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インダストリー4.0とは?日本のものづくりを変える第4次産業革命の展望と課題

投稿日:2016/03/29更新日:2024/09/13

早稲田大学ビジネススクール教授・遠藤 功氏×シーメンス専務・島田 太郎氏×経済産業省事務次官・菅原 郁郎氏×サキコーポレーション社長×秋山 咲恵氏
G1経営者会議2015
第4部 分科会<A>「インダストリー4.0〜第4次産業革命が日本の“ものづくり”を根底から変える〜」

2011年にシーメンス、SAP、ボッシュによって提唱された「インダストリー4.0」の概念は、たちまち世界を席巻しようとしている。業種や企業の枠を超えて、工場や消費者がインターネットでつながれる「第4次産業革命」。単一製品の大量生産からカスタムメイドの大量生産へと「ものづくり」の概念が根本から変わろうとする中、製造業はどのように変容していくのか。新たなプレイヤーが台頭する中で、日本企業がインダストリー4.0を好機とするために必要なことは何か。キーパーソンたちが議論する来たるべき社会と新たな製造業の形(視聴時間1時間14分33秒)。

<動画冒頭をテキストでご紹介>
秋山氏:はい、それでは始めていきたいと思います。このセッションのテーマは「インダストリー4.0」、サブタイトルが「第4次産業革命が日本のものづくりを根底から変える」です。今日、ご参加の皆様のこのテーマに対する感覚をパネリストの方にフィードバッグしていただきたいと思います。今日お越しの皆様でモノづくりにたずさわれている方はどのくらいいらっしゃいますか?(挙手)かなり多いですね。それではこの中で私が「インダストリー4.0」はどういうものですかとご質問した時に答えれますという方はどのくらいいらっしゃいますか?(挙手)こんな感じですよね(笑)「インダストリー4.0」という言葉は、実際それは何なんだという、具体的にどういう影響があって、どういう風に取り込んでいけばいいのかという事についてはまだ曖昧な部分もあるので、さっそく本題に入っていきたいと思います。

最初にローランドベルガーの遠藤さんにお聞きしたいのですが、こういう状況の中でドイツは日本で言うとところの産学官のプラットフォームを作って議論を始めていて、去年は2035年までのロードマップをすでに書いちゃっています。実はドイツ初の「インダストリー4.0」はそういうところまで来ているという事で、それではその中身、本質はどういうものなのかをお話ください。

遠藤氏:ローランドベルガーという会社が当初は国家と民間の中で、産業の強化という中で始めた事でして、その中で今までのモノづくりの延長線上ではない・・・(この続きは動画でご覧ください)。

遠藤 功氏
早稲田大学ビジネススクール 教授
株式会社ローランド・ベルガー 会長
島田 太郎氏
シーメンス株式会社 専務執行役員
デジタルファクトリー事業本部長
プロセス&ドライブ事業本部長
菅原 郁郎氏
経済産業省 事務次官
秋山 咲恵氏(モデレーター)
株式会社サキコーポレーション
代表取締役社長

(肩書きは2015年11月3日登壇当時のもの)

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