「茨城のフェス文化の灯を消すな!」を合言葉として、昨年初開催された夏フェス「LuckyFes」。今年は「茨城のフェス文化の灯をつなげ!」を合言葉に、7月15日(土)・16日(日)・17日(月・祝)の開催に向けて着々と準備が進められています。
前編では、昨年のLuckyFesの裏側を探りました。今回はそんなLuckyFesがどのように受け止められたのかを地元の方々に聞き、更に今年のLuckyFesへの展望について、総合プロデューサー 兼 グロービス経営大学院 学長の堀義人に聞きます。
※聞き手:グロービス広報
※本稿は、PR TIMES STORYに掲載された記事を再編集したものです。
茨城の地方創生を牽引するLuckyFesに集まった期待の声
初回のLuckyFesは、地元の皆様からどのように受け止められたのでしょうか。茨城県地元アーティスト、観光協会、旅行業、ライブハウスの方から、LuckyFesに対する期待のコメントをいただきました。
新たな可能性やヒカリがひたちなかに生まれた
声優・俳優・アーティスト・いばらき大使 安達勇人(あだちゆうと)氏
昨年初開催となりますLuckyFesに出演させていただき、心から嬉しかったです。普段アーティスト活動はもちろんですが、さまざまなまちおこしに携わる人間として、0→1の大変さは十二分に理解しております。そんな中、かなりの速さで堀さんを筆頭にこのLuckyFesが立ち上がり沢山の方々が熱狂しただけではなく、新たな可能性やヒカリをこのひたちなかに生んでくれました。そしてコロナ禍において多くの方々が上を向いて、改めて音楽やフェスの魅了を再確認するきっかけを起こしてくれたのではないでしょうか。
LuckyFesが立ち上がる前、ときわ邸M-GARDENで堀さんと二人で話したあの時のことを今でも強く覚えています。いつもお父ちゃんのように僕の話を真剣に優しく聞いてくれる堀さんに心から感謝しています。これからも沢山お世話になります。笑
このLuckyFesが続くにつれて多くの方々の心を結びつけ、地方創生という観念でも常識を覆す記憶を起こしてくれることを信じて、僕も出演者として会場をこれからも盛り上げていけたら嬉しいです。
まちおこしは人起こし。これからもLuckyFesの軌跡を見ていけたら嬉しいです。
これからも茨城県を!LuckyFesをよろしくお願いいたします!
地域社会に貢献できる「新たな地域づくり」のきっかけに
ひたちなか市観光協会会長 海野泰司(うみのやすし)氏
昨年フードエリア『LuckyDining』では、“食のクロスオーバー”をテーマに、「茨城の食材と名店」にフォーカスを当て、茨城の食の魅力を伝える機会をいただきました。そしてたくさんの方々にお越しいただきました。私たちはその方々に、音楽はもちろんのこと、茨城、ひたちなかの魅力を、食を通じて体感していただくことに、精一杯つとめさせていただきました。
そこで感じたことは、このような地域共生を軸としたイベントの積み重ねにより、たくさんの「交流人口」が生まれ、今後地域と多様な関わりかたをもつ「関係人口」へと育ち、地域社会に貢献できる「新たな地域づくり」が創出されるのでは、という大きな期待感です。
継続されるLuckyFesの開催が、ひたちなか市への親近感、文化や観光に興味を持ち、何度も足を運んでくれる人々との関係構築、そのような貢献をしてくれるものと信じております。
同時に、多くの観光旅行者に訪れていただくことが、私たちの既存の観光資源の活性化にも繋がり、真摯に評価いただくことで、成長できるのだと考えております。
今後とも、ひたちなか市観光協会として、訪れるたくさんの「フレンズ」に、地域の魅力を体感していただけるよう最大限の支援をさせていただき、茨城のフェス文化を共に盛り上げていきたく考えております。
県民の誇りやアイデンティティの高まりにつながった
アーストラベル水戸(株) 代表取締役 尾崎精彦(おざききよひこ)氏
グロービス経営大学院 茨城水戸特設キャンパス 単科受講生(1期生)
LuckyFesは地方創生に貢献する成功事例の一つです。特に、コロナ禍により傷ついた地域経済に対しては大きな貢献をしました。飲食店や宿泊施設、販売業にとって大きなビジネスチャンスとなったため、地元の人々にとっても大変好評でした。また、県民の誇りやアイデンティティの高まりにつながり、茨城県の知名度も向上しました。LuckyFesはロックインジャパンとは違った音楽のジャンルや出演アーティストを迎えることで、幅広い層の人々が楽しめるイベントとして楽しめると思います。
今後も地元の人々が一丸となって、LuckyFesの魅力を高め、県外からのフレンズに茨城県の「食」「旅」「伝統文化」を伝える機会につながるよう期待しております。
振り幅の広い異色のブッキングに注目
水戸ライトハウス プロデューサー 稲葉茂(いなばしげる)氏
全国に数ある音楽フェスの中でも振り幅の広い異色のブッキングが面白かったという意見を聞きました。何より茨城の夏に大型フェスを途絶えることなく新たにスタートさせたことが一番の功績だと思います。
茨城の新たな夏の風物詩LuckyFesが、その名の通り茨城に幸福をもたらしてくれる存在になりますよう、「音楽と食とアート」そして世代を超えた「人」を繋ぐ大きな夏祭りの一つとして、更に茨城に根付く日本一の音楽フェスになってゆくことを願います。
また今後、夢を抱き活動している地元の若手バンド達にもラッキーフェスのステージに立てるチャンスを共に作ることが出来れば地元のライブハウスとして嬉しく思います。
初年度4億円の損失!情熱と執念を持って未来につなぐ
――立ち上げから開催まで半年という短い準備期間にもかかわらず、2万人以上を動員し大成功をおさめたLuckyFesですが、初年度は4億円の赤字になりました。
堀:赤字額のあまりの大きさに愕然となりました。最終的に茨城放送には迷惑をかけられないので、僕個人で損失を補填しました。
お金よりフェス開催に準備が間に合わないことの方がこわかったので、初年度は“フェス開催を実現すること”を最優先で進めてきました。「ふるさと茨城を盛り上げたい!」という使命感から開催を決断したので、頑張って歯をくいしばりながら……情熱と執念を持ってこれからも未来につないでいきたいです!
魅力度最下層の県から世界一のフェスを!
――LuckyFesは2023年、3日間に3ステージで6万人のフレンズ参加を目指し、目標として掲げている「3年以内に日本3大フェスになる」の実現に向け進んでいます。
堀:ゆくゆくは世界からアーティストや観客が来るようなフェスを育てあげるつもりです!
昨年LuckyFesにご参加いただいたフレンズの皆さまには、一緒にLuckyFesをつくっていく仲間として、ぜひ多くの方々に感動を伝えるご協力をいただけると幸いです。
LuckyFesは世代・ジャンルを超えた<音楽のクロスオーバー>をコンセプトに掲げており、LuckyFMの番組に連動させたPOPSやROCK、HIPHOP、JAZZ、アニソン、アイドル、そして世代を超えて人気があるアーティストなど多種多様なジャンルの音楽をお届けします。
今年も大黒摩季、ORANGE RANGE、きゃりーぱみゅぱみゅ、クリープハイプ、ゲスの極み乙女、私立恵比寿中学、水曜日のカンパネラら魅力的なアーティストが多数出演予定!パワーアップしたLuckyFes'23を開催するべく頑張りますので、応援してください。この夏、LuckyFesで会いましょう(^^)/
≪チケット概要≫
(1日券)
大人:12,000円(税込)、中高生:6,000円(税込)
(2日通し券)※15・16日、16日・17日
大人:23,000円(税込)、中高生:11,000円(税込)
(3日通し券)
大人:33,000円(税込)、中高生:16,000円(税込)
プレイガイド:茨城放送チケット販売システム「いばチケ」・ローソンチケット
◇チケット販売ページ
https://luckyfes.com/ticket/
LuckyFes2023 ( https://luckyfes.com/ )
茨城放送は「音楽と食とアートの祭典」をテーマに、7月15日(土)・16日(日)・17日(月・祝)の日程でLuckyFes2023を開催します。
LuckyFes5つのコンセプト
- グリーン:地球環境に徹底的に配慮して
- クロスオーバー:多様なジャンルの音楽を提供し
- テーマパーク:地元茨城の食や国内外のアートも楽しめる
- ファミリー:子連れ、家族でも安心して楽しめる
- 安心安全:コロナ対策や熱中症対策を万全にする
会場:国営ひたち海浜公園(茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4)
日程:2023年7月15日(土)・16日(日)・17日(月・祝)
時間:9:00開場 11:00開演(予定)
◇出演アーティスト情報
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