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5月病を抜け出そう 仕事とメンタルヘルスを考える記事・動画・書籍まとめ

投稿日:2023/05/17

ゴールデンウィークが終わって1週間。ようやく休みボケが抜けてスッキリしてきた……という方ばかりではないかもしれません。今年は特に「コロナ禍を経て、4年ぶりに」といったイベントが休み期間にあった方も多く、環境変化を強く感じ日常に戻るのが難しい方も一層多いのではないでしょうか。

この頃に注意したいのが「5月病」と言われる心身の不調です。今回は、5月病を抜け出すための考え方やノウハウ、あるいはリーダーとしてメンバーのメンタルヘルスを守るためのヒントが得られる記事・動画・書籍をご紹介します。

自分でできる!疲れや悩みから抜け出すコツ

在宅勤務のパフォーマンスが上がる!医学的に最高の休み方〜杉岡充爾(医学博士・循環器専門医)

ゴールデンウィークの間、たくさん休んだはずなのになぜか疲れが取れない……その原因は間違った「休み方」かもしれません。現代人は「毎日座りっぱなしの生活」「何時間も集中しっぱなしのリモートワーク」「誰とも会わずに過ごす休日」などによって、家にいながらにして慢性的なストレスを受けているのです。

本動画では、10万件超のデータを見てきた医学博士の杉岡医師が、在宅勤務に有効な「ポモドーロテクニック」、快眠できる「寝る90分前入浴」、回復機能を高める「16時間断食」、腸ストレスを取る「リカバリー物質」など、おうちストレスをためずに家時間を「本当の休息時間」にするためのコツを紹介します。リンクはこちら

日本一悩みを聞いた精神科医が語る「悩みを減らす」方法――『言語化の魔力』樺沢紫苑氏インタビュー(前編)

精神科医として「情報発信でメンタル疾患を予防する!」を掲げ、チャンネル登録者約40万人のYouTubeの運営や、40冊超の書籍執筆(累計発行部数218万部)など、精力的な活動を続けている樺沢紫苑氏。

本インタビューではそんな樺沢氏に、ビジネスパーソンにも知ってほしい、悩みを減らす方法の一つとしての「言語化」について聞きました。インタビュアーは、グロービス経営大学院で組織開発やリーダーシップといったヒト系講座で教鞭をとる教員の江上広行がつとめます。動画版はこちら

『自衛隊メンタル教官が教える 心の疲れをとる技術』

自衛隊メンタル教官が教える 心の疲れをとる技術
著:下園壮太 発売日:2013/2/13 価格:836円 発行元:朝日新聞出版社

環境変化の激しいVUCAの時代。生き残るため目の前の課題に必死になっていると、ふと「このままのペースでずっとやっていけるのだろうか」という不安を抱える人も多いのではないでしょうか。

その原因となるのはついムリを重ねてしまう、ムダにイライラしてしまう、気持ちにムラが出てしまう……といったもの。これらの解決方法に共通する「上手な心のエネルギーの使い方」を、自衛隊で医師、看護師などの衛生科隊員に対するコンバットストレス(戦闘や軍事作戦に参加した軍人に見られる強いストレス症状)、メンタルヘルス、カウンセリングなどの教育にあたる著者が説く書籍です。グロービス社員による書評はこちら。
『自衛隊メンタル教官が教える 心の疲れをとる技術』――長期戦を戦うビジネスリーダーの必須スキル

「働く」と「メンタル」を考える

私たちはどうすれば「幸せ」になれるのか?働くこととウェルビーイングについて考える〜家入一真×石川善樹×矢野和男×塩田元規

起業家を中心に、ベンチャー経営に関わる学者・政治家・官僚・メディア等の第一線で活躍するリーダーたちが集うG1ベンチャー。

「幸せを阻害する最大の要因は?」や「幸せに最も近づく方法とは」「職場での幸せに最も影響するものは何か?」などを語った2019年の<幸せと経営>のセッションの模様をお届けします。

私たちはどうすれば「幸せ」になれるのか?働くこととウェルビーイングについて考える
動画版はこちら

『オプティミストはなぜ成功するか』

オプティミストはなぜ成功するか
著:マーティン・セリグマン 訳:山村 宜子 発売日:2013/1/19 価格:1,430円 発行元:パンローリング

筆者であるマーティン・セリグマン博士は「学校の成績でも、営業の数字でも、プロスポーツの戦績でも、選挙の得票率でも、健康面でも、寿命でも、悲観主義者(ペシミスト)よりも、楽観主義者(オプティミスト)のほうがよい数字をとりやすい」ということを数々の実験によって実証してきた人物です。

本書はそんな現代心理学に革命をもたらした画期的思考法、オプティミズムを科学的に説き明かした一冊です。博士によれば、現在ペシミストであっても、後天的な学習でオプティミスト的な考え方を身につけることができるといいます。現実をしっかりと把握し、安全管理や設計、契約交渉などに役立つペシミストならではの視点をもちながら、オプティミストの観点を取り入れるための方法も学ぶことができます。グロービス経営大学院の教員による書評はこちら。
柔軟な楽観主義者となり幸せに生き抜くには ―『オプティミストはなぜ成功するか』

メンバーのメンタルヘルスを守るために

リーダーが必ず身につけたいメンタルヘルスの基礎知識

平成27年に厚生労働省によって施行されたストレスチェック制度。個人のメンタルヘルス不調のリスクを低減させるとともに、検査結果を集団的に分析し、環境改善につなげることによって、労働者のメンタルヘルス不調を未然に防止しようとするものです。

本動画では、メンタルヘルスマネジメントの3つの目的や、安全配慮義務としてリーダーは何をしていけばよいのか、備えるべき資質などについて、日本のメンタルヘルス黎明期よりこの課題に向き合ってきた佐藤隆(グロービス経営大学院 教員)が解説したセミナーの様子をお伝えします。記事はこちら

部下が五月病にならないために意識すべきことは?

「五月病」を抜け出すための方法を、グロービス経営大学院で「リーダーシップとメンタルヘルス」の講座に登壇するほか、ハラスメント相談室相談員、総合心理教育研究所の客員学術研究員として多くのビジネスパーソンのメンタルヘルスに関わる活動に従事している松岡綾子が解説する連載。

この回では、部下の様子を注意深く観察し、適切なケアを行うためのポイント、プレッシャーを減らすためのマイルストーン設定の方法などについて取り上げます。

部下が五月病にならないために意識すべきことは?【五月病対策】

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