堀 義人 グロービス経営大学院 学長
<100の行動11>
2020年までに世界一ネットを活用している国となろう!
今回のテーマはITの活用。日本は2020年の東京オリンピックを目標に、ネットを活用して世界を牽引する存在を目指すべきと説く(肩書は2015年3月のもの。視聴時間4分40秒)。
1. マイナンバーを使いこなし行政手続きを簡素化せよ
2016年1月からマイナンバーが活用される。行政、税務、医療、保険、銀行預金、購買にマイナンバーを活用すれば、行政コストが下がり、国民の利便性が上がり、効率化が進む
2. 中央政府のみならず、様々な自治体で民間からCIOを招聘せよ!
インドのCIO的存在は、インフォシスの創業者ナンダン・ニレカニ氏。日本でも起業家がCIOとなり、政府のIT化を進め、民間とつなげてほしい
3. 情報の公共財化を進め、官民のすべてをつなげよ!
千葉市の熊谷市長など首長が連携してビッグデータ活用するための会合を実施している。個人情報を保護してビッグデータを民間に開放すれば、多くのことが可能になる
4. 官民を挙げてIoT の流れを拡大し、さらなるイノベーションを起こせ!
IoT = Internet of Things (モノのインターネット)が台頭。フィンランドのゴミ処理ベンチャーはゴミ箱にセンサーをつけ、ネットでつなぐことで、データを蓄積、ゴミ収集の効率化・コスト削減を実現。Internet of Thingsは行政を変える。
5. ロボット・自動運転と人工知能などの分野で世界に挑め!
ロボットではファナック、自動車はトヨタが世界トップにある。人工知能が組み合わさることにより、ロボットと自動運転分野で日本が世界を牽引できる