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慶応義塾大学総合政策学部 神保謙氏 「世界のパワーバランスの変化と日本の外交・防衛政策」【前編】

投稿日:2011/10/18更新日:2021/10/09

冷戦の終焉と9.11、新興国の経済成長の時代を迎えて、世界のパワーバランスはこれまでの常識が通用しないほどの変化の局面を迎えている。新たに台頭してきたプレーヤーの中で存在感を示すために、日本の外交・防衛戦略は今後20年、30年いかにあるべきか。前編では、9.11後のイスラム世界を含めた新しいパワーバランスの始まり、中国の台頭、今後の日本の安全保障政策を考える上で欠かせない枠組みを紹介する(視聴時間:41分56秒。肩書は2011年5月9日登壇当時のもの)。※後編はこちら

・安全保障を理解するには、国家、人々、コミュニティの脅威の座標軸を知ること
・9.11後の世界では、マージナルな脅威の列度がぐっと上がった
・日本はこの20年間、対中国外交政策を間違ってきた
・2030年に中国はアメリカの国防費に追い付く可能性がある
・日本と中国の国防費の差は、最大1対10になるかもしれない
・安全保障政策は、中国が優位、日本が劣位に置かれた中で考えるべき
・中国の意向を無視して新しい秩序をつくることはできない
・パワーバランスを理解し、どのように行動に反映させるかが大事
・北朝鮮の問題もグローバルな視点でとらえるべき

講演者

  • 神保 謙

    慶應義塾大学 教授 キヤノングローバル戦略研究所 主任研究員

    慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程修了(政策・メディア博士)。専門は国際政治学、安全保障論、アジア太平洋の安全保障、日本の外交・防衛政策。
    タマサート大学(タイ)で客員教授、國立政治大学(台湾)で客員准教授、南洋工科大学ラジャラトナム国際研究院(シンガポール)客員研究員を歴任。政府関係の役職として、防衛省参与(2020)、国家安全保障局顧問(2018-2020)、外務省政策評価アドバイザリーグループ委員などを歴任。
    主な著書に『検証安倍政権:保守とリアリズムの政治』(共著、中央公論新社、2022)、『現代日本の地政学』(共著、中央公論新社、2017)、『民主党政権:失敗の研究』(共著、中央公論新社、2013)、『アジア太平洋の安全保障アーキテクチャ:地域安全保障の三層構造』(編著、日本評論社、2011年)、『学としての国際政治』(共著、有斐閣、2009年)、The New US Strategy towards Asia: Adapting to the American Pivot (共著、London: Routledge, 2015)、China's Power and Asian Security (共著、London: Routledge, 2014)など多数。

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