グロービス特別セミナー Part1/2
NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」や、数々の著書を通して人生観や仕事の哲学を語ってきたリクルートエグゼクティブエージェントの森本千賀子氏。一人のプロフェッショナルとして、そしてエグゼクティブ層のキャリア支援をするトップエージェントの立場から、成功者の条件を紹介する(肩書きは2016年2月19日当時のもの)。
<動画冒頭をテキストでご紹介>
森本氏: 皆さん、こんばんは。今、紹介にあずかりました森本千賀子と申します。人材エージェントを22年、気がついたら約2000人もの方々の人生の転機に携わさせていただいております。私の特徴は(投影資料を見ながら)右端に3つの円があると思いますが、いわゆる人材エージェントという「ビジネスパーソンの顔」と、「家庭での顔」と、どうせ人生一度きりであれば好きな事をしよう行う自分の「ライフワークの顔」があります。本当に三分の一のウェイトでやっております。
今日も午後2時半頃会社を出ました。今、私はリクルートエグゼクティブエージェントという会社にいるのですが、「今日こういう所に行ってきます」と上司に言うと「ぜひ行って来い」と言われます。今週も実は3本こういう講演などのライフワークをやっております。去年も実は20校、小中学校に行脚しまして、三分の一をしめる「ライフワークの顔」でやっております。また、人と企業のマッチングを22年していますと、目の前の人が独身だとか言いますと、ついついおせっかいおばさんになりまして、婚活支援を3年前から始めまして、何と10組誕生しました。乾杯の発声も10回やっていて、9勝1敗なので勝率は高い方かなと。
もうひとつの特徴が「パーソナルブランディング」というものがあり、私が22年前に入社した時の入社式に、私の上司になる方から呼び出されました。実は同期は何十人といたのだが、私を含めて2人を除いて全員辞めています。退職と言わず、卒業なのだが、その時22年前、上司から「リクルートという組織はだいたい40歳手間でみんな卒業していく。なのでリクルートの森本で勝負するのではなくて、森本千賀子でお客さんからよろしくと頼まれるような、そういうブランドを作れ」と言われまして…(この続きは動画でご覧ください)。