グローバル化、そしてデジタル化の大きな波によって産業構造と市場が大きく変わる中、日本のものづくり産業はいかにして世界市場で存在感を保つことができるのか。このまま何もしなければ、日本のものづくりは衰退しかねない、と吉川氏は警鐘を鳴らす。日本企業が“茹でガエル”となって沈没しないためにこれから何をすべきなのか。前編では、世界のものづくりの現場で現在起こっていることを紹介する。(視聴時間:39分52秒)。 ※後編はこちら
・今、技術は競争力の源泉になりえない
・日本の経済的な地位は低下している
・新興国では、一番買いたくない製品が「メイド・イン・ジャパン」という事実
・デジタル時代は、日本の「品質」の考え方が通用しない
・産業拠点だった国が消費国、そして生産国になっている
・産業構造の変化は、市場のグローバル化とデジタル化から
・減価償却年数が長すぎて、日本は設備投資が遅くなる
・これからの市場では、日本人に欠けている“思い切った投資”で勝負が決まる
・日本は各分野でプレイヤーが多すぎる
・リコールは悪ではなく、ユーザーと共に製品をつくる過程
・グローバル社会では、「1位」でないと意味がない
・主要製品の世界シェアで日本企業は5位以内に入っていない