G1ベンチャー2023
第7部全体会T「G1メディアアワード授賞式」
(2023年6月11日/グロービス経営大学院 東京校)
「批判よりも提案を」のG1精神を体現し、日本社会の発展に貢献するメディアや人物を称えるため2014年に創設されたG1メディアアワード。急激な社会の変化とテクノロジーの進化によってメディア自体が大きく変革する中、新しい媒体を構築し、日本と世界を繋げ、斬新なコンテンツで人々の感動や共感を生み出しているリーダーたちに贈る。(肩書きは2023年6月11日登壇当時のもの)
<創造と変革部門 受賞者>
細野修平氏(少年ジャンプ+編集長)
<海外発信部門 受賞者>
近藤 麻理恵氏(片づけコンサルタント)
<特別賞 受賞者>
本田 圭佑氏(NowDo株式会社/サッカー選手、投資家、実業家)
00:18 創造と変革部門プレゼンター・瀬尾傑氏のスピーチ
-ジャンプ+に授与することになった。我々はジャンプ世代。ドラゴンボール、ワンピース、鬼滅の刃などのヒット作があるが、最近ではジャンプ+から話題作がどんどん出ている。SPY×FAMILY、怪獣8号、チェンソーマンなど。漫画の世界は激しい変革が起きている。その中で最先端で取り組んでいるのがジャンプ+。
02:52 細野修平氏のスピーチ
-ジャンプ+は 2014年にスタートし、当初からの目標が新しい 漫画を創造して作り出して大ヒットを目指すことだったので、そこに合致する賞をいただけて嬉しい。
-漫画の世界でも、画像生成AIといったものがですねどう使われるんだという話も出ているが、その前段で著作権的にはクリアかもしれないが、倫理的にNGかもしれないAIという問題がある。ぜひ皆さんのお力で、倫理的に正しいAIを作っていただくとか、そういった世論を盛り上げていただくことをやってもらえると大変嬉しい。
-我々の目標である、時代を変えるような世界に通じるようなヒット作を作るという意味ではまだまだ道半ばだなと思っている。
05:30 海外発信部門プレゼンター・小澤隆生氏のスピーチ
-受賞者は近藤麻理恵さん、こんまりさん。日本から海外に素晴らしい活躍をされている。経済界での活躍を頑張っているところだが、なかなか簡単ではない。スポーツは大谷翔平が頑張っているが、文化というとより難しい。まさかの「お片付け」という領域で海外に発信し、成功されている。プロデューサーとしての河原氏の存在も大きいが、緻密に計算された、たまたまではない成功。ここは再現性があるのではないかと思う。
07:27 近藤麻理恵氏のスピーチ
-私がお伝えしている「こんまりメソッド」は世界中でとても多くの方に理解をいただいて、認識いただいている。世界中で 片付けのメソッドが共感いただいているのかというと、私がお伝えしている片付けというのは単に家をきれいにするというだけではなく、片付けを通じて自分にとって本当に大切なものは何なのかという自分の人生の価値観を明らかにするプロセスだから。その過程で自分の決断力・判断力が磨かれていく。
-皆さんのオフィス・ワークスペースは片付いているか?片付けをすることで、仕事の中でやるべきことが明確になっていく。
-私たちの夢は、片付けを通じて一人でも多くの方がときめく人生を歩んでいただくこと、そして世界を片付けること。これからもこの活動を通じて、世界を良くしていきたい。
10:23 特別賞プレゼンター・髙島宏平氏のスピーチ
-本田圭佑氏がまだ大物になる前を知っている人に、どういう人だったかをインタビューした。ひとつはビッグマウス。20歳でまだレギュラー掴めるかどうかの時期に「私はこれからワールドカップに出て活躍して、海外に行って、CMに出るので今のうちに契約してください」と言っていた。もうひとつは努力の天才。オランダに移籍した時には契約が決まっていたわけではなく、トライアウトを受けに行って、何とか受かった。喋れない英語でコミュニケーションすることで、2年目にはキャプテンに就任した。
-何か皆さんに一言ください、と言ったら「努力に限界なし」という言葉をベンチャーの皆さんにいただいた。
12:46 本田圭佑氏のスピーチ(ビデオメッセージ)
- ワールドカップの時の解説が異様に受けたみたいで、全然狙ってなかったんですけど、結果的に受賞いただいて嬉しく思っている。
-今後もプレイヤーとして続けていきたい。そして監督としてワールドカップ優勝を目指していきたいと考えている。また皆さんにいいニュースを届けられるように、頑張っていきたいなと思っている。