グローバル展開における人財マネジメントの要諦 Part3/5
山口 岳男
株式会社日立総合経営研修所 取締役社長
業績不振にあえぐ電機業界の中でV字回復を成し遂げた日立製作所。成長戦略の柱である海外戦略を支えるために、人財部門のグローバル人財施策を行った。「HRアワード2013」で「企業人事部門 個人の部 最優秀賞」を受賞した山口岳男氏が自ら牽引した改革を説く。パート3はグローバル人財施策の難所、どのように克服していったかを語る(肩書は2014年12月9日登壇当時のもの。視聴時間18分26秒)。
【ポイント】
・50年前からの勤労管理を目的とした組織体制を、成長やグローバル、イノベーションに取り組める体制に変えた
・ラインマネージャーに人財管理をさせ、HR部門の権限はなくし、人財マネジメントを行えるツールをラインに提供したい
・リーダーの育成選抜の仕組み、研修プログラムも作ったが、成長を牽引するリーダーは十分ではない。仕組みでヒトは育たない
・人材育成はローテーションと考えて海外に出しても、その業績を評価できていない
・日本人の強みは活かす
・マネジメント競争力の源泉はOS、会社のコアバリューやマインドセット
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