェを位置づけ、国内外90店舗を展開するカフェ・カンパニー。創業者・楠本氏の著書『ラブ、ピース&カンパニー 未来をつくるこれからの仕事50の視点』を基に、一般的なビジネスの考え方にとらわれない考え方、感性をビジネスにする方法、仕事と遊びの垣根のない生き方、仕事に対する姿勢、未来を生きるヒントについて語った(肩書きは2016年2月24日登壇当時のもの)。
<動画冒頭をテキストでご紹介>
楠本氏:みなさん、こんにちは。カフェカンパニーの楠本と言います。今日のテーマは「感性をビジネスにするには」です。僕は「これからの視点」という風にサブタイトルを書いていますが、とってもワクワクする時代に今いるなと思っています。これを「ハラハラする時代」ととるか、「ワクワクする時代」ととるかは人次第だと思います。いやいや地域が違うからとか、それを言っていたらキリがないので。いろいろな国でいろいろな事情があって、いろいろな事が起きている。これは事実でございます。そこに思いを馳せて悲しむのも人間としては大事なのかもしれないけど、だからこそ元気でいられるチームは、スーパーポジティブでいられて、喜びを分かち合える場所を無理やりでもいいから、とにかく作っちゃう、そういう風に僕は思っています。だから今の時代は本当にハラハラがいっぱいある時代なんだけど、それをワクワクと考えたいと思います。
もうひとつ、今、本当に大きな変革期だと思っていまして、農耕型社会が生まれて、それが狩猟型になって、貿易というものが生まれて、産業革命が起きて工業化し、戦争が起きて、情報化時代になって、いろいろな
人類の変化ってあると思いますが、今、あらためて地球が国際的であるとか、二ヶ国語をしゃべれるとか、僕はそんな事はどうでもいいと思います。そういう事よりも…(この続きは動画でご覧ください)。