ポジティブドリームパーソンズの挑戦
~ウェディング事業から感動創出企業への進化
1997年にレストランウェディングのプロデュース事業で設立されたポジティブドリームパーソンズ(以下PDP)は、15年後の現在ではホテル、レストラン、ウェディング施設、宴席場の運営やイベント企画、フラワー、そしてコンサルティングを提供する"感動創出企業"として、社員数450名超、100億円強の売上を誇る。創業時から現在に至るまでのPDPの戦略の変化、将来目指す方向性を創業社長である杉元崇将氏が語る。杉元氏は、グロービス経営大学院の卒業生(MBA)であるとともに、社会の価値向上に貢献しているビジネスリーダーに学校から贈られる"2012年アルムナイアワード"も受賞している。(肩書は2013年2月1日登壇当時のもの)
スピーカー:
杉元崇将氏
株式会社ポジティブドリームパーソンズ 代表取締役社長
山口 英彦
グロービス マネジング・ディレクター ファカルティ本部長
・ウェディングは装置産業、トップでなければ上場しても旨みがない(3:30)
・付随サービスの内製化よりも、生涯顧客化にフォーカス(9:00)
・会社の方向転換は全員にわかりやすく伝えた、去る人もいた(14:30)
杉元崇将氏 | Takamasa Sugimoto
株式会社ポジティブドリームパーソンズ
代表取締役社長
1967年生まれ、福岡県出身。
1989年に株式会社イトーキに入社。オフィススペース全体の空間設計や、CI(コーポレートアイデンティティ)に伴うオフィス移転プロジェクトなどに多数参画。1995年に大手ウエディングベンチャー企業に入社後、1997年にウェディングプロデュースを中心とした同社を設立。現在に至る。
現在では「ブライダル業」から「感動プロデュース企業」への転換を目指し、現在450人の社員を牽引している。
山口 英彦 | Hidehiko Yamaguchi
グロービス マネジング・ディレクター ファカルティ本部長
東京大学経済学部卒業、ロンドン・ビジネススクール経営学修士(MBA、Dean's List表彰)。東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)、ボストンコンサルティンググループを経て独立し、多数のベンチャー企業のインキュベーションを手がける。その後グロービスに加わり、現在は同マネジング・ディレクター(ファカルティ本部担当)を務める。またグロービス経営大学院や 50社以上の企業幹部研修で教鞭を執りながら、経営戦略分野(新規事業開発、サービス経営、BtoB戦略など)の実務研究に従事。主著に『法人営業 利益の法則』(ダイヤモンド社)、『日本の営業2011』(共著、ダイヤモンド社)、『MITスローン・スクール 戦略論』(共訳、東洋経済新報社)。その他、企業変革や営業力強化などをテーマにした寄稿・講演実績多数。