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日本の科学技術力の現状と今後

投稿日:2024/06/10

G1サミット2024 第7部分科会T
「日本の科学技術の勝ち筋〜日本がテクノロジーで世界をリードするための戦略を考える〜」鈴木寛×染谷隆夫×宮田裕章×高橋祥子
(2024年2月24日開催/沖縄万国津梁館)

米国がGenerative AI等の新たなテクノロジーの革新を牽引し続けている一方、我が国の研究力とイノベーション力の相対的な低下傾向には歯止めがかかっていない。2023年6月に決定された政府の「統合イノベーション戦略2023」では、生成AIを契機とした対応強化、量子、フュージョンエネルギーの戦略強化やムーンショット型研究開発制度等を通じ、我が国の未来を支える技術を育て社会実装につながる取組を加速させるとされているが、日本が実際にテクノロジーで世界をリードするには何が肝となるのか。限られたリソースの中で日本が取るべき戦略を考える。(肩書きは2024年2月24日登壇当時のもの)

00:00 オープニング

00:53 日本の科学技術力をどのように見ているのか(宮田氏、染谷氏、鈴木氏)

15:15 博士・修士の人材が、かつて日本企業に評価されていなかった点について(染谷氏、鈴木氏)

22:11 日本の科学技術力を上げるにはどうすれば良いのか(鈴木氏、宮田氏)

32:30 東大に新設された、5年制新課程について、日本の科学技術力を上げるための提案(染谷氏)

42:09 質疑応答①

-技術安全保障や技術流出を考えた時に、知をどのくらい管理されるべきなのか。
-テーマに興味を持つ人が多いが、研究への課題意識は。
-中学校は世界一なのに、大学では上位にいない。どうしたら日本の大学のレベルが上がるのか。

53:59 質疑応答②

-大学から見ていて、世界の市場で勝ち筋になりそうなテーマ・分野は?
-どのようにしたら文系理系が今後縦割りではなく、融合していけるのか。

  • 鈴木 寛

    東京大学 教授

    1964年生まれ。東京大学法学部卒業後、1986年通商産業省に入省。慶應義塾大学助教授を経て、2001年参議院議員初当選(東京都)。12年間の国会議員在任中、文部科学副大臣を2期務めるなど、教育、医療、スポーツ・文化・情報を中心に活動。2012年一般社団法人社会創発塾設立。 2014年2月より、東京大学公共政策大学院教授、慶應義塾大学政策メディア研究科兼総合政策学部教授に同時就任、日本初の私立・国立大学のクロスアポイントメント。10月より文部科学省参与、2015年2月文部科学大臣補佐官就任、2018年10月まで四期務める。1995年インターカレッジゼミすずかんゼミ(ソーシャルプロデューサースクール)を立ち上げ、現在までに多くの教え子がITベンチャー、バイオベンチャー、ソーシャルベンチャーで活躍中。そのほかOECD教育スキル局教育2030プロジェクト役員、Teach for All Global board member, 日本サッカー協会参与、NPO法人日本教育再興連盟代表理事(ROJE)、与党Wellbeing政策特命委員会WG委員長、ウェルビーイング学会副会長なども務める。

  • 染谷 隆夫

    東京大学 執行役・副学長・教授

    東京大学執行役・副学長・教授、博士(工学)。専門は伸縮性のある有機エレクトロニクス。ヒトの皮膚にインスピレーションを得たシート状センサ電子人工皮膚を実現し、伸縮性エレクトロニクスと呼ばれる新領域の礎を築く。理化学研究所主任研究員・チームリーダーを兼務。これまでにプリンストン大学Global Scholar、ミュンヘン工科大学Hans Fischer Senior Fellow、東京大学工学部長・工学系研究科長などを併任。文部科学大臣表彰(科学技術賞 研究部門)、第89回 服部報公賞、第16回江崎玲於奈賞などを受賞。

  • 宮田 裕章

    慶應義塾大学医学部 教授

    慶應義塾大学医学部 医療政策・管理学教授。
    2003年に東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻 修士課程修了後、保健学博士(論文)。
    早稲田大学人間科学学術院助手、東京大学大学院医学系研究科 医療品質評価学講座助教を経て、09年より東京大学大学院 同講座准教授、14年より同教授(15年より非常勤)。
    15年より慶応義塾大学医学部 医療政策・管理学教室教授。
    20年より大阪大学招へい教授も務める。
    データを活用した社会変革を、医療をはじめとする様々な分野で実践している。

モデレーター

  • 高橋 祥子

    株式会社ジーンクエスト 取締役ファウンダー

    2010年京都大学農学部卒業。
    2013年6月東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程在籍中に、遺伝子解析の研究を推進し、正しい活用を広めることを目指す株式会社ジーンクエスト(https://genequest.jp/)を起業。
    2015年3月、博士課程修了。
    2017年株式会社ユーグレナへ売却、2018年同社執行役員就任。
    経済産業省「第二回日本ベンチャー大賞」経済産業大臣賞(女性起業家賞)、「日本バイオベンチャー大賞」日本ベンチャー学会賞、科学技術・学術政策研究所「科学技術への顕著な貢献2015(ナイスステップな研究者)」、世界経済フォーラム「Young Global Leaders 2018」、Newsweek「世界が尊敬する日本人100」に選出など。
    著書に『生命科学的思考』。

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