G1カレッジ2014
第1部 全体会 「今ここにない未来をつくる仕事をしよう」
「2011年度にアメリカの小学校に入学した子どもたちの65%は、大学卒業時、今は存在していない職業に就くだろう」--米デューク大学のキャシー・デビッドソン氏が語ったように、時代は急速な変化を遂げている。誰も見たことのない世界。その無限の可能性に挑み、大いなる自由を持って、新たなイノベーションを創りだしていくために、何をするべきだろうか。脳科学者・茂木健一郎氏を迎え、今ここにない未来の可能性、明日から取り組むべき一歩を語る(肩書は2014年11月24日登壇当時のもの。視聴時間4分49秒)。
茂木 健一郎氏
脳科学者
【ポイント】
・僕だって無限を持ってるし、君たちはもちろん無限を持ってるし、日本も無限を持ってる
・次の行動がわかってたら、君たちはその限りにおいて無限と向き合ってる
・ここで考えてほしいんだけど、次の一歩っていうか次にやることってなあに? ってこと。これが飛躍してればしてるほど良い。無茶ぶりであればあるほど良い。無理ゲーであればあるほど良い
・ドーパミンってのは誤差信号なんです。自分ができると思ってなかったことができるとドーパミンは出る
・走る方向を間違わないでほしい。今、世界のbest and brightestの人が何を考えてるか、という情報をちゃんと把握して走ってほしい
・一方では世界の最先端の情報を得て全力疾走してほしいけれど、一方で日本文化とか日本の歴史の中でどんなすばらしいことがあるかってことも知ってほしい
・今まで自分の人生の中でまったくやったことがなかったことに挑戦する限り、君たちの人生には「次」っていうのが来る
・最近20年の日本になかったのは、次の一手を真剣に考えてそれを必死にやるってスピリットだったと思う
・「今の自分では絶対無理だ」「絶対にできるはずがない」と思えるようなことほど、チャレンジする価値がある
長編映像はこちらから
茂木健一郎氏 今ここにない未来をつくる仕事をしよう(G1カレッジ2014)