グロービス特別セミナー
メディアの未来、メディアビジネスの未来、ビジネススクールの未来 コンデナスト・デジタル 田端信太郎氏 (前編・動画)
インターネットの普及、デジタル時代の到来により、メディアの果たす役割が劇的に変化している。そもそも、メディアは何のために存在してきたのか。雑誌に可能でGoogleにできないことは何なのか。今後のメディアビジネスはテクノロジーによってどのような影響を受けるのか。フリーマガジンR25やBLOGOSなど、世の中の変化に即した人気メディア誕生の立役者であるコンデナスト・デジタル、カントリーマネージャーの田端信太郎氏が語った。前編ではメディアの歴史と存在意義をひもとく(文中敬称略。肩書は登壇当時のもの。視聴時間:31分44秒)。
スピーカー
田端信太郎 コンデナスト・デジタル カントリーマネージャー
2012年5月29日 於:グロービス経営大学院東京校
・メディアとファイナンスはよく似ている(3:15)
・お金がビジネスのボトルネックではなくなっている!?(7:00)
・これからは人材(タレント)と消費者からのアテンションが勝負(7:40)
・情報の送り手と受け手を仲立ちし、コミュニケーションを成立させるのがメディア(10:00)
・世界最大の社内報、アメリカ軍の機関誌の存在意義は?(12:00)
・メディアと対象はいつも1セット(15:00)
・雑誌にできて、Googleにできないこと(16:30)
・メディアがいる=そこに観察者がいる、世界がある(17:45)
・潜在的な需要を顕在化させるメディアの役割(21:00)
・テクノロジーの進歩は、コンテンツ構成、町のかたちも変える(25:00)
プロフィール
田端信太郎
コンデナスト・デジタル カントリーマネージャー
1999年、NTTデータに入社し、BS/CSデジタル関連の放送・通信融合系の案件をこなす。その後、リクルートに移り、本社スタッフを経て、フリーマガジンR25の源流となるプロジェクトを立ち上げ、R25創刊後は、広告営業の責任者を勤める。
2005年4月にライブドアに入社。 執行役員 メディア事業部長として経営の再生をリード。ライブドアニュースを担当しながら、加えて、BLOGOSやMarket Hack、Techwaveなどを立ち上げる。
2010年の春からコンデナスト・デジタル社へ。カントリーマネージャーとして、VOGUEやGQ、WIREDなどのウェブ、デジタルマガジンなどの事業を統括。
2012年6月より、ライブドアを買収し、経営統合した検索エンジン、ネットメディア&オンラインゲーム企業のNHN Japan株式会社にて、執行役員 広告事業グループ長に就任。