キャンペーン終了まで

割引情報をチェック!

2020年に向けて今、やるべきこと

投稿日:2015/09/05更新日:2023/09/28

ディー・エヌ・エー会長・南場智子氏×衆議院議員・西村康稔氏×good design company・水野学氏×衆議院議員・小泉進次郎氏
G1新世代リーダーサミット2015
第4部 全体会「2020年に向けて今、やるべきこと」

旧弊を打破し、新たな価値を創造する。2020年の東京オリンピック開催に向け、変革と再生の最中にある日本で、今、私たちが果たすべき役割は何か。ディー・エヌ・エーを創業した南場智子氏、安倍政権の中枢で新成長戦略を担う西村康稔氏、くまモンの生みの親である水野学氏を迎え、「一人一人が今、やるべきこと」を小泉進次郎氏とともに鋭く、深く、考える(視聴時間1時間31分39秒)。

南場智子氏
株式会社ディー・エヌ・エー 取締役会長
西村康稔氏
内閣府副大臣 衆議院議員
水野学氏
クリエイティブディレクタ- good design company 代表
慶應義塾大学 特別招聘准教授
小泉進次郎(モデレーター)
衆議院議員

【ポイント】
・2020年に走る予定のロボットタクシーに投資をしているが、誰かがリスクを取らないとグーグルやアップルに追いつけない。会社だけが発展すれば良いという気持ちから、日本や世界に良いことをしようという広い視野が持てるようになってきた(南場氏)

・デザインは経営者の思いを形にする職業。企業でどういったものが求められているかを経営者はわかっているがそれをどうやって表現するかが難しく、そこをデザイナーに丸投げということが今日本で起きている現象。そこをどう橋渡ししていくか(水野氏)

・大企業がベンチャーを支える基盤が出来ればベンチャーはもっと伸びる。ベンチャーが日本の大企業に売り込みに行っても、大企業は子会社を持っているから受け入れられない。結局海外の企業と仕事をしていて、せっかく日本に良いベンチャーがあっても自国では活かせない(西村氏)

・大企業とベンチャーはスピード感と発想が圧倒的に違う。ニューエコノミーの人たちには世界で成功してほしい。日本のエコノミーや社会は決して右肩上がりとは考えられない中で、若い人たちには世界で通用する力を身につけてほしい(南場氏)

・1700年代半ばからの技術の時代が1980年代まで続いた。それから発想の時代が20~30年。これからは表現の時代になっていく。Facebookやamazonが成功していることを見ると、サービスは日本企業のほうが上だが、見え方などの細かいところで消費者に選ばれている(水野氏)

・日本の教育は感動を共有するということにあまり重きを置かれていない。間違えない達人を量産するという戦後の教育システムが抜本的には変わっていない。湧き出るパッションを共有する力がなければうねりはつくれない。素晴らしい発想があっても世界のうねりになっていかないのは共有する力にハンディキャップがあるから。そこを意識して取り組んでほしい(南場氏)

・ものを売るというマーケティングの手法から、自分たちはこんな企業だというアピールを通して勝手に「売れる」というブランディング型の手法の時代に入ってきている(水野氏)

(肩書きは2015年6月28日登壇当時のもの)

  • 南場 智子

    株式会社ディー・エヌ・エー 代表取締役会長

    新潟市生まれ。津田塾大学卒業後、1986年マッキンゼー・アンド・カンパニー入社。 1988年、マッキンゼーを退職し、ハーバード大学へ。90年ハーバード・ビジネス・スクールでMBA取得、 96年マッキンゼーでパートナー(役員)に就任。 99年に同社を退社して株式会社ディー・エヌ・エーを設立、代表取締役社長に就任。 2005年東証マザーズ上場を果たす(07年東証第一部に指定替え)。 11年に、病気療養中の夫の看病に力を注ぐため、同社代表取締役社長兼CEOを退任、代表権のない取締役となる(現任)。 2003年内閣IT戦略本部員、04年規制改革・民間開放推進会議委員などを歴任。 昨年初の自著となる「不格好経営—チームDeNAの挑戦」(日本経済新聞出版社、2013年)を出版
  • 西村 康稔

    衆議院議員

    1962年10月15日生まれ、54歳。神戸大学附属明石中学校、灘高校、東京大学法学部卒業。通産省入省後、米国メリーランド大学院で国際政治経済を学び修士。1999年、通産省環境立地局調査官を最後に退官。2003年衆議院議員総選挙において初当選。2009年、自民党総裁選立候補。2012年に4期目の当選を果たす。この間、外務大臣政務官、党政務調査会副会長、党改革実行本部副本部長、影の内閣経済産業大臣などを務めるとともに、議員立法で「海洋基本法」「宇宙基本法」等を制定。現在、自民党において「日本・AU(アフリカ連合)友好議員連盟」事務局長などを務めるほか、超党派の「新世紀の安全保障を確立する議員の会」事務局長、「日本・インド友好議員連盟」事務局長等、要職も多数。著書に、『繁栄か衰退か 岐路に立つ日本』(プレジデント社)、『新(ネオ)ハイブリッド国家 日本の活路』(スターツ出版)、『リスクを取る人・取らない人』(PHP研究所)、『国家の生命線』(PHP研究所)などがある。
  • 水野 学

    good design company 代表取締役/クリエイティブディレクター

    ブランドや商品の企画、グラフィック、パッケージ、インテリア、宣伝広告、長期的なブランド戦略までをトータルに手掛ける。
    主な仕事にPanasonic、熊本県「くまモン」、相鉄グループ、三井不動産など。

    世界三大広告賞の「Cannes Lions」金賞、「The One Show」金賞、「Clio Awards」銀賞ほか国内外で受賞歴多数。
    直近では、エグゼクティブクリエイティブディレクターを務めた相鉄・東急直通線開業記念ムービー『父と娘の風景』で、国内外で70以上の賞を受賞。

    2023年に発表された「グローバルクリエイテイブランキング」ではクリエイター全体で日本1位、ECD(エグゼクティブクリエイティブディレクター)ランキングで日本1位、アジア太平洋2位、全世界で30位にランクイン。
    著書に『センスは知識からはじまる』『アイデアの接着剤』『アウトプットのスイッチ』(以上、朝日新聞出版)など。

モデレーター

  • 小泉 進次郎

    衆議院議員 元環境大臣

    1981年神奈川県横須賀市生まれ。関東学院大学経済学部卒業後、2006年米国コロンビア大学院政治学部修士号取得。米国戦略国際問題研究所 (CSIS)研究員を経て、衆議院議員小泉純一郎氏秘書を務めた後、2009年8月衆議院議員初当選し現在4期目。 2011年、自民党青年局長に就任。2013年に内閣府大臣政務官 兼 復興大臣政務官に就任し、東日本大震災からの復興に全力を尽くす。2015年、自民党農林部会長として農政改革に取り組む。2018年10月、自民党厚生労働部会長として人生100年時代に向けた新たな社会保障の実現に取り組む。 2019年9月、環境大臣 兼 内閣府特命担当大臣(原子力防災)に就任。2020年9月、環境大臣 兼 内閣府特命担当大臣(原子力防災)に再任。2021年11月、自民党 総務会長代理に就任。

サブスクリプション

学ぶ習慣が、
あなたを強くする

スキマ時間を使った動画学習で、効率的に仕事スキルをアップデート。

17,800本以上の
ビジネス動画が見放題

7日間の無料体験へ もっと詳細を見る

※ 期間内に自動更新を停止いただければ
料金は一切かかりません

利用者の97%以上から
好評価をいただきました

スマホを眺める5分
学びの時間に。

まずは7日間無料
体験してみよう!!

7日間の無料体験へ もっと詳細を見る

※ 期間内に自動更新を停止いただければ
料金は一切かかりません

新着動画

10分以内の動画コース

再生回数の多い動画コース

コメントの多い動画コース